*VERY12月号『読者が夢中なブロガーたち』の取材秘話です


あれは、10月中旬のある日のこと。

アメーバブックス新社のアイドル小林から連絡が入ったわ。


「カータン!! 聞いてください。

ついにVERYから取材の依頼ですよ!」


あたし・主婦の頭の中


そうです!


あたし・主婦の頭の中


いやだわ~VERYかぁ~


あたし・主婦の頭の中


そう・・・あれは、私がまだ20代後半。

結婚して1年ちょい、まだ客室乗務員をしてた頃のことよ。


フライトに出る時は、いつも数冊の雑誌を空港で買っていたわ。

ステイ先で退屈しなようにね。

皆、大抵そんな感じで雑誌を買ってくるから、ステイ先のホテルでは、

美容院のようにいろんな雑誌が読み放題だった。


でもね・・・

JJには、そろそろ限界を感じ始めていた私たち・・・。


あたし・主婦の頭の中


そんな時だったわ。

成田から到着したばかりのMっちが、

部屋にやってくるなり、こう言ったのよ。


あたし・主婦の頭の中


なに? VERY? 見たことないわね~

でも!! そのモデルには見覚えがあるわ!


あたし・主婦の頭の中


そうよ、高校生の時、読んでいた姉のJJ、

あの時、JJによく出ていたお姉さんじゃない?

そうよ! そーよね?


内容もアラサーな私たちにぴったりだったわ。

その日以来、VERYは私たち同期の愛読書、

ステイ先には必ずVERYがあったっけ・・・。


そのVERYから、アラフォーになった今、取材が来るなんて! 

でも、喜んだのもつかの間・・・。

取材の日が近づくに連れ、私は段々憂鬱になっていったの。

だって・・・一体何を着て行けばいいのよ?


あたし・主婦の頭の中


編集部のSさんから電話を頂いた時、私は言った。

「どんな服を着ていけばいいんですか?」

すると、Sさんは

「迷われるようでしたら、お洋服を3点くらい持っていらしたら如何ですか?その中から、一緒に選ぶっていうのはどうでしょう?」

なるほど!! でも・・・数点持って行ったとしても・・・



あたし・主婦の頭の中


なんて言われたら? あーん! どうしよう!


そんな憂鬱な気持ちのまま、とうとう撮影当日を迎えてしまった。

地元の駅で電車を待ちながら・・・


あたし・主婦の頭の中


ますます憂鬱な気持ちになってきちゃった私・・・。

そんな気持ちのまま、あぁ・・・光文社さんに着いちゃったじゃない!


でも、こんな私を編集部のSさんも、ライターのNさんも

とても感じ良く、迎えてくれたの・・・。


あたし・主婦の頭の中


それからね、ライターのNさんが私に言ったの。

「カータン、先にヘア・メークしますので、こちらにどうぞ」


あたし・主婦の頭の中


ヘア・メークをしてもらえるなんて!!

それもこんな爽やかな男性に?

でも、どうしよう・・・。


あたし・主婦の頭の中


私は鏡の前に座って下ばかり向いていたわ。

わかる? 自分の顔に自信のある人っていうのは、

鏡の中の自分を見ながら、鏡の中の相手ときちんと対話できるの。


あたし・主婦の頭の中


でもね、自分の顔に自信のない人間というのは・・・

そんなことができないのよ!

そうよ、美容院に行ったって、私、いつも鏡なんか正視できない・・・


あたし・主婦の頭の中


そんな私だもの、ヘアメークをしてもらっている時だって、

ろくに鏡なんか見られないわけ!


あたし・主婦の頭の中


恥ずかしいったらない!

途中、Nさんが横に来て、ヘア・メークの男性に聞いた。

「あっ、登立君、もしメークの邪魔にならないようだったら、

ここで、カータンにインタビューしててもいいかしら?」


あたし・主婦の頭の中


インタビューは始まったわ。

「カータンはどうしてブログを始められたんですか?」


応えることは簡単よ。でも・・・

ヘア・メークの男性の顔がこんなに近くにあるのよ!

普通に喋ったら、私の息がダイレクトに彼にかかってしまうじゃない!

私は、可能な限り、口をNさんの方に向け、

息を出来るだけ漏らさないように応えるのに必死だったわ。


あたし・主婦の頭の中


それにしても・・・登立君だっけ・・・?

何だかあなた・・・誰かに似ているわ・・・。


あたし・主婦の頭の中


ずっと・・・ずっと・・・考えて・・・


あたし・主婦の頭の中


わかったわ! わかった! そっくりよ! 

そんなあなたは!!


あたし・主婦の頭の中


爽やかな甘いマスク!! 

YOU! 相葉ちゃんにそっくりじゃない!!


