以前、見たテレビ番組。

中国のすごい気功師なる人物が登場した。





彼のハンドパワーは、相当なものらしく・・・

遠くから水面に浮かぶ人間を、自在に操っていたの。





それを見た私は・・・





事前にこのタイミングでグルングルン回ってくださいって

仕組んでいたんじゃない?


ところが・・・

私の心を察したように、司会の人がこう言った。





場所は動物園の象の柵の前、

あの気功師がなにやら意味ありげな微笑を浮かべ、

立っているじゃない。





次の瞬間、

彼は象に向かって、手を振りかざした!!

すると!!





あの巨体な象が・・・





彼の手の動きに合わせ、コロンコロン・・・

回転しているじゃあーりませんか!!





衝撃的な映像でした!


さて・・・話は変わり、

7月12日に私の本が発売されたのですが・・・。

前日、担当の小林さんからメールが来て・・・


「カータン、喜んでください。

カータンの地元国分寺の紀伊国屋書店さんが

カータンの本を大量にご注文してくれましたよ!」



えっ!!



すぐに翌日、紀伊国屋書店に向かったわ。


紀伊国屋書店は、国分寺駅ビルの丸井の8階にある。

正面には、どーんと今週のベストセラーと新刊を

並べたコーナーがあり、

お客様はここを通って店内に入ることになる。

言うなれば、書店の顔、玄関口。





まさか、こんなところにあるわけ・・・


えっ?





ありました!

それも三冊平積みに置かれてました!




あのベストセラー「ダーリンは外国人」シリーズの

横に堂々と・・・。


胸が熱くなりました・・・。





今回の本の書き下ろしに行き詰ったとき、

自分を奮い立たせるために、毎日のように私はここに来ていた。


いつか自分の本もここに、並べてもらえる日を夢見て、

イメージトレーニングしては、ヤル気を充電させてもらった。


でも・・・その時、私がイメージしていた場所は、

ちょっとお店の中を入って歩いたところの、

女性エッセイストコーナーで・・・。


まさかこんなすごい場所に置いてもらえるなんて!

想像すらしていなかったのに・・・。


ありがとう!

地元・国分寺紀伊国屋書店さん

               (号泣)


感慨深く自分の本の前で佇んでいたその時だった!

隣の女性の手が!!





私の本の上で止まり・・・





そして、本を手にペラペラペラ~





次の瞬間、私は気功師になっていた!!

そう! テレビで見たあの気功師よ!





「お願い~買って~私の本、買って下さい!」

その女性に向かって、精一杯の気を送ったわ。


でも・・・





やっぱり私は気功師ではなかったの・・・。

届かない私の想い!!


と、また!!

新たな手がぬぅ~と伸びてきて・・・





あっ! 





フェイントでした。

その方の手は隣の本へ!!


もーー心臓に悪いったらない!!

私は、居たたまれなくなってすぐにその場から逃げ出したわ!!





でも・・・やっぱり気になるの・・・

その場から離れられないの・・・

私は、近くの大きな柱の陰にそっと身を隠したわ。


あっ! 





お願い・・・あなた!!

そこのとてもキレイなあなた!!





私は、柱の陰から気を送り続けたの・・・

イメージはUFOキャッチャーの操作・・・





私の気に操られ・・・

私の本をレジに持って行った彼女は思うに違いない・・・。





って・・・想像しながら、気を送り続けていたのだけど・・・

まさかね・・・





私はやっぱり気功師ではなかった・・・。


柱滞在40分・・・、誰一人として、

私の本をレジに運んで行くところを見ることは

できなかった・・・。






国分寺紀伊国屋書店のすぐ前にある大きな柱・・・

しばらくは、ここが私の修行の場になりそうです・・・。


私は、これからいろいろな街の本屋さんに出没して、

たまたま私の本が置いてある棚を通りかかった方の背中に

気を送り続けるでしょう・・・。

明日は、あなたの街の本屋さんに謎の気功師が現れるかもしれません・・・。

ちなみに昨日は、東京は一足早いお盆なので、

夫の実家・大森界隈の本屋さんに謎の気功師が出没しておりました。


もし今これを読んで下さっている方の中に

「何でこの本買ってしまったんだろう?」

とブログを覗きにきて下さった方がいたとしたら・・・。

そう、きっとあなたには、私の気が届いたのかもしれません・・・。

買って下さって、ありがとう!



←ほら、その柱の陰に!

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本出版と次女の誕生日にたくさんのお祝いメッセージをどうもありがとうございました。コンタクトがタンパクで曇ってます。皆さんの温かいコメントに終始泣かされてしまいました。心からありがとう!

また本を買って下さり、読んでくださった皆さんにも、心から感謝致します。本当にお1人お1人お礼に伺いたいのすが、なかなか時間が取れずに本当に申し訳ございません。

そして、今日も最後まで読んで下さってありがとうございました!