長女・ぺーは小学校4年生、10歳だ。

まだまだ幼いなと感じることはたくさんある。

でも、時には、親の私でさえドキリとするような

大人っぽい仕草を見せることもある。

10歳ってそんな年齢・・・?


ある日、娘が寝ているその手を見たら・・・





あら? なんだろう、これ・・・。




皆さん、右手だよ! というご指摘どうもありがとう!

どうしてこんな初歩的なミスを・・・思わず赤面。



それは、縁日の夜店でよく売られている

プラスチックの型にメッキを貼り付けたような

おもちゃの指輪。


私は翌日、娘に指輪をして寝ていた理由を聞いたみた。

すると、娘は少し照れながらこう言ったのだ。





ぺーちゃんにとって良い夢ってどんな夢なの?





そうか、大好きな櫻井君と夢で逢えたら素敵だね〜。


ある日のことだ。

朝起きてきた娘は、息を切らせて私のところにやってきて、

そしてこう言った。





あのね!!





あの指輪の効果があったじゃない。





すると、娘は話し始めた。


あのね、玄関のドアを開けたら、そこに櫻井君が立っていたの。





でね、櫻井君と一緒に

国分寺駅の丸井(ファッションビル)に行って・・・





そして、丸井の中をぐるぐる見て回ってね・・・





そしたら、櫻井君がこう言ったの。





だから、私はマルエツ(スーパー)の水飲み場に

櫻井君を連れて行ってあげたんだ。





そこで、2人でお水を飲んで・・・





ずっといろんなことを喋ってたの。そしたらね、





楽しい夢が見れてよかったね〜。


またある日の朝のことだ。

娘が喜び勇んで私のところにやってきて・・・





そして、言った。





どんな夢だったの? と聞いたら・・・


櫻井君が迎えにきて・・・




そして、一緒に国分寺駅の丸井に行って・・・





丸井の中を一緒にぐるぐる回って・・・





そしたら、櫻井君がね、





その続きは、

ママが言っていい?





私がそう言うと、娘は何で私の夢を知ってるの? と

言わんばかりに驚いて・・・





なんて言うもんだから・・・私は笑った。





でも・・・

その後で気がついたのだ。





これが、10歳の世界なのかも・・・。


うまく言えないけど、10歳の娘の精一杯な世界。

娘にとって、駅前の丸井は、

普段おつかいに行くスーパーやコンビニとは違う、

少しだけ大人を感じられる場所なのかもしれない。


それも私という保護者つきではなく行かれるギリギリの場所。


この話を夫にしたら、


「そう言えばさ、俺も子供の頃、

駅ビルに子供たちだけで行く時、

なんだかドキドキワクワクしたもんな・・・」


10歳という年齢。

できることなら親抜き、友達同士で行動したい。

映画だって、ディズニーランドだって、

子供たちだけで行ってみたいと願っている。


でも現実には、10歳にはまだ保護者が必要だと、

周りがそれを認めてくれない。

自分の思う通りに動けないもどかしさを抱えた・・・

それが10歳という年齢なのだ。


まだまだ狭い10歳の世界にいる娘。

でも、そのうち、櫻井君が迎えにきて、

舞台は丸井からディズニーランドになって・・・、

そして、いつか櫻井君が本物の彼氏になり、

彼が車で迎えにきて、海までドライブする夢に変わり・・・。


ふたりでハワイにバカンスに行くそんな夢をみるようになった頃には、

娘は、たぶんこの指輪の存在さえも

すっかり忘れてしまっているんだろうな・・・。


今夜も娘はおもちゃの指輪を左手の薬指につけて、眠っている。

憧れの櫻井君は出てきてくれた? 

そして、今夜の夢の舞台も国分寺かな?


そんなことを考えながら、ふっと思ったりした。


娘の夢の舞台が、

国分寺より先の世界へ行ってしまう日も、

きっとそんな先ではないんだろうと・・・。



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前回の記事に、たくさんのコメントをどうもありがとうございました。

300を超えるコメント、感激です。初コメの方もたくさんいらして、その反響の大きさに驚きました。自分的には日常での出来事を書いたいつもの記事的感覚でいたのですが、やはりあの崩壊加減は、半端じゃかったとことですね・・・。やはりあれ履いて帰ってきた私って・・・!!でも、世の中、同じ体験をしている方がたくさんいらして、ほっとしました。それでは、今日も最後まで読んでくださり、ありがとう!