女の古だってピンクがいいの!
学校から帰っきた次女が言った。
いきなりなに?
躊躇ってしまったのは、言うまでもない。
我が子といえど、口の中を見せるのには、
抵抗があるわ。
でも、子どもって、
平気でこーゆーこと頼んできたりするものだ。
次女が今よりもっと小さい頃、
口開いて~と、よく頼まれたものだ。
次女にとって、銀歯は憧れの輝く歯。
これを見たさに
1日数回大きく口を開かされていたっけ・・・。
で、今度は舌?
しかたなく、私は言われた通り、舌をペロリと出してみたわ。
すると、すぐに次女のダメ出し。
あまりにもしつこく言うから、
仕方なく舌をべろーんと出したわよ。
すると・・・
はい? 何がいいというの?
白・・・白くていいって?
すると、次女は言ったのだった。
そして、自分の舌を出すと言ったのよ。
確かにそれはとてもキレイなピンク色だ。
でも、舌ってピンクのがいいんじゃないの?
(乳○も、しかり・・・)
しかし、次女の興奮は冷める様子もなく・・・
正直、47年間生きてきて、
舌を誉められたのは初めての経験。
でもさ~考えてみて?
舌が白いその正体は、舌苔というんじゃないのか?
それが、長生きとどう関係があるんだろう?
すぐにGoogle先生に尋ねてみたわ。
そうして、出てきたのは・・・
○舌が白いー病気教えて!
○舌 白い 口臭
○舌が白いは実は大病!?
見逃してはいけない舌のSOSサイン etc・・・。
どこにも長生きなんて書いてないわ!
よくある小学生の都市伝説じゃん。
それにしても、病気、口臭と散々な言われようの私の舌。
(あっ、次女には誉めてもらえたけど)
ホントにどれだけ白いというのよ。
気になって鏡で見てみると、
なによ! 大したことないじゃない!
そりゃピンクじゃないけど、白ではないわ!(力説)
さっきまで、舌を出すなんて
子どもの前でも恥ずかしいと言っていた自分はどこへ?
舌丸出しで次女に迫った。
ね、ピンクではないけど、白くはないでしょ?
ね、ね! どう? じっくり見てよ!
怖いってなにが? 失礼しちゃう!
ほーら、よく見てよ!
えっ? ママ、そんなに怖い顔していた?
その後、次女は不思議そうにこう言ったわ。
そりゃ短命より長生きできた方がいいけど・・・
でも、白い舌、口臭なんて女の古として不名誉よ!
ママだって、女の古。
舌はピンクがいいの!
(乳○もしかり)←あっ、いい加減しつこいって?
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小学生の都市伝説・・って、どこから出るの?誰かが思いつきで、言い出すことなんだろうけど、あっと言う間に広がるのよね。
私が小学生の時もあった。「100回しゃっくりをすると死ぬ」と信じられていて、ある日曜日、姉のしゃっくりが止まらなくなり、2人で数を数えたわ。最初は余裕だったんだけど、数が進むにつれ、2人とも涙声になっちゃって、90台に突入してからは、姉と手を取り泣いていたわ。そして、「99・・・」2人抱き合って、最期の別れ「おねーちゃーん」「ゆか~~~」
とその時、100回目のしゃっくりが!!!えっ?死んでない。生きてるーーー!奇跡が起こったと2人手を取りクルクル回ったあの日・・・懐かしいわ~。
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