長女の出産体験記(1)からのつづきです

結局、その後、
陣痛室に入ることになった。
家から連れてきた
黒猫のぬいぐるみをお供に。

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陣痛室に入ると、
そこにはベッドが2台並んでいた。

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陣痛室さえ、
家族立ち入り禁止だった。

そして、看護婦さんがやってきて

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物心ついてからの
初の浣腸をしたのだけど

これを我慢しろって・・・?

だって、液体が身体に入った途端

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すぐに我慢しきれずに
トイレに駆け込む。



でも、その時、
先に出産したYちゃんの体験談を思い出した。

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私は押し寄せるマグマを堪えながら
個室で悶えた。

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もうダメ!と
便座に座ろうと思ったけど
ここでもうひと踏ん張りよ!

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そして、ようやく大噴火!



その結果はいかに?




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あれだけ我慢したのに、
一体どれだけ我慢すればいいっていうのよ!

浣腸って、
こんなに忍耐を要するものなの?

ベッドに帰ると
看護婦さんが履き替えるように
渡してくれた。

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私は、カーテンの中、
ベッドの上でスースーする下半身を
タオルケットに包み、
時折訪れる痛みに悶えていた。

それにしても、陣痛室はとても静かで
看護婦さんの気配もしない。

そのうち、隣のベッドが騒がしくなり、
どうやら人が入ってきたらしい。

カーテンで仕切られて、
顔が見えないけど
カーテン越しに言葉を交わした。

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でも、会話は長くは続かない。
どちらかに陣痛の波がくるからだ。

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そんなことの繰り返し。

やがて陣痛食と言われる
簡単に食べられる食事が出て・・・

深夜に突入。

陣痛はどんどん激しくなっていき、
ふたりでうんうん唸っているのに
一向に看護師さんが来てくれない。

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目に入るのはナースコール。
私は思わずナースコールを押してみた。

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そう訴えると、
彼女は事務的に
私のふんどしをペロンをめくり

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そう言って去って行った・・・。

初産だから
どれだけ陣痛が続くのかもわからない不安。

私は痛みに耐えながら
頭に浮かぶのは、やはりこの顔。

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そんなことばかり考えていた。

そうよ!この痛みを的確に
夫に伝えるとしたら・・・
生理痛の100倍!

いいえ、やつは生理痛ってものが、
どんなものかもわからないわけで・・・
これが妥当か?

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でも、あの時、もしそばで夫が
手でも握ってくれてたら、
どんなに心強かっただろう。

そして、
思い切り痛いところを見せつけたら
痛みも随分軽減されただろうに。

陣痛の痛みを耐えるには
夫の存在って大きいわ。

でも、私の横に
夫はいないわけで・・・

だから、隣のベッドの妊婦さんと2人
他に誰もいないことをいいことに
大声で叫び合ってた。

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彼女がいたから、心強かった。

それでも、夜は長い、
長かった・・・・。

 長くなったので またまたつづく



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今回、同じ頃産んだ友達に「陣痛ってどうだった?」と確認してみたら「え・・・っと、そうだよ、1人だったよ」と。みんなで改めて「よく1人で耐えたよ!」とお互い讃えあってしまった。ホント、私は産むのは女性しかできないけど、夫と私の2人の子供なら、この大変さ、そばで見て、わかってほしいと思ったもの。男が見たらトラウマになる?冗談じゃないわ! やることだけやって、甘えるんじゃないわよ! だって、出産ってこーゆーものなんだから!!