嵐のワクワク学校(2)
嵐のワクワク学校(1) からのつづきです。
2時間目は松本先生によるビリビリの授業。
えっ? ビリビリを教えてくれるというの?
何よ今さら、潤君ったら~。
それなら習うまでもないわよ。
だって、私、
えっ? 違うの?
「今から、ここ東京ドームの電気を全部消します。
照明もマイクも・・・いいですか?」
電気が落とされたわ。
真っ暗になるかと思ったけど、
想像したよりかなり明るい。
そうか、まだ5時を少し過ぎた時間、
天井から漏れる外の光が案外明るいのね?
それから、電気が再び点いて、
電気の歴史の説明があって・・・
人力発電機に乗った潤君が、
自転車を漕いで電気スタンドの電気を点けたわ。
「僕、1人でスタンドが点きました」
その後は、テレビを点けることを試してみる。
テレビを点けるのには、
相葉ちゃんとニノ=2嵐が必要だった。
すると、今度は大野君の顔型から
作ったというマネキンを指さし、
潤君は言ったわ。
この時、私なんか何も考えずにこう思ったのよ。
何嵐って?
ドライヤーなんて小さいもの簡単じゃない?
1人で漕ぎながら、余裕で髪の毛だって
乾かせちゃうんじゃない? なんて・・・
ところが、ドライヤ―は意外や手ごわかった。
とりあえず、嵐の『Happiness』が流れている間、
皆が自転車を漕ぎ、蓄電するというのよ。
*ニノがカバちゃんになっちゃった、ごめん!
『Happiness』の曲が終わるまで、
全力で自転車漕ぐって相当体力いるわよね?
曲が終わった時には、
皆、息を切らし、その場に倒れこんでいたわ。
そして、潤君がドライヤーを手にマネキンに向かい
ドライヤーは動き出した。
ところが、すぐに
その間、たったの9秒!
あんなに必死に、それも5人で自転車漕いで、
たったの9秒なんて!!びっくりよ!
潤君はこう締めくくっていたわ。
これからは電車に乗る時、そのことを思い出してみてください。
きっと考え方とか変わってくるんじゃないかな」
そして、次は3時間目。
相葉先生による『パクパク』の授業。
キッチンセットの前で相葉ちゃんが言った。
そうして・・・
まず玉ねぎを炒めて・・・
ポイント1:肉は炒めるのではなくて、焼きつける。
ポイント2:はちみつを入れる。コクと照りが増す。
できたしょうが焼を食べたメンバーは口々に、
と言ったんだけど、
それだけじゃ、どーも相葉ちゃんは気が済まない様子。
「皆、感動が薄いんだよ!」
と言ったところで、VTRが流れ始めた。
相葉ちゃんは帯広の平林さんの農場に
豚の世話をするお手伝いに行ったそう。
豚小屋を掃除したり・・・
そして、生まれたての子豚がいる小屋へ。
わ~、可愛い仔豚がたくさんいるわ。
知ってた?
豚って1回に12匹くらい赤ちゃんを産むんだって。
平林さんの「抱いてみる?」のお誘いに
1匹の仔豚を抱っこする相葉ちゃん。
ところが、相葉ちゃんの後ろで母豚は
心穏やかでない様子。
さっきまで殺気立っていた母豚が落ち着きを取り戻したわ。
「人間とおんなじですね・・・母の愛ですね~」
しみじみとそう言った相葉ちゃんだったけど、私なんかこんなことを思っちゃった。
そうかしら?って。
だって、私が母豚だったら・・・
心穏やかじゃないワケはこうよ!
ほら、うちの仔だって、相葉ちゃんに抱っこされて
手足バタバタさせて喜んでいるじゃないの!
そして、自分の元に戻ってきた我が家をクンクンして・・・
傍から見たらそれは母性に映るかもしれないわ。
でもね・・・こーゆーことだったのよ。
相葉ちゃん、
母の愛じゃなくて、嵐への愛よ!
えっ? そんな豚は私だけ?
その後ね、平林さんがスプレー缶を手に
相葉ちゃんにこう言ったの。
理解できずにいる相葉ちゃんに平林さんは言ったわ。
しばらくスプレー缶を手に、ただただ豚を眺めていた。
でも、ついに意を決して、
躊躇いながらも、1匹の豚の体に
スプレーで赤い印をつけた相葉ちゃん。
でも、まだ躊躇している。
横にいる平林さんから激が飛ぶ。
「ほら、その太ったの!」「ほら、あれ!」
豚たちもこの印をつけれたら、
もう2度とここには戻って来られないってわかっているそうで、
スプレーをかけられないように逃げ回っていた。
そんなシーンを見てたら、豚に自分の姿が重なって・・・。
いやだ、涙が止まらないじゃないの!
乗せられていく・・・。
トラックを見送る相葉ちゃん・・・。
相葉ちゃんは平林さんにこう聞いたわ。
「いつもどんな気持ちがしますか?」
すると、平林さんはこう答えたわ。
「喜びです。(←不確かだけど、確かこういうニュアンスの言葉)
私は、皆さんに美味しい豚肉を食べてもらい。
それが私の仕事です。
そのために、私はあの豚たちが
ここにいる間は幸せに過ごせるようにしてやりたいんです。
だから、一所懸命世話をするんです」
VTRが終わって、相葉ちゃんが言ったの。
「世界の人口が増え、
このままでは食料不足になってしまいます。
食料不足を解消するためには、
残飯を作らないことです。
美味しいご飯を食べるのではなく、
ご飯を美味しいと思いながら食べるのです。
感謝の気持ちを忘れてはいけません」
そうね、出荷される豚たちを見た時に、
胸が苦しくなった私だって、豚肉を食べる。
当たり前のように豚肉を口に運んでいる。でも、それは平林さんのように一所懸命豚を育てる人がいて、
あのように出荷された豚がいて・・・
でも、そんなこと考えもせず、当然のように食べていたわ。
これからは、ちゃんと私も
「ごちそうさま、ありがとう」を忘れないようにしよう!
娘たちにもそのことをちゃんと伝えよう!
多くのことを学ばされた相葉ちゃんの授業でした。
4時間目は櫻井先生のパチパチの授業につづく
↑この絵をクリックお願いします。ランキングに加算されます。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
相葉先生の授業、よかったです。相葉ちゃんのおとぼけから優しさがたくさん詰まったお話でした。相葉ちゃん、入院されたそうですね。早く快方に向かうことを祈ってます。
コメント