昨日からネットで李登輝さんについて
いろいろな情報が飛び交っていて、
何が真実なのか混乱した私は
台湾の龍羽さんにLINEした。

「蔡英文さんや副総統が
公務を差し置いて病院に駆けつけた
とニュースで伝えていたけど
それ以上の情報はないから安心して」

ホッとした反面、
李登輝さんの容態が芳しくないことは理解できた。 

昨日から、
ずっとそのことを気にかけながら
過ごしてきた。

だけど、テレビのニュース速報で
李登輝先生の訃報が流れてきたときは、
取り乱してしまった。

台湾に行くと、私はいつも幸せな気持ちになる。
子供時代を過ごした懐かしの地というもの
もちろんあるが、
やっぱり一番は、
日本人である私に台湾の人たちが
温かく接してくれるからだと思う。

去年、読者のみなさんと行った台湾ツアー。
そのツアーの現地ガイドさんは言っていた。

「小籠包と同じくらい台湾が
世界に誇れるものはなんだと思いますか? 
それは親日です!」と。

そんな今の親日・台湾があるのは、
李登輝先生のお陰であると思っている。
だって、私は李登輝先生が総統になる前の
台湾を知ってるから。



去年の秋、龍羽さんの計らいで、
李登輝さんにお会いできるかもしれないと
期待を胸に向かった台湾。

残念ながら、李登輝さんの体調が優れず、
直接お会いすることはできなかったが、
秘書の早川さんを通して
私の思いを伝えることができた。







その時、いただいた本と置物を
手に取りながら、
いろんな思いが涙とともに溢れてくる。

またいつもの日常が戻ってきたら
私は、一番に台湾に行きたい。

今年、コロナで中止になった
台湾ツアーも再開しよう。
微力ながら台湾と日本の架け橋になりたい。
台湾の良さをみんなと共有したい。

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ただただ悲しい。他の記事を書いてる途中だったのですが、訃報を受けてから、そんな気分でいられなくなり、かと言って気持ちの整理もできないまま、過去記事を貼る形になってしまいました。すみません。私にとって、遠い遠い存在の李登輝先生なのですが、台湾に行き、現地の人の優しさに触れるたび、李登輝先生がなぜかすごく身近に感じられたのです。ユーミンの卒業写真の歌詞じゃなけど、李登輝さんは私の台湾そのものです。心より冥福をお祈りいたします。