この連休のこと。

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『昨日、悲別で』は
1984年から放送された
北海道を舞台にした倉本聰氏のドラマだ。

当時、高校生だった私も観ていて

2

学校でドラマの内容について
友達と盛り上がったものだ。

夫には、私以上にこのドラマに思い入れがある。

夫は、父親の仕事の関係で
ドラマの舞台になった悲別町
(北海道空知郡上砂川町)で生まれ、
4歳まで生活してたのだ。

そういえば、結婚する少し前、
当時まだ彼氏だった夫に案内され、
上砂川に行ったことがある。

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ドラマが終わって
すでに15年以上経っていたけど、

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ドラマの主題歌である
「22歳の別れ」がまだ駅構内に響き渡っていた。
(その駅ももうないらしい)

5

夫に案内されて回ったことも
今では懐かしい。

夫と2人、
青春時代の思い出のそのドラマを見始めた。

懐かしい!

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みんな、まだ若いわ!

そして・・・
11話目ほど行ったくらいからか。

突然、画面が乱れだした。

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そう夫は言ったけど、
徐々にモザイク率が上がり、
モザイクに次ぐモザイクに

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だんだん私はイライラしてきた!

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すると、夫は諭すように言った。

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音声だけを頼りに
想像力を膨らませろ?
そのうち慣れるって?

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その時、私はすべてを悟ったのだった。

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夫世代の男たちは・・・
モザイクの下に何が隠されているか
想像しながら観ることに
とても慣れているようだ。



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夫は、昨日、悲別でのドラマが始まった時、生まれた場所が舞台、かぐや姫で一番好きな22歳の別れが主題歌、「俺のために倉本聰先生がドラマを書いてくださったんだ!」と思ったそうだ。(「そーじゃないわ!!」by倉本聰)