自分を磨く(4)輝いている主婦に学ぶ
私が今、一番欲しい家電、それはね・・・
ホームベーカリー。
だって今、私の周りの主婦友の間で、
ホームベーカリーでパンを焼くことがブームになっているんだもん。
そして、遊びに来るときに、
焼きたてのパンを持ってきてくれたりするの・・・。
そうね、朝、焼きたてのパンの香りで目覚めるなんてステキだし、
こうしてさりげなく手作りパンを持って、
私もお友達の家に遊びに行ってみたいわ~。
ステキだわ~!
そう言うと、ほとんどの主婦友がこう断言するの!
あーん、欲しい・・・。
たぶん、いや、きっと近いうちに、
私、ホームベーカリーを買うと思うわ!(今、商品検討中)
でも、なんでこんなに主婦友の間で、
ホームベーカリーが流行っているのか?
聞いたら・・・この雑誌が火付け役になったとか?
- Mart (マート) 2010年 07月号 [雑誌]/著者不明
- ¥620
- Amazon.co.jp
Martの読者さんが、雑貨、食品、家電を紙面やネットで紹介し、
それが次々とヒットしているようなのだ。
あの今じゃ、入手困難な桃屋の「辛そうで辛くない辛いラー油」も
Mart発らしいのね。(私はこれ で知ったけど)
そんな読者さんのことを「マート族」といって、
今、いろんな企業が注目しているそうなのよ。
そんな(どんなだ?)ある日こと、
友達のIちゃんが声を掛けてくれたの。
「カータン、Martのミセスパーティーに行ってみない?
いろんな企業が参加して、商品を紹介したり、試せたり、
読者が実際に使った感想とか、
あとMartモデルの中島はるみさんのトークショーもあるんだって!」
自分を磨くためには、流行に敏感になってなきゃね。
ホームベーカリーみたいに出遅れちゃいけないし!
私は二つ返事でOKしたわ!
場所は、『オリエンタルホテル 東京ベイ』だって!
すごいわ~。でも、何を着て行こう?
友達に相談したら、
そんなに気合入れない感じ方がいいんじゃない?
と言ったから、その言葉を信じて・・・
↑ちゃんと毛生えさせました
カジュアル系でホテルに行ったら・・・
何よ、全然カジュアルじゃないじゃない!
そ、それに、会場を見渡したら・・・
皆さん、すごくドレスアップされていらしている!
↑皆さん、小さめのパーティーバッグ
何だか早くもくじけそうになる。
そんな中、ミセスパーティーが始まったわ。
まずは・・・
とても中学生と小学生の娘さんがいるママには
見えない輝きっぷり。顔がホントに小さくて、ステキ!
トークショーが終わると、立食パーティー。
サンドイッチやスイーツを頂きながら、しばしお喋りタイム。
と、その時、私の目に飛び込んできたのは・・・
そう、東芝さんが協賛社の1つとして、参加されていたね。
去年、ずっと『いろいろあるのよ、エコだって!」のエッセイを
書かせてもらい、私、東芝の白物家電には精通してるつもり。
何だかムズムズしてきちゃったじゃないの!
IちゃんとKさんにこう提案してみちゃったわ。
実は、私、セールストークには自信があるのよ。
昔、客室乗務員をしていた時にもね・・・
ホテルの部屋で、試してよかったモノをよく同期に
こうやって話していたっけ・・・。
皆は、今までに羊の毛刈りって見たことある?
ベテランはかなり高齢だったりするわ・・・
でもね、その人の手に注目して欲しいのよ!
なぜかって? どうも羊の毛を刈る時に出る油が
肌にいいみたいなの!
その点に注目して、作られたのが、このクリーム!
日本円で数百円のお手ごろ価格!
ハンドクリームとして惜しみなく使えるでしょ?
ほら、私たち機内の仕事で、手が荒れがちだし・・・。
私がそう言えば、
皆、すっかり欲しいモードに火がついて・・・
そうして、数ヵ月後には、会社からの支給品?
というくらい、皆のフライトバッグの中には、
羊のクリームが収められている・・・って感じ?
だったら、営業とかセールスの仕事でもすればと
よく言われるんだけど・・・ダメなのよ。
自分に利益が入ってくるとなると、
途端に押しが弱くなるから。
誰が買おうが、自分には関係ないというポジションがいいの。
そうよ、東芝の冷蔵庫 だって、
ここで2人にどんなセールストークを繰り広げようが
私には関係ないんだもの、俄然燃えるってわけよ!
まずはね・・・東芝の冷蔵庫の特徴である
スマートタッチオープンドアね。
ほーら、この通り!! って? どうしたというの?
