去年、台湾で大ヒットしたという
『KANO 1931海の向こうの甲子園』が
先週の土曜日から日本でも公開された。

ずっと観たかったこの映画、
チラっとホームページを見ただけで・・・

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目頭が熱くなる・・・。

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そして、さらにはこの文句。

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スクリーンの前、いや
パソコンの前、涙で文字が読めません。

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今すぐ観に行きたい!
夫も長女も
「観たい!」「行きたい!」と言った。

でも、問題は・・・

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あぁ、やっぱりねということで、
夫と長女の大ブーイングを受けながら、
月曜日ひとりで観に行こうと心に決めた!

上映している映画館が少ないのですよ。
東京で4カ所だけ。

上映時間は3時間越、
朝イチの回を見逃したら
子供の下校までに帰ってこられない。

月曜日の朝、私は急いで家を出た。

そして、映画館の前・・・

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もうね・・・
このポスターだけで、どれだけ泣いたか。

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自分でもわからないけど、
『台湾』って文字見ただけで目頭が熱くなる。

いよいよ、映画が始まった。
スクリーンに『KANO』の文字が
映し出されるや、また涙よ・・・。

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内容は、簡単に説明すると

1929年、日本統治下にあった台湾。
嘉義農林野球部(KANO)は、弱小チーム。
そこに近藤(永瀬正敏さん)が監督として就任する。

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近藤監督の厳しい指導の元、

守備に長けた日本人(3人)、
打撃に長けた漢人(2人)、
足の速い台湾原住民(高砂族4人)の
混成チームが成長し、甲子園に進出、
決勝まで勝ち進んで行くという話。


もう一度言うけど、これ・・・

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内容も素晴らしいんだけど、
部員の男の子たちがホントに純粋で
かわいいんですよ。
(おばちゃん目線)
おまけに彼ら、
なんだか野球がすこぶるうまい。


その理由は、家に帰ってきて調べてわかった。
野球映画、野球がうまくなければ、
リアリテリィーに欠けるということで、
選手役のオーディションは、
高校、大学の野球部から探したらしい。
皆、演技は素人の野球部員だという。
演技は2ヶ月かけて、特訓したそうだ。

そんな彼らの演技がいいのよ。
野球はうまいし、体もいい!←そこ肝心!
演技はプロには及ばないけど←何様
そこがかえって、部員の純粋さをかもちだしてる。


そんな中で、永瀬さんの演技が
すごいパンチ力発揮している。
↑何様アゲイン


そして・・・ピッチャー

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彼がホントかっこいいの!
切れ長の目に、小さい顔、
手足が長く・・・

私なんか、すっかり惚れてしまいました。←誰も聞いちゃいない

最後、エンドロール前に、
実際の彼らのその後の人生の説明が入るところも

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心にしみる。


私は持って行ったタオルハンカチが
ぐっしょりしていまいましたよ・・・。


さて、その日の夕方。
実家に行って、父にその話をすると、

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なんでも新聞で見た時から
行きたくて行きたくて

たまらなかったんだと。

そして、まぁ語る語る。

やはり台湾でも嘉義農林の話は
父より少し上の世代の間では
とても有名な話だったようで、

20年台湾に住んでいた父は、
実際に嘉義農林と闘った他校の選手から
聞いたって話を
ペラペラ〜

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まるで自分が嘉農ナインと実際に闘って
見てきたような口っぷりだ。

永遠に話しそうだったので、

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そう言ったらね・・・

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でたよ!
年寄り得意の同情作戦!

と思いつつも、
あながち同情だけとは思えない年齢を
迎えているわけで・・・
今日、また私は父を連れ、
KANOを観に行ってきたのであります。


父と映画を観に行ったのなんて・・・
いつ以来だろうか?

でも、ふたりで思い切り泣いて
大満足して帰ってきました。

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是非、興味のある方はこの予告編を見て。

きっとパソコンの・・・携帯の画面が
涙で見えないはずよ〜?





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〜予約受付中〜

女ふたり台湾、行ってきた。
カータン 著/小林 希(のぞこ) 著
ダイヤモンド社
2015-01-30


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2月11日(祝)都内某書店でサイン会を行います。
発売日の30日(金)にサイン会を行う書店で、本を購入された先着40名の方が参加頂けます。
詳細については、今夜11時過ぎにtwitter 、ブログでお知らせします。

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「トイレが心配だから飲み物は控えてね」と父に飲み物を買わせなかったことを後悔したわ。途中、脱水症状で父が倒れるんじゃないかと心配したほど。父は台湾駐在時代、嘉義にゴルフ場を建設する仕事をしていた時期があって、嘉義のスコールとか風景が懐かしく思い出されたみたいで、「また行ってみたいな」と言ってました。
よし!今度は、嘉義まで行っちゃう?