出産体験記(3)からのつづきです

出産したその夜、
私は、余りのお腹の痛さに
ナースコールを押した。

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そう言うと、看護師さんが

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まるで、私が痛みに弱い
堪え性のない人間のような言い方だった。

が、翌日、回診にきた先生が
驚いて、こう言ったのよ。

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前にキャサリン妃が
第一子をご出産されたとき
テレビで退院風景が映った。

その様子を見た長女が

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そうなのだ。
私も出産体験をするまでは
赤ちゃんを産んだら、 
お腹はすぐにペタンコになると思っていた。

しかし、産科ですでに出産を終えた
お母さんを見て・・・

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わかったのだ。
お腹は徐々に小さくなると。

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大きくなった子宮は
1ヶ月くらいかけて徐々に小さくなるそうだ。

初産に比べ、経産婦の方が、
子宮収縮が早くその痛みが強いと
言われているけど

せっかちな私は
子宮までもせっかちだった?

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でも、子宮収縮より
数100倍痛かったのは、お股だ!

ヒリヒリズキズキ、
とてつもなくパンパンに
腫れているような感覚。

例えるなら・・・

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もうパンパンのモッコモコなのだ!

洗浄する容器を渡され、トイレで
(今はウォシュレットなのか?)
お股を洗わないといけないのだけど

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自分の下半身ながら、
もう未知の巨大生物、
扱いに手こずってしまう。

そして、痛い!
痛くて、痛くて、
まともになんて歩けない。

婦人科の廊下には、
そんな歩行困難なお母さんが
行き交っている。

その姿はまるで
人類の進化図そのものだった。

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歩くのも困難なら、
座るのだって、一苦労!

そこで役に立つのが
あの中央に穴が空いた
ドーナツ椅子や座布団。

腫れたラグビーボールをそこに収め
座るわけだけど

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痛くて痛くて、産後すぐなど
いくらドーナツでも座れないほどだ。

友達は産後、
座れずに這いつくばって食事をし
あまりの情けなさに涙が出たとも。

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そんな痛みから解放されたのは
会陰切開の抜糸をしてもらった後から。

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いやはや、本当に出産って大変だ。

私は、長女を産んだとき、
心に決めたもの!

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しかし、2人目は
産道を通る体力もない
小さい子だったので帝王切開。

でも、帝王切開と自然分娩両方を
体験した私が思うのは、

自然分娩のあの痛みを
経験するからこそ
母の自覚が芽生えるとか、
我が子を可愛く思えるとか言われているけど、
そんなことはまったくない。
ふたりとも同じにかわいい!

だって、それを一番証明しているのは
父親でしょ?

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とにかくどんなお産にしろ
子供を産むということは大変なこと
それはすごいことなのだ!


追記
産後、お腹のたるみを解消したく
アブトロニックという機械を買った。

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ある日、気づいたのよ。
その強度をMAXにすると、

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すぐに夫を呼んで、
アブトロニックを装着させ
強度MAXに!

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↑乳首が1つ行方不明

やめてくれ!と悶える夫に
私は得意げに言ったわよ。

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その時、私は思ったの!
男が出産できる日は来るのかしら?
それはなかなか難しい?

だとしたら、
同じ痛みが伝わる機械を作って欲しいわ。

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そうしたら、夫はどれだけ出産が
大変なものかわかるのに!って。



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長々と昔の話にお付き合いくださり、ありがとうござました。よくお産の痛みは子供の顔を見たら忘れるとかいうけど、私は何年経っても忘れませんよ! 感情は思い出せと言われたら、思い出せる。でも、痛みは今、ここで再現できないでしょ? お産についてはいろんな考え方があると思うけど、私の考えは、西原理恵子さんの毎日かあさん14巻 卒母編の中にある『お産について』とまったく一緒。娘にはこんな痛い思いして欲しくないから、無痛分娩勧めたいわ。まぁ、それは娘が決めることであるけど。