GTKの英語レッスン 開講で~す  の第二弾です


そいつは夜になると現れる・・・。

女の子が友達と楽しげにメールなんかしていると

スタスタと近づいてきて・・・


あたし・主婦の頭の中


そうして、女の子の背後にスクッと立ち・・・


あたし・主婦の頭の中


威圧的な視線、いや、鼻息を放つ・・・。

女の子はいつもこいつの登場に怯えている。


あたし・主婦の頭の中


その人物の名は?

そう・・・彼こそが!


あたし・主婦の頭の中


GTK?

GTOなら知ってるが、GTK?

ここいらじゃ聞かねぇ名前だな・・・


あたし・主婦の頭の中


「知ってるか?GTKを」

「知らないね、GTK?」


あたし・主婦の頭の中


自分のことをGreat Teacher Katanなんて・・・

ふん! ふざけ野郎だ。


あたし・主婦の頭の中


GTK・・・一体そいつは何者だ?


*ここまで書いて、上の3コマは必要だったのか・・・?まぁ、いいわ


ちょっと風の噂で聞いたんだが・・・

GTKは英語が大嫌いな子どもだったという。


小1から通わされた近所の英語教室。

GTKはいつも下を向いていた。

指されないように、目立たないように・・・。


あたし・主婦の頭の中


そして、GTKはいつも心の中で思っていた。


あたし・主婦の頭の中


ついにキッチンからあの音が聞こえてきた。


あたし・主婦の頭の中


そうさ、

GKTはレッスンの終わりに出される紅茶とおやつが

何より楽しみだった。

ただそれだけのために通っていた。


あたし・主婦の頭の中


GTKは4年間、この教室に通ったのだが、

ここで学んだことと言ったら、

「It's time for tea」(お茶の時間よ~)と

手がベトベトするけど、

バターココナッツ系のクッキーが美味しいってことくらい。


あたし・主婦の頭の中


小5からGTKの元にアメリカ人家庭教師がやってきた。

名前はボブ。


あたし・主婦の頭の中


ボブは日本語がまったく喋れなかった。

だから、GTKはいつもボブについて物語を読まされた。

GTKはこれが苦痛でならなかった。


あたし・主婦の頭の中


途中、母親がおやつを持ってやってくる。

体型が表している通り、ボブはおやつが大好きだった。

特に『とんがりコーン』には目がなかった。


あたし・主婦の頭の中


ボブはとんがりコーンを目の前にすると、

英語の本を読むのも忘れ、食べることに夢中になった。


だから、GTKはいつも母親に頼んでいた。


あたし・主婦の頭の中


とんがりコーンを与えておけば、ボブはポリポリ食べるのに夢中。

口の中はとんがりコーンでいっぱいだから、

その間、GTKは物語を読まされないで済む・・・。


しかし、ボブは食べるのが速かった。

どんなにとんがりコーンを山盛りにしても

すぐに食べきってしまった。

黙っていたボブが再び本を読み出して・・・


あたし・主婦の頭の中


やがてGTKは、こんな時のために、

とんがりコーンを常に机に置いておくようになった。


あたし・主婦の頭の中


5年間ボブに英語を習って、GTKが得たものといったら・・・

売れっ子ホステス並に気が利く

とんがりコーンサービスくらい?


とにかくGTKは英語が苦手で大嫌いだった。

(正直に言おう。生徒の前では言えないが、

はっきり言って、今でも苦手だ)


しかし、英語嫌いも時には役に立つことがある。

そう、GTOが元ヤンキーで、

ヤンキーの生徒の気持ちがわかるように、

GTKもまた英語が苦手な生徒の気持ちがよーくわかるのだ。


だから、GTKは今夜もそんな生徒のためにやってくる。

さぁ、今夜もGTKの英語レッスンが始まるよ~~!



まずは復習からね。昨日やった単語よ。英語で、


あたし・主婦の頭の中


すると、ほら!生徒はまたキレイさっぱり忘れてくれてる。


あたし・主婦の頭の中


「言わないでよ」と言っておきながら一向に出てきやしない!


あたし・主婦の頭の中


ほら! 


あたし・主婦の頭の中
      ↑薬師丸ひろ子のつもり


なんていうの! あの映画は!!


あたし・主婦の頭の中


そう! 

always いつも(見ている)三丁目の夕日!!

こう、覚えるのよ!いい?


GTKのお陰で、この頃じゃ「いつも」と言わなくても、

遠くを指さすポーズをすれば・・・


あたし・主婦の頭の中


生徒はすぐに「always」とすんなり答えるようになったわ。ホッ!


じゃ、次は「自然」はなんて言うの?


あたし・主婦の頭の中


もー! またこれよ!!

前にも言ったけど、


あたし・主婦の頭の中


すると・・・


あたし・主婦の頭の中


そう! よーく見なさい!


あたし・主婦の頭の中


アートネイチャ―のかつらは、

自然すぎちゃって、もう芸術の域なのよ!


