セカンドハネムーンの続編です。


翌日、リゾッチャ夫とレンタカーを借り、

ドライブに行くことになりました。

夫は会社から

「今回の研修期間中は絶対にレンタカーは使用禁止」

と言われていた。

んだけど・・・若い2人

「バレっこないよ」

とレンタカーを借りに・・・。


夫が運転するんだけど、念のため私名義で借りることに・・・。


神様は見ていたのですね・・・。

こんな自分勝手な夫婦のことを・・・。

まさか・・・あんなことが起るとは・・・



ヒューヒュー♪ (朋ちゃん~)


やっぱオープンカーは

最高だぜ~ベェベ~





オアフ島の外れ・・・

パイナップル畑が広がる風景・・・

私たちを乗せた車は信号で停まっていた・・・



その時!







何が起った?


マジ、目から火花飛び散りました!


夫が叫んだ!

「おかま掘られた・・・・」


急いで後ろを振り返ると



アンビリーバボー!


フロントガラス


真っ赤ですから~!






即死か?


追突された身としても、相手が死んだら嫌だよ!

死なないで~





しばらくすると・・・・・


ヨロヨロ・・・助手席のドアが開いた・・・・


い、生きていたんだ!





寂しそうな夫人の目・・・

その胸にはまだ小さい男の子が・・・・


あなたたちに罪はない・・・

でも、この子の父親はただ1人・・・

子煩悩ないい人でした・・・」


そう訴えているように見えました・・・。




そして、またしばらくすると、


今度は運転席のドアが・・・・





良かった!死んではなかった・・・





はい?


そこには、80%サイズの小錦が!


えっ?あのフロントガラスの血は?






どーゆーこと?




落ち着いて・・・

目を凝らして・・・








これってチェリーパイの残骸だったの?


おっさん!

あんたチェリーパイ、

それもホール食べてたんか?

それに気を取られ追突したと?


夫人はこう言っていたんですね





「ったく!うちの亭主ったら、

いつも食べてばっかりだよ!

本当に食費いくら掛かると思ってんだよ」


と言っていたんですね・・・。



とりあえず、近くのコンビニに双方車を停め、

警察を呼びました。


80%小錦はコンビニに入って行って、

ホットドックとバケツサイズのドリンクを2つ買ってきて、

1つを私たちにくれました。



おい、まだ食うか?







まもなくおまわりさん到着。


レンタカーだと説明し、契約書を見せると


「カータン?カータンが運転していたんだね」


えっ?借りたのは私ですけど・・・運転してたのは・・・


「オーノーそれは大変だ!保険とか利かないよ!

これは大問題だ!」


えーーーーー!

どーなるわたし?


「彼は?」

「旦那です」

「えっ、旦那?じゃ問題ないよ」と

あぁ!! 

結婚していて良かった・・・。


レンタカー会社にも電話してくれて、


「問題ないそうだ。このまま時間までドライブして

時間になったら返せばいいそうだ」


気を取り直して、ドライブを続け・・・

時間に車を返しに行きました。


夫はそれからポリネシアン文化センターのショーに

行く時間だからと帰って行った。


さて、私も帰ろうかと思ったその時、

レンタカー会社の人が、


「あのね、君は残って!

今回の事故のレポートを書いてくれないと困るんだ」


と渡された紙。A4サイズの紙、殆どが白紙・・・。


「さぁできるだけ事故の様子を詳しく書いてくださいね」


マジ?私適当に喋るのはいいけど、

スペリング自信がないのと・・・レポートをその場で書く

って・・・・あの・・・・

電子辞書必要なんですが、私。


えぇ書きましたよ!書きました!

まるでルー大柴だよ!


「WEが~シグナルで~ストップしてたら~

suddenly~ハプニング~

back の car が クラッシュね~

サプライズのサプライズ~

TODAYは とてもサプライズ~

BUT  NO怪我、

UNHAPPYだけど、結果オーライ」


もちろん会社の名誉のために

職業はHOUSE WIFEにしておきました。

あのレポートで保険金下りたんだろうか?

しーらない!っと。