次女が通っている英語クラスは、

毎回、単語と会話のテストがある。


いたって簡単なものだけど、

これが、次女の場合、結構大変だったりするの。


どんなに教えても、翌日には

まっさらになっている。





ABCは読めても、

単語になるとまだ読めないのと、

外来語のボキャブラリーが

少ないのも原因か?


この間も『lady』と『face』を

教えるのに、一苦労だった。






と言っても、






facebookの存在すら知らないのだから

覚えるきっかけにもならないってわけだ。


すぐに他を探してみる・・・。






でも、これらも役には立たなかった。

そりゃそうだ。


そもそも我が家じゃ・・・






フェイスタオルなんて言葉は使わないもんね・・・。


こっちなら、得意なんだけど?






そうなりゃ、

フェイスは、無から覚えるしかない。


じゃ、次・・・






レディでしょ!女性は、レディー!

覚えた? 覚えられない?


そうだわ! 






そう促しても・・・わからない。






マイケル・ジャクソンは知ってても、

レディ・ガガは知らないようだ。


レディ・・・レディ・・・


そうだわ!

ほら! 嵐が歌ってるじゃない!

LOVE SO SWEETで!






わかった? これなら、覚えられるでしょ?


ところが、翌日・・・。






えっ? 

昨日やったのに、もう出てこないって?


ほら!

光ってもっと最高のなによ?






もーーーー!






万事、こんな調子である。


そして・・・

翌日に単語テストを控えたある晩のこと。


仕事から帰ってきた夫が

テーブルに置いてあったホワイトボートを見つけ言った。






すると、すかさず次女が言った。

それはもう、感情表現までパーフェクトに!






私は胸が熱くなったわ~。






夫はまだ理解できない様子で、

ホワイトボードを見ながら、次女に聞く。






得意になって、次女が話し始めたわ。


「ママがさっき絵を描いて、竜に教えてくれたの」






皆にジロジロ見られて・・・ママは叫ぶ!






ママがスケスケの服着て、外に出て叫ぶのよ!


「スケありーーー!」


で、そんなママの姿を見た人たちは、どう思う?





ホワイトボードを激しく叩きながら、私は言う。

竜ちゃん!

今度からscaryが出てきたら、これだから!!





次女の話を聞いた夫は、眉をひそめこう言ったわ。






横にいた長女も追い打ちをかけた。






そんな昔の話! なぜ今そんなことを? 

まるで私が下品な教え方しか できないみたいじゃないの!

(できないんじゃないわ。ただ得意なだけよ!)



が、その時よ!






ナイスフォロー!

その長女の言葉に救われたわ~


ありがとう! ぺーちゃん!

ママの得意とする教え方は

間違っていなかったっていうことよね?



そして、翌日、私は確信することになる。






ほら! 

やっぱり私の教え方は、正しかったのね!

(言いきっていいのか?)


 

ただ・・・

自分で教えておいて何だけど・・・








その指・・・どうにかならないかしら?



さぁ、瞬間連想記憶講座の始まりよ!


scary・・・恐ろしい、薄気味悪い


下のホワイトボードを10秒見て!





もう大丈夫!←何が?

消そうと思っても消せない←困るって?

頭の深いところに刻まれましたよ!



追記:その日、次女は一発でテストに合格したそうだ。でかした!!




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スポーツクラブネタがつづいてましたが、ここ1週間、通えてません。もう飽きたのか? いいえ、今、長女が学年末試験中で、別に何を手伝うわけでもないのだけど、1人で起きているのは寂しいというので(母さん、甘いね)付き合って起きているわけです。昼、スポーツクラブに行くと、もう眠くって・・・。でも、たまに役にたつこともあります。昨日は、保健のテストに出るAED、なかなか暗記できない長女に、「実際にやってみよう」と私が倒れてる人になって、やってみたり・・・。これは、ホントスルスルと頭に入っていった感じです。ただテスト前の貴重な時間、「彼氏とデートに向かう女の子なのね・・・」的シチュエーションから始めるから、時間の無駄!と長女に怒られました。