今日は27回目の結婚記念日。

その間、些細な喧嘩で

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みたいに思うことはあったけど
一度だけ、別れよう!と
真剣に思ったことがある。

あれは、34歳の時。

夫の母が癌になって、
余命3ヶ月と宣告されたときだった。

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急なことに夫は取り乱していた。

いろんな言葉をかけたけど、
何一つ響かなかった。

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「あなたに俺の気持ちはわからない」と
返されるだけだった。

長女はまだ3歳で

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笑い声も立ててはいけないような
そんな日々が続き・・・
ある時、夫がこんなことを言った。

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今、思えば、
私も若かったんだと思う。

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今なら、余裕でスルーできることも
言わずには居られなかったのだ。

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その時、心に決めた。

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翌日、ボランティアの会合があった。

その頃、私は地元の国際交流の
ボランティアをしていた。

ボランティア仲間は、
みんな私より年上で、

子育てをほぼ終了した人たちもいた。

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家族ぐるみで付き合っていたので
夫の母親の病気もことも知っていた。

それに若いママ友に言うより
言いやすかったし、
人生の先輩として、
きっと私の気持ちを理解してくれると
思ったからだ。

それなのに・・・

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みんなが私に反対した。

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どんなに自分の気持ちを伝えても
なだめられるだけ。

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なんで、
誰も私の気持ちをわかってくれないの!

とあの時は、思ったけど・・・

あの頃の私が今目の前に現れたら、
私も彼らと同じことを言ってると思う。

年上の仲間たちのアドバイスがあり、
27回目の結婚記念日を迎えました。








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あの時、「え? Kさんも?」「Mさんも?」「Sさんまでも?」とみんなに「今じゃない」と諭されたんですよ。私も若かったから、なんで誰も私の気持ちに寄り添ってくれないの!と思ってたけど、やっぱり人生の先輩の言うことは正しかったと思います。