そう覚えなさい! わかった?


こんな不自然なかつらだったら?


あたし・主婦の頭の中


わかった? 自然と言われたらね、ネイチャー!


あたし・主婦の頭の中


GTKのお陰で、今では「自然は?」と聞けば、

生徒は額を押さえながら、こう言うわ。


あたし・主婦の頭の中

*この間、生徒は「自然は?」と聞いたら「アート」なんて答えていたけど・・・


よし!合格!!

じゃ、次は「ついていく」は?


あたし・主婦の頭の中


もーーー! いい加減にしてちょうだい!

あなた!

聖子ちゃんの「赤いスイートピー」の歌は知っていたわよね?


聖子ちゃんが歌っているじゃないの!


あたし・主婦の頭の中


ちゃんと訳付きで歌ってくれているんだから、

覚えなさいね。いい?


ところで・・・ここで1つ質問があるんだけど・・・

この歌を聴いて、疑問に思わない?


あたし・主婦の頭の中


彼は彼女のことが好きなのかしら?


あたし・主婦の頭の中


そう、よくわかったわね、その通りよ。


と、GTKが言ったところで、父親が口を挟んだ。


あたし・主婦の頭の中


カーーーッ!!

お父さん! またあなたですか!!

お父さんは横から口を挟まないで下さい!


あたし・主婦の頭の中


そうです! 

この歌詞を読み解いていくんです!

そして、そこから見えてくる男性心理、女性心理、

大きくいえば、恋愛についても教えるつもりでいるんですから!!


さぁ、ぺーちゃん、あなたはどう思う?


あたし・主婦の頭の中


恥ずかしい・・・なるほど!!

なかなかいいところに目をつけたわね。


でも!! この歌詞にある言葉に注目してちょうだい!


あたし・主婦の頭の中


この彼が中学生ならわかります。

中学生の男の子なら、

知りあってから半年過ぎても手も握れないこともあるでしょう。

高校生でも・・・

もしかしたら、あるのかもしれません。


しかし、タバコの匂いがシャツに染み込むくらいの

ヘビースモーカーの20歳過ぎた男性がですね、

知りあって、半年も経つのに手も握らないとは、

どーゆーことでしょうか!!


この後、2人はね、

駅のホームで2人きりになるんですよ。

他に人影もなくて、気まずくなるんですよ!


GTKにも、わかります!

まだぎこちない恋人同士は、妙にお互いを意識してしまい、

2人きりになると気まずくなるって感じは・・・。

GTKにも覚えがあります!

いいえ、今だって・・・

潤君と駅のホームに2人きりになったら・・・

 
あたし・主婦の頭の中


44歳のGTKでも、恥ずかしくて気まずくなります。


しかし!!

問題はこの後の彼の行動です!

彼は何をしましたか?


あたし・主婦の頭の中

その通り!

なんと!時計をちらっと見るんですよ!


この時計をちらっと見るという行為は、

どういう意味かわかりますか?


あなたは、よーくわかっていると思います。

なぜなら、あなたはいつもGTKの授業中、

よく時計をちらっと見てますからね!


あたし・主婦の頭の中


時計をちらっと見るという行為は、

「早く終わらないかな~」と思っている、

時間が気になって仕方ないということですよね?


それも歌詞には

「チラッと見るたび」とあります。

このたびというのが重要です。

彼は1回見ただけじゃない、何回も見るんですよ!


恋する2人は普通、

時が過ぎるのを忘れてしまうものなんです。

恋人同士というのは、


あたし・主婦の頭の中


そういうものなんですよ!


考えても見てください。

GTKが潤君と同じ状況になったとして・・・

潤君が時計ばかり見て、タバコをプカプカしていたら・・・


あたし・主婦の頭の中


あなたについていくなんて思えません!


あたし・主婦の頭の中



GTKの熱い授業は、まだまだつづく。

学問に近道なし!


それにしても、GTK、

今夜も遠回りし過ぎだよ~~って?


                   GTK記事不定期につづく~


あたし・主婦の頭の中

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前回のGTKの記事がちょっと反響が大きかったので(調子に乗っている)、GTK再び登場です。GTKのお陰で、長女は今のところ英語が一番好きな教科だそうです。記事を読んだ近所の英語嫌いのお子さんをもつママたちから、「うちにもGTKを~」との依頼殺到!(ごめん、大袈裟だわった。たった2件)しかし、GTKが教えられるのは、中学生限定。なぜなら、GTKは英語が苦手だからです。GTKが威張りくされるのも、あと数年・・・。

あっ、eco先生に頼まれて、eco先生のブログ記事にイラスト描きました。不思議な話なので、文章で表せないところを私の(下手な)絵で表現して欲しいと。でも、下手過ぎてお手伝いできたのか?

「鞍馬寺にて」   「鞍馬寺から貴舟奥宮へ」  もしよかったら覗いてみてください。