(1)私は天狗の生まれ変わり
からのつづきです

金沢駅に到着したわ〜。

金沢には、17年前に
一度来たことがあったけど、 

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目を疑うほどの変わりっぷりに
驚いたわよ!!

なんたって、駅前がすごい!
近代建築? 
こ、これが世界で最も美しい駅の6位に
選ばれたもてなしドームに鼓門か!

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到着時の写真がなく、これは帰りの時の写真

そして、写真ではわかりづらいけど、
観光客で溢れかえってる。

そんな中・・・

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いきなりMが走り出したわ。
一体、何を見つけたというのかしら?

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ちなみにMは、
今回、東京チームでの参加だけど

元々は大阪の同期で、転勤で東京にいる。

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ちょっと・・・M
これ、足湯と違うんちゃうか?

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誰も足湯なんてしてないやん!

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あぁ・・・
 【女の古の特徴】
1、思い込んだからまっしぐら


駅を抜け、ホテルに向かう。
ところが、先に金沢に到着していた
大阪チームはまだ来てなかった。

荷物をロビーに預け、
大阪チームを待っていると

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聞くと帰りに買うお土産を
早々に駅で下見していたそうだ。

【女の古の特徴】
2、旅先でのお土産に対する情熱が
  半端ない


それにしても大阪チームは大きい。
中でも、YとMちゃんが目立つ。
ふたりともピンでいると

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なんだけど、
このふたりが一緒にいると
相乗効果で迫力3割〜5割増しだ。

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先月、このふたりが東京に来てて
マリリンと一緒に会ったのだけど
マリリンが言ってたわ。

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ちなみに現役時代から
このふたりには
数々の伝説があって、

ふたりで空港を歩いていると・・・


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バレーボール選手に間違えられたり、
またある時は・・・

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おしんスッチーならぬ
オネエスッチーに間違えられたり。

しかし、そんな大きなふたりより
目立ってたのは、

Hちゃんの手に持った棒。

そうそう、Hちゃんは以前、
美人ゆえの伝説』という記事に
登場してくれた同期きっての美女。


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Hちゃんは、手にしたセルカ棒を
得意げに掲げていたわ。

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その姿は、数ヶ月前の長女とかぶる。

少し前、
長女もセルカ棒を買って
得意げに撮りまくっていた。

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街にもそんなセルカ棒持った
女の子たちが溢れていたっけ。

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ところが、ここ最近
ぱったりとセルカ棒を
見かけなくなったと思わない?

不思議に思って長女に聞いたわ。

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すると長女は、

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えっ、ダサい?

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セルカレンズ?
なんでも携帯のレンズのところに
クリップ状のレンズをはめて使うんだとか。

そうすると、棒を使わなくても
同じような写真が撮れるというのだ。

その上、魚眼、ワイド、マクロ 、
レンズを変えれば
いろいろ楽しめるという。

そのセルカレンズの出現により

セルカ棒ブームは
あっけなく終焉を迎えたという。


私はHちゃんの姿を見ながら、
長女の言葉を思い出していた。

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Hちゃんは熱かった。

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「お店で一番高いセルカ棒くださいって
一番いいの買ってきたわ!」

その値段、長女のセルカ棒の実に4倍!

Hちゃんは、高い鼻を
さらに高くしてこう言ったわ。

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た、確かに、Hちゃん・・・

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【女の古特徴】
3、若い子の流行、女の古には
  やや時差あってやってくる


でもね、このHちゃんのセルカ棒が
今回の旅行の思い出話には欠かせない
爆笑ネタを次々と生み出すことになる。

その話は次回につづく

Hちゃん、セルカレンズ、これだってよ〜!



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今回、アラフィフ同期と旅行して、自分も含め世間から言われてる『もう、これだからおばさんは!』ということの連続に、改めておばさんという生き物の面白さに気づかされました。ホント、おばさんは懲りない、そして、なんでも都合のいいように笑いに変える天才だと。えっ、それが傍迷惑なんだって?