沖縄旅行記(3)首里城へ行く~
ホテルを出たのが、5時過ぎ。
いくら南国の日は長いからって、ゆっくりしてはいられないわ!
だって、私、首里城に行ったら、写真を撮るんだもん。
ガイドブックに出てたわ。
「家族みんなで撮りましょう!
来年の年賀状はこれに決まりね!」
(もらった人、迷惑だって?)
年頃の長女は
「私、着ない! 恥ずかしいもん! ママだけすればいいじゃない!」
すると、横から夫が言った。
「パパもすごく恥ずかしい。でも、いつか笑い話になるから・・・
ママの言うとおりにしておこう・・・(あきらめモード)」
早く首里に着きたい!
せっかく琉装の写真撮るのに、日が翳ってきたらイヤじゃない!
ところが・・・一体どこで受け付けているのかしら?
探せないまま、中へ。
↑ほっとしている夫と長女
守礼門から、なだらかな坂を上がっていくこと数分。
ようやく正殿に到着。
残念なことに、その時、半分はメンテナンス中だったようで
ビニールがかけられていたけど、
でも、朱をベースにした建物、やっぱり台湾に似ているわ。
目を閉じれば、そこに・・・。
琉球王朝の繁栄した時代が蘇ってきそうよ・・・。
一体、どんな暮らしぶりだったのかしら?
歴史のある建物を目の前にすると、
いろんな想像が駆け巡るものね・・・。
靴を脱いで中に入る。
それにしても・・・
ここは、高台にあるから、比較的風の通りが良い分、涼しいはず。
でも、涼しい今年の東京の夏にすっかり慣れてしまった私には、
暑くて暑くてたまらなかった。
クーラーもない時代よね・・・
王様、暑くなかったのかしら? なんて思ったら・・・
こんな絵が頭に浮かんだ。
すると、長女が興奮した声で私を呼んだの。
行くと、ガラスに入った展示物を食い入るように見つめながら・・・
そして言った。
「ママ・・・」「えっ? なに?」
「この王様って・・・」「この王様って?」
「ずいぶん派手な・・・」「ずいぶん派手な・・・?」
パ、 パンツ?
って! これ王冠だよ!
なぜこれがパンツに見えるよ?
思うに長女、どうも・・・こう想像してしまったらしい・・・。
わからなくもない? けど・・・
ちゃんと説明が横に書いてあるじゃないか!
王冠だよ! しっかりしとくれ!!
外に出ると、もうすっかり日が沈み、
正殿がキレイにライトアップされていた。
それを見て私は言ったの。
すると、長女がすぐに反論、そして夫に同意を求めた。
でもね、さすが同世代の夫。
夫はね、私の言ってること、すごくよくわかってくれたわ!
「いや・・・ぺーちゃん、今回はママに同意するよ。
パパの目にも見えるんだ・・・」
そう、ザ・ベストテン。
あの鏡の回転ドアの中から、アイドルが出てこなかったら・・・
黒柳さんが名前を呼べば、
ライトアップされた観光名所のみが映し出され・・・
黒柳「あら? 近藤さん、どこにいるの? 近藤さーん?」
マッチ、画面に登場。
黒柳「あら、それはもしかして首里城?
近藤さん、今沖縄にいらっしゃるの?」
マッチ「はーい、そうでーーーす!」
すると、地元アナウンサーがこう言うわ。
↑よく紹介されている時、意味もなく動いてなかった? アイドルの皆さんって。
そして、いよいよ曲が紹介されるのよ。
ねぇ、この光景みたら・・・
あーん、私が画像を加工できたら・・・
歌うマッチの絵をこの風景に入れたいくらいよ!
その後、正殿を出て坂を上り、西のアザナという高台に行ったわ。
そこからは、街の夜景がすごくキレイだったわ~。
でも、ごめん。
「このデジカメ、夜景ってどうやって撮るの?」
「あら? これ?」「違うわね。じゃこう?」
いろんなモードで試したものの・・・写ってないじゃん!
↑墓場ではありません
本当なら、この暗がりのところに、
キレイな夜景が広がっているの! 想像してね(涙・・・
でもね、そんな夜景よりもっともっとキレイだったもの!
たくさんの数の蛍が、目の前を飛び交っていたの。
こんなに間近に蛍を見たのは、全員初めてのこと。
うん・・・写真も撮ったんだけど・・・やっぱりそれは単なる闇。
お見せできないのが、とっても残念!!
私たちは8時の閉園近くまで、蛍鑑賞を楽しんだわ~。
そのようにして、沖縄滞在1日目の夜はふけていった・・・。
つづく
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前回の記事にもたくさんのコメントをどうもありがとうございました。多くの方が書いてくださった『知覧特攻平和会館』、いつか訪れたいと思います。でも、出来れば夫と2人で老後じっくりゆっくり見て回りたいなぁ。では、今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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