ど、どうしよう! そう気がついたらもっとドキドキしてきちゃった。

いやだ、相葉ちゃんの手に鼻息が掛かってしまう・・・。

そう思ったら、私は鼻で息さえできなくなったの。

メークは続く・・・。息は出来ない・・・

た・・・た・・・す・・・け・・・てぇ・・・


あたし・主婦の頭の中


『まさかこれが死化粧になるとは・・・』

そう思いかけた時だった。

相葉ちゃんがメーク道具を換えにその場を離れたわ!

その隙に急いで息をする!


あたし・主婦の頭の中


そんなことを繰り返しているうちに相葉ちゃんが言った。

「疲れ様でした。終わりました~」


そう言われ、目の前の鏡を見るとたら、そこには!!

見たこともないような『私』?が映っていたわ。



あたし・主婦の頭の中


鏡に映る自分に驚いていると、

「さぁ、カータン、スタジオに行きましょう!」

ライターのNさんが言った。


ス、スタジオに行く・・・?

思わず、ビューティーコロシアムのこんなシーンが頭に浮かんだ。


あたし・主婦の頭の中


そんな気分で進んで行くと、

白いスクリーンがはられたスタジオが目の前に。


あたし・主婦の頭の中


そうよ、テレビで見たことがあるわ。

この白いスクリーンの前でモデルが

カメラのフラッシュ音に合わせ、ポーズするのよね?


あたし・主婦の頭の中


でも・・・私はモデルではない・・・


あたし・主婦の頭の中


白いスクリーンを前にワナワナと震える私に、Nさんが声をかけた。


あたし・主婦の頭の中


椅子に座り、カメラに向かって笑顔ね! 笑顔!

『顔だけだったら、問題ないわ』


あたし・主婦の頭の中


「はーい、もう1枚いきまーす!!」カメラマンの声。

『OK! 座っているなら、余裕だわ・・・』と思ったものの・・・

やっぱり私は素人だった。


あたし・主婦の頭の中


そう、静止画のように固まって顔さえ動かせないんだから!


こんな感じで・・・何とか撮影は終わったわ。

皆さんにとっても、親切にして頂いて、スタジオを後にした私。


それにしても、

やっぱりプロの相葉ちゃんにしてもらったメークの威力はすごいわ。

鏡を覗けば、いつもと違う自分がいたわ。


あたし・主婦の頭の中


あーん。もったいないわ!

そうよ、こんな時に、あの人に出会わないかしら?


あたし・主婦の頭の中


そんなことを思いながら、寄り道してみるも・・・

潤君は現れず、がっかりして帰ってきたわ。


でもね! 

家に帰ると、学校から帰ってきた長女が私を見て叫んだの!


あたし・主婦の頭の中


いやだ~ふふふ・・・整形疑惑? 困っちゃうわ~


あたし・主婦の頭の中


やっぱりママがいつもより綺麗だって、

あなたにもわかるのね? ふふふ・・・


そうだわ! どうせなら・・・夫も驚かせてやろうっと!

何も知らないで、帰ってきた夫・・・


あたし・主婦の頭の中


そうよ、あなたを驚かせようと、

お風呂にも入らず待っていたんだから・・・ヒヒヒッ

さぁ、驚いてもらいましょうか! 


あたし・主婦の頭の中


や、やっぱり? あなたもVERYな私に驚いたでしょ??


でもね・・・、

そんなステキな私とも、ついにお別れの時がやってきたわ・・・。

メークしたまま寝るわけにはいかないもの・・・。


あたし・主婦の頭の中


私は泣く泣くメークを落としたのわ・・・

シンデレラの魔法は、やっぱり長くは続かないのね・・・と。


あたし・主婦の頭の中


あぁ・・・もう1度魔法に掛かってみたいわ!

そうよ、恥ずかしがって、まったく鏡を見ていなかったら、

相葉ちゃんがどんな魔法を使ったのかさえ

まったくわからないんだから・・・。

こんなことなら、

相葉ちゃんの魔法、もう少しじっくり見とけばよかった・・・。


━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

相葉ちゃん、ホントに似てました!

これがヘア・メーク界の相葉ちゃん・登立壮志さん。



あたし・主婦の頭の中

この写真見せたら、うちの辛口長女も「似てる! 似てるよ!」と

言っていたから、やっぱり相葉ちゃんなんだと思う!

ねぇ、似ていると思わない?




↑この絵をクリックお願いします。ランキングに加算されます~


○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○

VERYを同期に初めて、紹介してくれたMっちから7日の発売日にメールが来ました。「ちょっと! カータン! VERYに載ってて、ビックリしたよ! 何で教えてくれなかったのよ!!」と。さすが、Mっち!STORY世代突入だけど、Mっちはあの日からずっとVERYね! 

では、今回も長い記事にお付き合いくださり、どうもありがとうございました。