韓国に友達と遊びに行っていた
長女が帰ってきた。

5

韓国での楽しい話を聞き・・・
長女が机の上にあった本に気づいた。

6


book

長女はすぐに読み始め、
そして・・・

1

読み終わると言った。

2

この本は、歌川さんの実体験を元に
書かれたコミックエッセイで
子供時代の母親の虐待や壮絶な生育歴などが
赤裸々に描かれている。

3

歌川さんも許せなかったと思うよ。
必死にトラウマと闘いながら
お母さんと距離を置いてた時があったでしょ?

でも、親友のひと言で気づいたんじゃない?

4

虐待した母親から決別し、
平常を取り戻す方法もあるわ。

でも、歌ちゃんはそうしなかった。

どっちが正解という答えはないけど、
歌ちゃんはお母さんの過去に
自分と似ているところを見つけ
歩み寄ったんだよね・・・。

その夜、
韓国の土産話よりずっと長い時間、
長女と本の話をしていた。

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そして、翌朝

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なんと、起きてきた長女の顔ったら!

9

疑われるって何を?
と言いかけて・・・

10

追記:
長女は、案の定、友達に
「その目はどうした。何やった?」
と聞かれまくったらしい。

「韓国で辛いものを食べ過ぎた」
そう言って、逃げ切ったという。







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前に歌ちゃんと数人で、我が家で飲んでいた時、歌ちゃんが体の傷を見せてくれたことがあった。歌ちゃんは「これはナイフで刺された傷で、これが・・・」と話してくれた時、私は小さな歌川少年が目の前に現れて・・・歌ちゃんに向かって叫んでいた。「子供だった歌ちゃんを今、思い切り抱きしめてあげたいよ!」