ジジババが孫をダメにする(1)
私が子供のとき、うちの両親、特に母親はとにかく厳しかった。
挨拶はもちろん、ご飯の食べ方や言葉使いetc・・・。
プレゼントは誕生日とクリスマス、
ジュースだって人が遊びに来たときか
何かのイベントがなきゃ飲ませてもらえなかった。
ところが、どーよ!
孫!私の娘(8歳長女)に
対してはどーよ?
プレゼントは毎日が誕生日?だし、
ジュースはファミレスドリンクバー並だし、
8歳の娘にまるで母鳥がヒナにエサを与えるように
食べ物を口に運んであげている・・・。絶句!
見るに耐えかね私が注意すると
「孫はかわいいのよ!
あなたには孫がいないから
この可愛さがわからないのよ!」
と逆切れする始末だ。
私が懸命に娘に築き上げた躾という砂の城は
祖母という大波によって瞬時にサーーーッと
さらわれてゆくのである。
孫ってそんなに可愛いのか?
私の毒舌姉は、かつてあんなに厳しかった親の
そんな変わり果てた姿を見て言う。
「ジジババは勝手に孫を甘やかしておいて、
そして勝手に死んで行く~~」
本当にその通り。
では、昨日の記事の続き。
詐欺まがいのたまごっちを買わされた(気づかない方がおかしいんだけど)
ジジババは、ついに本物のたまごっちを手に入れるため、
孫のために立ち上がった!
母は厳しい!
ところが、
すっかり騙されちゃうお年寄り~
これじゃ詐欺にもあうわけだ
孫のため
まだまだわたしら燃え上がらな!
どっかから仕入れてきた情報により・・・
ビ○○カメラ限定30個入荷
開店30分前に整理券が配布され・・・
ジジババの前の前で整理券OUT!
孫になんて言えばいいの~
こうやって我儘な人格が形成される
某日
またどこからかまた情報を仕入れ・・・
ト○ザラス限定50個入荷
年寄りの特技!
早起きを生かし・・・
やりました~3番乗り~これなら余裕で買える
孫の喜ぶ顔が目に浮かぶ・・・
待っていておくれ~
欲しがりません
(店)開くまでは!
すでに体力の限界・・・
そして
ボロ雑巾になりながらも、孫のために走るジジババ
↑かなりの棒読み
この言葉が聞きたかった・・・
この言葉で生き返るジジとババ
あれから
数ヵ月後が経ちました・・・・
おや?たまごっちはどこに?
部屋の片隅・・・誰にも気づかれずにひっそりと
おや?
2つとも死んでますが・・・?
まさかあんなに苦労して手に入れたたまごっちが
こんな扱いされているとは!
可哀相な たまごっち
じゃなかった
ジジとババ
そんなジジとババに
合掌 チーン(あっチンはまだ要らない)
ジジババに同情票ポチッとお願い~
コメント
コメント一覧 (1)
初めて6年生の時、友達にスニッカーズとサラミを食べさせて貰った時の感動!世の中にこんな美味しいものがあったなんて!!と。
そのわりに、小学生の時、20本中18本虫歯で19本虫歯のF君にすんでの差で勝った?負けたわ(笑)
私に仮に子供が居たら、特に父は甘々何でも買い与えたと思います。男の子だったりしたら是が非でも野球もやらせると思います。両親に孫の喜びを味あわせてあげなかったのは姉も私も親不孝したわ。
たまごっち。
20代の頃、欲しくて欲しくて友達に貸して貰ったことがあります。仕事中にもポッケに入れてたらピーピー鳴って、師長さんに鞄に入れてきなさい!とエライ叱られました。当たり前だ(笑)懐かし想い出。