どんなに叱られても譲れないものありますか?
私は小5から中3の5年間を
父親の仕事の関係で台湾に住んでました。
今でこそキレイな街、おしゃれな街の台湾ですが、
私が住んでいた頃は、まだまだ発展途上の・・・
ワイルドな国でした。
でも、そこで私は実に日本では味わえない
色々な体験をすることができました。
今の私の原点はこのときの貴重な経験が大きいです。
今日はその当時のネタを1つ。
台湾に行ったばかり・・・。
まだ中国語もさっぱりな母、姉と私。
地元の中国料理屋さんに行った。
メニューが
漢字・・・漢字・・・漢字・・・・
雰囲気的に・・・これって・・・・
そう思い注文した。
もちろん片方の手の指でメニューを指差し、
もう一つの手の指で「1」を作り・・・
「お待たせしました~」(中国語)
やったーーー!!から揚げ!
大成功じゃん!
と、ところがどーよ!
三人に何が起こったのか?
目の前には何が?
つづく~
なーんて意地悪なことはしませんよ!
これが来ました!
これ!
ひえーーーーーー!

なぜ死んだ鶏の頭付きよ?
そんな飾り要らないよ!
それも、もちろんモノホン!
白目で悲しげでした。
恨んでいるようでした・・・。
私と姉はその顔に震え、とても箸を付けられない・・・。
しかし、母は強かった!
「こーすればいいのよ!」
と言ってさっと応急処置?
ナプキンをかぶせました。
「これなら食べられるわね」
って。
あのーーーー
そーゆー問題じゃなく・・・・
結局、このから揚げ生首付きは1つも食べることなく・・・
でも、台湾は残したものは基本、お持ち帰りのお国で・・・
わざわざ包んでくれました。
家に帰ると、
愛犬のロロがしっぽを振ってやってきた。
本当にかわいい犬で、優しくて、頭が良くて、
そして決して吠えないし、いつも穏やかな犬でした。
母がロロに残したチキンをあげました。
ロロはとても喜んで・・・・ぱくり!
すぐに
母の絶叫ーーーーーー!
生首を銜えるロロに母ははじめ、とても優しく言いました。
「ロロ、ダメ!それペッしなさい!」
ところがロロは聞きません・・・・
いつもはあんなに聞き分けのいい子なのに・・・。
ところが、ロロは・・・・
まるで何かがとりついたように・・・
そして、ゴックン!!!
初めてロロが私たちに反抗したショックングな出来事。
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