私の父(3)父と母が共倒れする前に
私の父(2)からの続きです
とにかく母が大変だった。
まずは父のトレイ問題だ。
長年住み慣れた家、
父の部屋からトイレは
廊下を挟んで一直線なのだが、
急に光を奪われたこと、
また父の年齢的なこともあってか
それは、わからなくはないのだけど・・・
そうなると、母がトイレの度に
手を貸さないとならない。
また自分で行かれないとなると
不安になるらしく(それすごくわかる)
余計トイレに行きたがる父。
それは母が寝ている夜中まで繰り返された。
父には申し訳ないが、
睡眠を妨げられ、母のストレスと
体力は限界を迎えてきていた。
そんな母のために、
姉と一緒に父の説得に向かった。
自分で排尿ができる人にとって、
オムツの中で用をすませることには
かなりの抵抗があるのはわかる。
わかるけど!
母の心労を考えて、
そこは協力して欲しいと。
それでも父は頑なに拒絶した。
わかるけどさ!!!
それじゃママが倒れるんだよ!
ついに姉が立ち上がった!
昼間も父のトイレのため、
どこにも行けずにいる母のために
こういう時、姉は本当に頼りになる。
子供の頃から、
私が姉に頭が上がらないのは
姉のこういうところなのだ。
姉といくつか見学し、
アットホームな施設に決めた。
しかし、介護士さんが言う。
男性に限らず、
デイサービスを嫌がる高齢者は多いらしく、
通い始める前から、拒絶する人も多いのだという。
また父の場合、目が見えないので
たくさんの人が集まる中で
聴力を頼りに交流することになるから
普通の人以上に、
相当なストレスを感じるかもしれないと。
ここはキッパリと
なぜデイサービスに通って欲しいのか
父に伝えておかないといけない。
さぁ、父の返事はどう来るのか?
ところが父は思いの外あっさりと
承諾してくれた。
まずは一安心だ。
そして、デイサービス初日、
迎えの車が到着する頃を見計らい
姉が実家に様子を見に行くと
そう言って、
父は車に進んで乗り込んでいったという。
あぁーよかった!
これで一歩前進した?
いや、まだわからない。
行ってといっても、もう行かないと
言いだすかもしれない。
しかし・・・
父はやっぱり父だった。
今じゃ、
デイサービスが待ち遠しくても
たまらない様子。
何がそんなに楽しいのか?
まぁデイサービスに行った日には、
その話が止まらない止まらない。
そりゃ楽しいわけだ。
その話はまた今度ね・・・。
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□■□■□■□■□□■□■□■□■□
今は、父の部屋からトイレまで道標のように手すりをつけて、一人でトイレにも通えるようになった父。これで母も負担も少しは軽減されました。それにしても、見習うべきところは、デイサービスをあんなに楽しみにしているところ。そんな楽しいところなら、私も歳をとったら積極的に通いたいわ!と思うくらい。
とにかく母が大変だった。
まずは父のトレイ問題だ。
長年住み慣れた家、
父の部屋からトイレは
廊下を挟んで一直線なのだが、
急に光を奪われたこと、
また父の年齢的なこともあってか
それは、わからなくはないのだけど・・・
そうなると、母がトイレの度に
手を貸さないとならない。
また自分で行かれないとなると
不安になるらしく(それすごくわかる)
余計トイレに行きたがる父。
それは母が寝ている夜中まで繰り返された。
父には申し訳ないが、
睡眠を妨げられ、母のストレスと
体力は限界を迎えてきていた。
そんな母のために、
姉と一緒に父の説得に向かった。
自分で排尿ができる人にとって、
オムツの中で用をすませることには
かなりの抵抗があるのはわかる。
わかるけど!
母の心労を考えて、
そこは協力して欲しいと。
それでも父は頑なに拒絶した。
わかるけどさ!!!
それじゃママが倒れるんだよ!
ついに姉が立ち上がった!
昼間も父のトイレのため、
どこにも行けずにいる母のために
こういう時、姉は本当に頼りになる。
子供の頃から、
私が姉に頭が上がらないのは
姉のこういうところなのだ。
姉といくつか見学し、
アットホームな施設に決めた。
しかし、介護士さんが言う。
男性に限らず、
デイサービスを嫌がる高齢者は多いらしく、
通い始める前から、拒絶する人も多いのだという。
また父の場合、目が見えないので
たくさんの人が集まる中で
聴力を頼りに交流することになるから
普通の人以上に、
相当なストレスを感じるかもしれないと。
ここはキッパリと
なぜデイサービスに通って欲しいのか
父に伝えておかないといけない。
さぁ、父の返事はどう来るのか?
ところが父は思いの外あっさりと
承諾してくれた。
まずは一安心だ。
そして、デイサービス初日、
迎えの車が到着する頃を見計らい
姉が実家に様子を見に行くと
そう言って、
父は車に進んで乗り込んでいったという。
あぁーよかった!
これで一歩前進した?
いや、まだわからない。
行ってといっても、もう行かないと
言いだすかもしれない。
しかし・・・
父はやっぱり父だった。
今じゃ、
デイサービスが待ち遠しくても
たまらない様子。
何がそんなに楽しいのか?
まぁデイサービスに行った日には、
その話が止まらない止まらない。
そりゃ楽しいわけだ。
その話はまた今度ね・・・。
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今は、父の部屋からトイレまで道標のように手すりをつけて、一人でトイレにも通えるようになった父。これで母も負担も少しは軽減されました。それにしても、見習うべきところは、デイサービスをあんなに楽しみにしているところ。そんな楽しいところなら、私も歳をとったら積極的に通いたいわ!と思うくらい。
コメント
コメント一覧 (1)
介護保険制度が導入されたでしょう。
それからは私の勤務先でも、ケアマネさん、ナース、お医者、MSW、リハ、介護士さん、事務も多少なりともご本人、御家族とかかわって、医療と介護制度上手に活用して最善に近い策考えます。
凄くデリケートなことだから簡単にはいかないこともあるし、ここで例えを出すことは控えさせて頂くけど、やっぱりその道の人の手や知恵を借りること、私は悪くないと思います。
うまく言えなくてご免なさいね。