姉と父を連れ、
大学病院へ定期検査。

視力を失った父を
駐車場から車椅子に乗せ、受付へ。

1

しかし、予約時間を過ぎても
なかなか呼ばれることはなく
かなりの時間、待つことに。

すると、父が言った。
2

そうね、
まだ順番も回って来そうにもないし、
今のうちに行っておいた方がいいかもね。

3

父の車椅子を押し、
車椅子用のトレイに入った。

そして、父を便座の前に立たせて


4

ここまでしたら、
あとは父がひとりできるはずだわ。

ところが、
5

なんと父はすでにズボンを下ろし
腰をかけようとしているじゃないの!

こんな状況で
ドアを開けることもできず・・・

6

父が「すまないね」を繰り返すから
私は言ったわ。

7
すまがらないで→すまながらないで

すでにコトは

始まっているらしい。

ねえさん、ピンチです!

8

どのくらい渡したらいいの?
目が見えないから、
多めがいいのだろうか?

9

そのあとトイレを流し、
手を洗うのを手伝い、姉の元へ。

10

姉は言った。
11

こうして、子はまたひとつ
成長し、学んでいくのであった。



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いや、父とトイレに2人きりなんて経験ももはや記憶にはなし。まして、『大』待ちなんて初めての体験。正直、ドキドキしたわ。でも、こうやって、これからいろいろ経験していくのだろうなぁと。姉は、来週、父の健康診断で検尿を手伝うそうで、今からドキドキしていると言ってる。ねえさん、お互い慣れていこうではないか!