今日のお別れ(1)さよなら ハンカチ王子
商店街にメッセージが。今日は学芸大学も
卒業式だったようで、商店街は賑やかでした
春はさよならの季節・・・
とても悲しいさよならが私には2つ・・・
まずは
さよなら ハンカチ王子 私の生活から楽しみがなくなる~
ここ国分寺、東京郊外、のどかな街である。
そののどかな街にマスコミがこぞって駆けつけ大騒ぎになったのは
去年の夏の終わりだった。
私は4ヶ月の長期入院生活により、すっかり筋力を失った足を引きずるようにして、
その国分寺史上初の人手で賑わう国分寺の商店街を歩いていた・・・
そう、去年の夏、早稲田実業が初優勝を果たし、甲子園から凱旋した日。
商店街にはマイク片手にテレビカメラに向かって喋るレポーターたちで溢れていた。
あの顔! あっ、あの人!
普段テレビのニュースやワイドショーで見かける顔ばかり。
商店街では祝い酒が振舞われ、優勝を祝う垂れ幕が張り巡らされていた。
ハンカチ王子・佑ちゃんこと斉藤佑樹選手をはじめ、早実の選手を見ようと、
早稲田実業の前にはすごい人が駆けつけていた。
機動隊の車が何台も停まり、すごい数の警官も待機していた。
ここがいつものどかな、おらが町・国分寺だっぺか?
私も斉藤選手を一目見ようと、その群集の中に加わった。暑く、そして産後・・・
辛い・・・でも、見たい・・・。耐えた・・・。(自慢にならんって)
結局、選手を乗せたバスはそのまま学校に入っていってしまい
ハンカチ王子を見ることはできなかった。
でも、早実が国分寺にある限り、王子が早実に通う限り、私にはチャンスがあった。
暇なおばちゃん(私のことね)は、乳母車を押しながら、夕方商店街をよく徘徊した。
「あっ川西くん!」「あっ船橋君」「あっあれはキャプテンの後藤君!」「あっ白川君だわ」
2年生の塚田君は良く見かけた。なにせ身長が190センチ越えてるからすぐにわかる。
近所のママたちが「見たわ!見た! ハンカチ王子、スタバの前ですれ違ったわ」と
メールをくれる中、そして、娘が「ママ! 今日斉藤選手と白川君見たよ~」「今日も斉藤選手見たよ」と
自慢する中、私は気ばかり焦るものの全然お目にかかれない! もーこんなに徘徊しまくってるのに!
結局王子を見ることなく、今日王子は早実を卒業してしまったのだ。残念!
斉藤佑樹さま、ご卒業おめでとうございます! 大学野球部でのご活躍期待しております。
さっき通りすがり見てきたら(あんたも懲りないねぇ)、丁度卒業式が終わったところで、沢山の御父兄の方が表に出てこられたところだった。
何人か(少ない)他校の女の子が門の前で待ってました。中継車も沢山停まってました。
2年生キャッチャーの川津君見つけました。川津君カッコいいです。
大満足!って、私ってば単なる若い球児が好きな危ないおばちゃんか?
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