段々と薄着になるこの季節、
ダイエット記事をよく目にする。

私も若い頃から
実にいろんなダイエットを
繰り返してきたわ〜。

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そして、その都度、
あっけなく挫折してきた。

絶食もしたことがあったわ。
その時は食べなかった分、
体重は落ちるのだけど、

根っからの食いしん坊、
すぐに頭の中、
こんな風になっちゃって

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その後は、急激なリバウンド。

深夜のコンビニでお弁当、
菓子パン、アイス、お菓子、
山のように買い込んで一気食いよ。

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食べてる時は、味わうというより
まさに『食らう』。

満たされない何かを埋めるように
食べ物を胃袋に押し込む
そんな食べ方をしてた。

当然、食べたあとに襲う自己嫌悪!

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私の20代はこんなことの繰り返しで
四六時中、食べ物に支配されてた。

あの頃は周りも
挨拶代わりに言うんだもの。

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「今日天気がいいよね」
「髪型変えた?」
そのくらいのノリで「太った?」って。

それが本当、ストレスで
追い詰められていたわ。

その頃、ファミレスでもメニューに
カロリーを表示するようになって

太るのを気にしていた私は
いつもカロリーと睨めっこ。

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食べたいものより、
カロリー重視で注文していた。

でも、やっぱりそれじゃ
満たされない・・・。

ますます頭の中は、
食べ物で支配されて行った。

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そんなある日。
ファミレスで、食べたい!という
感情が抑えられなくなり

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すごいボリューミーな
メニューを注文してしまった!

その料理が運ばれてきた時
私は思ったのよ!

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でも、食べ出したら止まらない!

3分の1はあっという間に食べ終わり、
そして・・・

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でも、結果・・・

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いつもの自己嫌悪に陥りそうになった
その時だったわ!

私はあることに気づいたのよ!

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そう! 
食べなかったコーン二粒がここにある!

私は自分に言い聞かせた、

「全部食べたら1000kcal。
でも・・・」

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コーンにカロリーを肩代わりさせよう!
そう目論んだのだ。

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一気に気持ちが楽になった。

コーン1粒300kcalなんて
そんなことないでしょ!って。

でも、いいの!
私は自分にそう暗示をかけたのよ!

それからも、自分に都合よく
この方法を実践し続けた。

例えば、
友達とケーキを食べるなんて時。

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ひと口友達に食べてもらう。

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そして、自分に暗示をかけるの。

ショートケーキ1個350kcal?

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そんな暗示をかけたって
体に入っていく実際のカロリーは
変わらない!

だけど・・・
思わぬ変化が訪れたのだ。

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これどーゆーことなの?

そんな時、友達が教えてくれた。

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『プラシーボ』?
脳をだます? 何それ!!

その友達がいうには、
同じ病気の患者を
2つのグループに分けて
まったく同じ薬を飲ませ、
その効果をみる実験をする。

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すると、数週間後、
1粒10万円と告知したグループの方が
薬の効果が得られたという結果に。

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要するに
脳を騙す、思い込みによって
本来ありえない効果が得られるものだという。

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それって私か?

お金なんか、かからないわ。
ただ暗示をかけるだけ!

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みんなに効くとは思わないわ!
ただいろんなダイエットに
失敗した私には、
これが一番向いていたって話。




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私、物心ついたときから、ずっと太ってて、高校卒業して少し痩せたが、CAになって、ストレスでまたすごく太って・・・。20代は、いつもダイエットと食べ物に振り回されていた。カロリー気にして、食べたいもの我慢して、堪えきれず、食べたいもの食べたら、後悔して・・・そんな繰り返しで。思い込みダイエットが効いているのかわからないけど、カロリーに振り回されなくなってから、落ち着いた。思うんだけど、ストレスがダイエットには一番よくないんだと思う。それと、少し太っても「別に海外セレブじゃあるまいし!」と自分に言い聞かせている、その開き直りも大事。