父を連れての台湾旅行~⑤パピオカコンビ
蓮池譚観光を終え、タクシーでホテルへ~。
ここ高雄でも、父が建築にかかわった
国賓ホテルに泊まることに。
部屋からは、高雄のシンボル?
愛河が見下ろせるロケーション。
って、愛河どこにも写ってないやん?
ホテルに着くと、蓮池譚でたくさん歩いた父は
ちょっと疲れたみたい。
でも、旅先で休憩している時間が
もったいないと考える貧乏性の私たちは・・・
じゃ、おじいちゃんには
部屋で休んでいてもらって、散歩にでも出る?
すると、次女が言った。
こう話したら、次女は・・・
あなたも疲れた?
じゃ、おじいちゃんと部屋にいなさい。
そして、私たち3人は、散歩に出かけたわ~。
ここでまたガイドの登場よ。
以前は、汚水で悪臭を放っていたという愛河ですが
その後、水質改善がなされ、
今では、川沿いにおしゃれなカフェもでき、
愛を語らいあう恋人たちのデートスポットにもなっております!!
歩いていると・・・
にっかつ映画の手描き看板風 牡蠣屋さん発見!!
わぁ~見てください。
あんなビルの高いところに
椰子の木がたくさんありますね~
あら? 私たちを高雄のわんちゃんも歓迎してくれていますね~
(そうなのか? こっちを見ているだけじゃなく?)
1時間ほど、散歩して部屋に戻ってくると・・・
えっ?
父が一緒だから大丈夫だと思うけど・・・
一体、あの2人は、どこへ?
すると、しばらくして2人が戻ってきた。
えっ?
なんで台湾にきてまで、じゃがりこだ?
じゃがりこは、残念ながらなかったけど、
途中、竜ちゃんが生ジュース屋さんを見つけてね~
指さして言ったんだよ~
え・・・・・・っと、竜ちゃん、なんだっけ?
あの黒いつぶつぶの・・・あれ・・・・
えっ?
父はしきりに感心していた。
その横で天下を取ったように、ドヤ顔の次女。
「タピオカだよ!」
と訂正してあげようかと思ったんだけど、
あまりにも2人の会話がうまい感じに
成り立っていて・・・
私たちは口を挟む間もなく・・・。
でも、やっぱり あの時
正しい言い方を教えてあげればよかったか?
だって、旅の間ずっと・・・
ジュース屋さんを見つけるたび・・・
パピオカ、パピオカ、パピオカ・・・・って。
私たちは、そんな2人をこう名付けたわ。
『パピオカコンビ』
その年齢差70歳・・・
でも、とても気が合う2人・・・。
帰国後、父が次女に書いた手紙。
まだパピオカだと思い込んでいる。
追記:
父は本当に筆まめで、よく手紙をよこす。
電話だっていいし、家だって近いのに、
気づかれないように、ポストに手紙を残していく。
私が家にいる時でもそうだから、
「声をかけてよ!」と言っても、
手紙だけを残していく。
恐らくひっそり去って行くというのがカッコイイと、
それが父の美学なのか?
そんな父が書いた手紙は、うちにはたくさんあって、
今回、上の手紙を探している時に、
読み返していたら、結構笑えた。
ちなみに、これ、長女が中学に入学する前にくれた手紙。
I am a boy.
わざわざ口に出さなくても、
見たらそのくらいわかるやろ!と突っ込みたくなるこれ、
でも、必ず習ったよね~
ルンルンルン(←ルン1つ多くない?)
溜まった手紙を読み返しながら、
『あぁ、いつの日か父が死んだら…』と
涙している私・・・。
夫に、「またお父さんのこと、殺して!」と
怒られちゃうわ!
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是非、読んでください~
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タピオカなのかパピオカなのか・・・?この頃じゃ、わからなくなってきてしまいました。最初は、ふざけて『パピオカ』と言っていた私たちも、今じゃ言う前に、心の中で一度確認してから口にするようになってしまった!!!パピオカ・・・タピオカ・・・あっ、パピオカだ!←違うって!
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