最近読んだ『老い』がテーマの本3冊を紹介。

まず1冊目。

老人の取扱説明書 (SB新書)
平松 類
SBクリエイティブ
2017-09-06


この本は、去年、大阪のオフ会で
参加された読者の方にいただいた。

1

ここのところブログで、
うちの親の介護的な話を
書いたりしていたから、ね?

2

そんな気持ちで読み始めて

3

指摘はできないが、口がそこそこ臭い。
約束したのに「そんなこと言ったっけ?」と言う。
その時間はまだ夜じゃないの?というほど早起き。
そんなに出るの?と不思議に思うくらいトイレが異常に近い。

頷きながら読んでいたのだけど、
途中から段々と冷や汗が出てきた。

4

こ、これはまさに!!!

5

この本には、医学的見地から
なぜそうなってしまうのか
そのワケが納得できるように書いてあり、

老人の取扱説明書でもあり
これから老いに向かう自分自身の参考書でもあった。

この本をプレゼントしてくださった
あこさんに感謝!ありがとう!

つづいて、
1月31日のライブドアニュースで紹介されてて

↓クリックで記事に飛べます
35

興味を持って、すぐに購入。


内容はざっとこんな感じだ。

第1章 高齢者狙いの詐欺被害編
第2章 介護費用と節約の手続き編
第3章 父の遺産相続編
第4章 介護で折れまくる心編
第5章 認知症と親のお金の管理編
エピローグ 母の緊急入院編


しょっぱなから大手銀行に騙された話を
読んで震えた。

6

『今度は通信販売で騙された?』では
お母さんが高額健康食品を定期購入する話。

本当にお年寄りは通販が好きだ。
(って私もだが)
化粧品、貴金属、洋服。
群を抜いて多いのは「健康食品」

でも・・・

7

今のところ、自制が利くからいいものの、

高齢者の場合、
知らぬ間に定期購入とか始めたら
こちらから言い出さないとエンドレス。

あっと言う間に商品は増え、
その分お金は減っていく。

私の知り合いなど嘆いていた。
実家に帰ったら、

8

いや、
第1章でこんなに語ってたらキリないわ!

とにかく次から次へ降りかかる
いろいろな問題が!

とてもヘビーな内容なのに、
著者りんこさんの毒舌とユーモアを交えた
軽快な語り口で

まるで、同じ境遇の友達の話を
聞いているようなそんな感覚になれる本。

要所要所にあるワンポイントアドバイスも
真面目に参考になる!

最後は、史上最年長63歳で
芥川賞を取られた若竹千佐子さんの作品。



主人公は74歳の一人暮らしの桃子さん。
24歳、結婚を三日後に控えた桃子さんは故郷の町を飛び出し東京へ。

そこから、住み込みで働き、周造と出会い結婚、2児をもうけ、子育てに明け暮れ、夫に先立たれ、今では子供とも疎遠の状態。

ひとりお茶をすすりながら、心の中でいろんな人が、おしゃべりをしていることに気づく。東北弁で。
夫の死後、その心の声に自問自答しながら、1人でどう暮らし、どう老いと向かい合っていくかを描いた作品。

最初、東北弁に慣れるまで
読むのに必死だったけどすぐに慣れた。

そして、物語に入り込むために

9

読み進めながら、心細さで不安になる。

そして、この一文が心に響く。

死ぬことなど何も恐れていないと普段は豪語している。だがその一歩手前の衰えが恐ろしい。自分で自分を扱えなくなるのが死ぬより怖い、と桃子さんは思ってる。
 
何だか桃子さんと自分を重ね合わせて
老後についてしみじみと考えてしまったわ・・・。

でもね、後半
桃子さんのご主人に対する愛が
溢れているのだけど

ふっと思ってしまった。

10

想像してみる。

11

そう自分に言い聞かせ・・・。 



友だち追加数


□■□■□■□■□□■□■□■□■□ 
最近の1番の楽しみは、寝る前に本を読むこと。いつでも寝られる状態で、寝落ちする直前まで本を読む。今回は、老いについての本を紹介したけれど、老人の取扱説明書は、老い不思議について興味深く学べたし、親の介護をはじめたらーは、同じ状況の友達に薦めてる。みんな「怖い!最後まで読むのが怖い!」と。