前に長女の出産体験記を書いた時、
コメントに「つわり」と「授乳」についても
書いてくださいとリクエストを受けたので 
今回はこのことについて書いてみようと思います。


まずは、つわりね。

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そう、私、
まったくつわりの経験がないのですよ。

ドラマとかだと、

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洗面所に駆け込むミホ。
そして、友達が言う。

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そんな感じで妊娠発覚!が鉄板だけど、
私はまったく気持ち悪くならなかった。

私の母も、つわりは
まったくなかったというので、
遺伝なのかなと思っていた。

しかし、
すべてが遺伝ではないと思ったのは
母乳だった。

第一子妊娠期間中、
私はあることに気づいたの。

一般的に妊娠すると、

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そんな変化があると言われているが
私にはそんな変化がまったくなかった。

私の母はこう言ったの。

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ところが、出産後も、
ほとんど胸に変化はなく・・・
 
見かねた病院の助産婦さんが
(あだ名は『おっぱい神の手』)

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でも、神の手にかかっても

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母乳が出ない私の胸!

その時、私は思ったの。

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良くも悪くも
あきらめが早いのが私の性格だ。

しかし、母は母乳の出ない私に

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そんなことを平気で口にした。

長女は、ミルクをあまり飲まず
眠りの浅いよく泣く赤ちゃんだった。

悪気がなく母は言った。

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母が言ううちの子とは、
まさに私のことだ。
自分のことを褒められている?
にもかかわらず
これにも本当カチンときた。

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これも、お宅の子とは
まさに私のことで・・・
自分で自分のことをけなしながらも
なぜか清々しい気持ちになったものよ。

こうして、長女はミルクで育てた。

そして、8年後、次女の出産。

この時の私は
次女が1590gと小さかったのと
NICUに次女を置いて
先に退院してしまうこともあり、

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そう考えるようになっていた。

でも、長女の時同様、
胸の変化はまったくなく、
母乳が出る気配さえ感じられない。

その時、本屋さんで
○谷式母乳マッサージという本を見つけた。

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希望の光に包まれた気持ちで
そのマッサージを実践したが、

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まったく出ない。

1時間頑張って、3滴くらい。

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それを母乳保存パックに入れ、
保冷剤と共に病院に運ぶのだが、
病院まで遠かったのと
炎天下ということもあり

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私の努力の結晶は、
毎回、炎天下の元、砕け散った!

ついに私は、その本に書いてあった
出張マッサージを申し込むことにした。

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いかにも頼れるという感じの
ふくよかな女性がそう言ってくれた。

しかし、

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温めて、引っ張って、揉んで・・・
いろいろやってくださったのだが、
母乳は出ない。

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そう言うと、女性は

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そう言われたのだ。

その言葉を聞いて、
私は少しがっかり、
でも、正直ほっとしたの。

そして、思った!

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それからは手ぶらでNICUに通い、

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そこで私の母乳は、
打ち止めとなったのだった。



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まったく参考にならない私の授乳経験談。でも、もし今、母乳が出ないことで追い詰められて苦しんでいるお母さんがいたとしたら、あの時、看護師さんに言われ、救われた言葉を贈りたいわ。
母乳が出るに越したことはないのかもしれないけど、でも、出ないものは仕方ない。そうよ、母乳だけが母の愛情ではないと思うわ。