すると、1人の男性が近づいてきて・・・
関西弁でこう言ったのよ。
どうやらこの方、東芝の商品説明の担当者?
カ「だって、うちの東芝製の冷蔵庫はちょっと触れただけで開くのに!」
担「昔のはそうでした。でも、見てください。
今のはタッチ部分が小さくなってますやろ?」
そう言われて見てみると・・・ホントだわ!
確かに、ちょっと体に触れただけでうちのは開くのだけど、
逆に冷蔵庫の前の食器棚からお皿を取り出す時に
ぶつかっただけでも開いていたから、
このくらい小さくした方が、
そういった無駄な開閉はなくなるかもしれないわ。
豊田さんというこの男性は、
その後も、やしきたかじんバリのトークを繰り広げる。
冷蔵庫の中を覗いてみる。
ラップをかけられていないホールケーキにサラダ、
ふたのないビンに入った玉ねぎドレッシング、etc・・・。
自称・家電主婦の私はピンときたわ。
「乾燥しがちなものにも、匂いの強いドレッシングにも
ラップやふたがつけられていませんね!」
豊田さんが頷きながら、
「そうです! それは・・・」
と言いかけたところで、
自称・家電主婦の私は得意げにこう言ったの。
これには豊田さんもびっくりよ! ふふふ・・・。
すると、豊田さん、
「これが、そのピコイオンユニットですけどな、
月に水10cc、氷1個分入れれば、交換不要なこれ!
一体、脱臭剤何個分の効き目があるかわかりますやろか?」
わ、わからないわ! 自称・家電主婦としたことが!
豊田さんは得意げにこうおっしゃったわ。
「じゅーさん個、13個分でっせ!」
ヒーーーッ!
豊田さんはさらに、
「見てください。このタマゴ室」
「あっ、知ってます! お客様の声に応えて、買ってきたパックのまま、収められるタマゴ室でしょ?
それも、ドアポケットにタマゴ室を置くと、ドア開閉のたびに、
黄身が揺れタマゴが傷むから、冷蔵室の中に配置したんですよね~」
私も負けはしない。
すると、豊田さんはこんな質問を投げかけてきたわ。
「え・・・っと、タマゴ室の大きさ的に14個が限界だった・・・?」
「違いまっせ! 主婦の皆さんにアンケートをとりましたら、
タマゴ残り4個で、新しいパックを買いに行く方が
圧倒的に多かったというお客様の声を反映させてそうしましたんや」
そ、そうだったんだ・・・。
「ほな、野菜室の説明させてもらいましょうか?」
「あっ、腰を屈めないで取り出せる冷蔵室のすぐ下にある、
これが東芝さんの特徴ですよね」
「奥さん、勉強されてますわ~! その通りです。
大容量も自慢ですわ。
スーパーのカゴ3,8個分の野菜が収められまっせ。
重さ50キロにも絶えられるんですわ!
50キロなんて、奥さんより重いでっしゃろ?」
いやだ、豊田さん、お上手だわ~!!
ここが家電量販店なら、
このひと言で「この冷蔵庫頂くわ!」と言っていたわよ。
気がついたら、家電主婦と息巻いていたことなんかすっかり忘れ、
豊田さんのトークに聞き入ってしまったわ。
まだまだ勉強が足りなかった自分を反省・・・。
ステージの上では、各協賛社のPRタイムが始まった。
Mart読者さんの使った感想と、各会社の宣伝マンが
その商品の利点を説明していた。
つい東芝さんのPRに耳を傾けてしまう私。
実際に冷蔵庫を使っている読者さんの感想を聞きながら、
うんうん頷き、そして、そっと心の中で自分の感想を呟いてみる。
すると、そんな私を見て、Iちゃんが横から言ったわ。
うん、今なら私、きっと言ってしまうそうよ。
「皆さん、このタマゴ入れ、どうして14個分にしたと思いますか?」
なんてね!
各協賛社のPRも終わり、
待ちに待ったプレゼント抽選会が始まったわ。
と思ったら、あら、いやだ!
次女を幼稚園に迎えに行く時間になっちゃう!
私は、超後ろ髪を引かれながら、
プレゼント抽選会で盛り上がる会場を後にしたわ。
あ~ん、残念!
でも、いろいろな商品を試食したり、お話を聞けたり、
モニターさんの生の感想も、すごく勉強になったし・・・。
それに同じ・主婦の皆さんにも!
主婦にしかわからない視点で、いろいろなものを発見、追及して、
広めていくそのパワー! 皆さん、とつても輝いていたわ!
元気を頂いた! 私も頑張らなきゃ~!!
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