長女がサークルの先輩たちと
大学近くの居酒屋に行った。

すると、隣の席にいた
年配の男性たちが声をかけてきた。

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同じ大学の先輩と後輩ということで
そこから会話が始まった。

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ホテルで一次会を済ませ
二次会でこの店に来たという。

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それからいろんな話をした。

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先輩の卒業後の仕事や家庭・・・
人生について話を聞き、
自分たちの今の学生生活の話をし・・・。

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帰る時、先輩は
娘たちの会計を払ってくれたという。

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その話を長女から聞いて、
思い出した話がある。

昔、父が話してくれた話。

学生時代、大学の地元のおでん屋で
父が友達と飲んでいた時、

父はその日、持ち合わせがなく
安い具材ばかり頼んでいた。

その横で友達は玉子など
(昔、玉子は高かったらしい)
高いネタを気前よく頼んでいた。

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ところが、会計の時、
友達は父にこう言ったのだった。

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予期せぬ展開に、父は大いに焦った。

当然、父も
持ち合わせなどあるわけもなく
どうしたものかと
2人途方に暮れていると

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隣に座っていた紳士がそう言って
会計を済ませてくれたという。

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後日、お金を返したいと
連絡先を訪ねた父らに対し、
その紳士は、制帽を指差して、

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そして、言った。

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父はその時、誓ったという。

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その話を聞いた長女は

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いつになったらって・・・
今から焦らなくてもいいと思うよ。

いつの日か あなたが、
今の自分のような若い学生と会った時、
懐かしくて、
頑張って!と思わず応援したくなる

そんな気持ちが持てる
大人になればいいんだよ。



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私の父と長女は同じ大学で、偶然にも同じ街で、大学の先輩にご馳走してもらうという経験をした。絆の強い学校というのももちろんあるのだけど、なんだか感慨深い。でも、帰ってきて、相席した先輩の人生を熱く語る長女がおかしかった。卒業してから今までの職歴、孫の話までw どれだけ盛り上がったわけ? 同じ大学というだけで、世代を超えたこんな繋がり、なんだか羨ましい。