以前、瞬足のことを記事に書いたら、

瞬足を販売されているアキレスさんから、

「これからの季節、是非履いてみてください」と

こんな靴を頂いてしまった! 夫の分まで。


あたし・主婦の頭の中

その名も『ほかほかフット

ただのスニーカーではないらしい。

インナーでは人気の水蒸気や湿気を吸収し発熱する素材を

靴のインソールに使用したものらしいのだ。

だから、履いているだけで自家発電ならぬ、

自家発熱でほーかほからいい。


これはいいわね! と感心していたら・・・思い出しの。

去年のクリスマスシーズンにディズニーシーに

行った日のことを・・・。


クリスマスシーズンのシーって、楽しいわよね?

イルミネーションも可愛いし、ショーもステキ。


だけど、1つ問題なのが・・・

そう! 寒いってことよ!!

動いている分には、まだ耐えられるんだけどね・・・


あたし・主婦の頭の中


アトラクションの長い列に並んでいると・・・


あたし・主婦の頭の中


足のつま先がどんどんどんどんかじかんでくる・・・。

寒さ防止に、人間湯たんぽ=次女を抱きしめ暖を取る・・・。


あたし・主婦の頭の中


でも、足の先の冷たさは半端じゃないの。

どんどん感覚を失って行くの。


あたし・主婦の頭の中


横を見れば、夫も足の先が冷たいのね。

私と同じように、かじかんで行く足先をこすり合わせて、

モジモジしているじゃないの!


あたし・主婦の頭の中
↑この2人には寒さは関係ない。私たちもそんな時代があったわ・・・


我々の怪しげな動作に気づいた長女が、


あたし・主婦の頭の中


なんて聞くから、私は言ったわ。


あたし・主婦の頭の中


ぺーちゃんはボア付きのブーツ履いてきているから

寒くないでしょうけど、ママたちはスニーカーだもの、

感覚がなくなりそうなくらいつま先が冷たくなってしまったのよ。


そう私が言うと、長女は言った。


あたし・主婦の頭の中


そう、長女は靴用使い捨てカイロ愛用者。

『いいな~』と心の中では思ったけど、口には出せない。


だって、毎朝、学校に行く時、

玄関で靴の中に使い捨てカイロをセッティングしている長女に

私はいつだって散々文句を言っていたから。


あたし・主婦の頭の中

*私は買ってやらない。私の母がコソコソ買い与えている


「ママなんかそんなもの使ったこともないわよ!!」

そう息巻いていたものだから、今さら『いいな~』なんて

口が裂けても言えない訳よ。


あたし・主婦の頭の中


すると、長女ったら、なんて言ったと思う?


あたし・主婦の頭の中


えっ? みんなの分も持ってきたって?

ママも使ってみなよって!!

私は溜息まじりにこう応えてみせたわ。


あたし・主婦の頭の中


「全然強くは言ってない。1回勧めただけである」

                  (by ちびまるこの解説風)


長女はバッグから使い捨てカイロを取り出して、

私に2枚、夫に2枚くれた。


初めて手にする靴用使い捨てカイロ。

ところが、裏面に靴底に固定するように

びっしり粘着テープがついている。


あたし・主婦の頭の中


どうやってもめばいいっていうのよ!

私が悪戦苦闘していると・・・

夫が私を小バカにしたような口調でこう言った。


「あなたって何時代の人だよ?」

 

あたし・主婦の頭の中


えっ? ウソよ!うそ!

私の中にある使い捨てカイロの記憶は、高校時代。

寒い冬の朝、必死にカイロをモミモミしていたわよ・・・。

そうして・・・


あたし・主婦の頭の中


「あーん、手が鉄臭くなっちゃった~」と嘆く友達に


あたし・主婦の頭の中
           ↑別に泣かんでもいいけど・・・


そう、私は手が鉄臭くなるのがイヤで、

使い捨てカイロを使わずに何十年も生きてきたのに・・・。

擦り合わさなくてもいいって?信じがたいわ。


あたし・主婦の頭の中


私と夫は、上から下へと激しくカイロを振り始めた。

すると・・・それを見ていた長女が・・・


あたし・主婦の頭の中


何しているって? ペーちゃん、知らないの?


あたし・主婦の頭の中


そう教えてあげると・・・


あたし・主婦の頭の中


えっ? 今まで毎朝、もみも、振りもせず、

使い捨てカイロを使っていたというわけなの?

あなた! 正しいカイロの使い方も知らずに

毎朝、無駄にカイロを消費していたってわけ?


その時だった。

パッケージを見た夫が叫んだのよ!


あたし・主婦の頭の中


ま、マジですか?

あたし・主婦の頭の中

いつの間にか袋から出したらすぐに暖かくなる

カイロが出現していたなんて・・・。

でも、本当なの?


しかし、それは本当だった。

言われた通り、もまなくても、振らなくても

靴の中に入れたカイロは暖かだった。


あたし・主婦の頭の中


足の先が暖かいというだけで、

どうしてこんなに幸せな気持ちになるのかしら?


私たちは、、靴に入れた使い捨てカイロのお陰で

その日は夜まで精力的にシーを楽しむことができたのだった。

靴用カイロ愛用者の長女に感謝よ。


ところが・・・この後、待ち構えていた出来事が・・・。

シーからの帰り道、私たちは小腹が空いていることに気がつき

通りすがりのラーメン屋の前で車を停めた。


あたし・主婦の頭の中


中に入ると威勢の良いお兄さんが


あたし・主婦の頭の中


そう案内され、私たちは店の奥の座敷に上がった。


あたし・主婦の頭の中


メニューを見ながら、何にしようと決めていた時、

次女が言った。


「納豆!」


な、納豆?


あたし・主婦の頭の中


そう夫が諭しても、


あたし・主婦の頭の中


を繰り返すばかりの次女・・・。

「だから、納豆はないんだって!」

そう言いかけた時である。


あたし・主婦の頭の中


「なんでラーメン屋さんで納豆の臭いがするのよ?」

再び言いかけて・・・


あたし・主婦の頭の中


まさか・・・いいえ? そんなはずは・・・

麻薬犬並みに鼻を効かせ・・・


あたし・主婦の頭の中


ホントだ・・・一面に漂う納豆のかほり。

どうして、ラーメン屋さんで納豆のかほりが・・・?


あたし・主婦の頭の中


犯人は夫か? 私か? それとも共犯か?


私たちはこれ以上納豆臭を撒き散らしてはいけないと、

伸ばしていた足をさっと折りたたみ、お尻でしっかり封じ込め・・・

まるでラーメンを食べるにも、

正しい作法があるかのように、

素晴らしく姿勢良く、ラーメンをすすった。


あたし・主婦の頭の中


早くラーメンを食べ終わって、この店を出ないと!

まるで掃除機のようにすごい勢いでラーメンをすすった。


楽しかったディズニーシー。

でもね・・・

あの日のディズニーシーの思い出と言えば・・・

いつしか、このラーメン屋の納豆臭の思い出にシフトしてしまった。


ダッフィーの顔もクリスマスイルミネーションの光も薄れるくらい

強烈な思い出だったのだ・・・。


私は、この『ほかほかフット 』を眺めながら、心に誓ったわ。

そうよ、リベンジよ!

アキレスさん、ありがとうございます。

この暖かい靴を履いて、今年こそステキな思い出作ってきます。


追伸:今、家の中で履いているんですが、暖かいです!

    足元が冷えるオフィスとかでも、活用できそう!


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