私は誰でしょう?
先週のことです。長女が私に言いました。
手には紙を持ってました。その紙を私に差し出して・・・
「これ、誰だかわかる? 歴史上の人物なんだけど」
そこには男性の顔が描かれていました。
でも・・・すぐには思いつきません。
ちょっと自信はないけど・・・
すると、長女は途端に不機嫌な顔になり・・・
いやだ、浪越徳治郎を知らないって?
ママ、エッセイの中にも書いたわよ!
おじいちゃんが指圧を習っていた人よ。
そう答えると、長女はさらに不機嫌になって・・・
あっ、浪越徳治郎じゃ、やっぱりダメ?
でも・・・私の頭の中の『歴史上の人物名鑑』を
いくら探しても、該当する人物は出てきません・・・。
すると、長女はヤケになって言いました。
ちょっと待ってよ!!
○○ ○○?
予期せぬ答えに大爆笑してしまった母。
すると、長女は説明してくれました。
それを聞いて、私の中の『親バカ』の血が騒ぎ出しました。
学校に提出するって?
壁に張り出された長女のこの似顔絵を見た級友たちは・・・
そんなシーンが頭に浮かび、気がついたら・・・
こんなことを口走っていたの!
なのに、長女ったら・・・
なんて言うじゃないの!(って当たり前か?)
「ママがわかるように描いてあげるって!!
ここはママに任せてよ!」
「だから、かえっていいんじゃない!
適度に下手だから、親が描いたってばれないって!
とにかく、まぁ試しに描いてみるから見て頂戴!」
そうして、描きあげました。
う・・・ん、なかなかいい線いってるじゃない?
と描いた絵を長女に見せると・・・キッパリとこう!
「ママの絵だって、○○ ○○には見えないよ!」
「見えるわよ! 誰が見たって○○ ○○よ!」
そんな言い争いをしている時に、夫が帰ってきました。
「よし! ぺーちゃん! ここはパパに見せて
どっちの絵が○○ ○○に似ているか判断してもらいましょう!」
まずは長女の描いた絵を夫に見せてみました。
「これ、歴史上の人物なんだけど、誰だと思う?」
とても悩んでいます。長い沈黙が続きました。
じゃ今度は、ママの番ね。
私は自分の描いた絵を得意げに夫の前に差し出しました。
ところが・・・夫、さらに悩んでいます。
長い沈黙の後、苦し紛れにこう言いました。
ストロング金剛?
冗談じゃないわ! 歴史上の人物って言ったじゃないの!!
私たちは痺れを切らして、こう言いました。
○○ ○○でしょ!!
それもわからないの!
そう言うと、夫は・・・
涙を流して笑っています。
だから、私は説明しました。
学校に提出するんだって。だけど・・・
ぺーちゃんの絵が余りにも下手だからさ~
そう言うと、夫は急に怒り出して・・・
「あなたって人は!!」
子供の宿題を奪い、描いてやるって?!
「それも、似ているならまだしも・・・
まったくといって似ていないじゃん!」
はい・・・返す言葉がない私でした。
★ここで皆さんに問題です★
「この歴史上の人物は誰でしょう?」
↓長女
↓私
あら? いやだ。答えを書かなくても、もうわかっちゃった?
答えは下に↓。
↑この絵をクリックお願いします。ランキングに加算されます。
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答えは、大隈重信さんです。 「やっぱり!」って? こんな誰でもすぐにわかってしまうような問題わざわざ出さなくてもいいって? すいません、似て過ぎちゃってごめんね。
ちなみに私の絵を見た姉は、真顔で「海坊主?」って!! だから、歴史上の人物って言ってるじゃん!
それにしても、長女の絵がとても気にってしまった私。携帯の待ち受け画面にしたいほどです。
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