長女は、小さい頃から
おばあちゃん子だった。

初孫とあって、
母の可愛がり方は半端なかったし、
何よりふたりはウマが合った。

下の子の出産で
私が4ヶ月入院した時は、
平日は私の実家から学校に通っていたし、

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中学生になっても、高校生になっても
長女はよく祖母の家に遊びに行ってた。
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しかし、
母の認知症が悪化して以来、
長女の足は徐々に遠のいていった。

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大学生で忙しいものあるが
行くと、ちょっと切なくなると。

先日、実家に行ったとき。
母がいつも座っているところに
物が溢れ、半ば雪崩を起こしてた。

また下手に触ると嫌がるかと思ったが
ダメもとで言ってみた。

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すると、驚いたことに

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これは助かる!
メチャやりやすいではないか!

要らないものと必要そうなものを
仕分けしていた時、
数枚の写真が入った透明の袋が出てきた。

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私があげただろう
娘たちが小さい頃の写真。
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その中に混じって出てきた写真。

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こんな写真、
私があげた覚えもなく・・・

となると、長女がプリントアウトして
あげたのだろう。

二人のこんな会話が目に浮かんだ。

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親には言いにくいことも
きっと祖母には言いやすかったに違いない。

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母がそう言ったとき、
私は長女の気持ちがわかった気がした。

娘の私でさえ、
母の認知症を未だ受け止められない時がある。
おばあちゃん子だった長女は
複雑な気持ちになるだろうなぁと。

でも、同じ話を何度でも
新鮮に聞いてくれるよ!

なんて、思えるのはもう少し先か?



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昨日は更新できなかったので、今日はちょっと早めの更新です。
私でも、母と何を話していいのかわからなくなる時がある。母も自分の記憶が曖昧になっていることをわかってるから、自分から積極的に話そうとしないし。二人で沈黙・・・なんてこともよくあることで・・・。長女はもう大学3年生だけど、母の中ではまだ制服を着た長女のイメージみたい。なるべく「大学でね」という話をしても、次行ったら振り出しに戻ってるのね。 ひとりではなかなか行かなくなったけど、私についてくるときもあるの。でも、あまり会話は進まない。母がやっぱり無口だから。でも、それでもいいと思っている。