『自分再生への手術(1)その理由』

『自分再生への手術(2)氷食症』からのつづきです


長い間、腺筋症で、

生理中は、ひどい思いをしてきたけど、

長女を出産後、3年間は、

あの生理痛がウソのよう


あたし・主婦の頭の中


なんて何事もなく、呑気に過ごしていたけれど・・・。


3年を過ぎた頃から、

またあの痛みが戻ってきた。


あたし・主婦の頭の中


産婦人科を受診したけど、

当時、出された選択は2つ。

ある期間、注射で生理を止め、子宮を休めてあげる方法、

そして、もう1つは、子宮全摘の手術だった。


年齢も年齢だし、

なるべく早くもう1人子供が欲しかった私は、

そのどちらも嫌だった。


結局、特になにもせず、

痛みを逃すだけで、やり過ごすことにした。


でも、妊娠を望んで、そうしたものの、

腺筋症が原因で、なかなか妊娠もせず・・・。

ようやく、次女を妊娠したのは、

その5年後の38歳の時だった。


ところが、妊娠17週目で、緊急入院することになる。


そして、入院して4ヶ月が経った頃。

お腹の中の次女は発育不全となり、

35週を待ち、帝王切開で産むことになった。


これら、すべて腺筋症が原因だった。


手術の前に

担当医の先生は、夫と私を呼んでこう言った。


あたし・主婦の頭の中


その通りだと思った。だから、私はこう聞いてみたの。


あたし・主婦の頭の中


私の腺筋症は大きく、

開腹手術になると聞いていたので、

もうこの機会に潔く、

子宮を取っても構わないと思ったのだ。


すると、先生は言った。


あたし・主婦の頭の中


そうか・・・

またいつかお腹を開かなきゃいけないのか・・・。


そして、出産後、

ほどなくして生理が再開したのだが、

相変わらず量は多いが、余裕で我慢できるレベル。


子育てに追われていた私は、

先生の忠告なんて、

忙しさにかまけて、忘れていた。


しかし、3年後・・・

またあの激痛が始まったのだ。


あたし・主婦の頭の中

そう思った私だったけど・・・

子供2人を預けることを考えると、

なかなか決心がつかなかった。


そうだ!


下の子がもう少し大きくなって・・・

小学校に入学した夏、手術を受けよう!


そして、リュープリン注射で生理を半年止め、

半年休み、またリュープリン注射という治療を始めることにした。


痛くて、安くはないリュープリン注射。

でも、打って翌月には、ピタリと生理は止まった。

あら? なんて楽なの~。


あたし・主婦の頭の中


なんて思っていたわ。


だけど、注射を打って2カ月経ったくらいから

徐々に副作用が出始めたのだ。


そう!

更年期障害が一気にやってきたのよ!


あたし・主婦の頭の中


顔が熱いの何のって!

それは突然やってくる!

何の前触れもなく・・・


あたし・主婦の頭の中


これがホットフラッシュというものか?

いや、認めたら負けよ!

だから、私はこう名付けたの。


あたし・主婦の頭の中


これから、手術まで付き合っていくリュープリン、

今ここで、副作用に負けてどうするよ!


でも、それだけじゃなかった。

それも突然やってきた!


朝からまったくエンジンがかからない。

やる気スイッチどこにある~状態。


あたし・主婦の頭の中


洗濯も掃除もご飯だって作りたくない・・・。


そんな日々を1ヶ月くらい過ごし、

徐々に慣れていくしかなかった。


そして、今年の2月のこと。

ついに、夏の手術に向け、

最終クールとなるリュープリン注射が始まった。


その時、先生は、私にこう言ったわ。


あたし・主婦の頭の中


最後の生理か・・・。

そう言えば、先に子宮を取った友人が、

手術前こんなことを言っていたっけ。


あたし・主婦の頭の中


そうか…これが最後の生理か・・・

そう思うと、何だかちょっと寂しいもんね・・・。


最後の生理・・・

例によって、容赦ない量! でも、私は愛おしかった!


あたし・主婦の頭の中


相変わらずの激痛!

でも、この痛みだって、愛おしいわ!(負け惜しみ?)


あたし・主婦の頭の中


でもね・・・そう思えたのも、2週間まで。

ついに私は、年上の友人・Bちゃんにこう愚痴ったわ。


あたし・主婦の頭の中


いくらなんでも、往生際が悪いっていうか・・・。

すると、Bちゃんはこう言ったわ。


あたし・主婦の頭の中


「私の場合、

ある月、バッタリと姿を消したわ。別れも告げずに・・・」


あたし・主婦の頭の中


そうか・・・

普通に閉経を迎えたら、

別れを告げることもできないのか・・・。


長い間、付き合ってきたんだもの・・・


あたし・主婦の頭の中

最後に別れを告げられるってことに、

感謝しなきゃいけないわ、私!


って・・・思い直した私だけど・・・


ちょっと~!

カーテンコール、長すぎやしない~?


あたし・主婦の頭の中


どれだけ、あなた! 私と別れがたいのさ!


あたし・主婦の頭の中


39日目・・・ついに永遠のさようなら・・・。


そして、いよいよ、子宮の番だ。

腺筋症でありながら、よく頑張ってくれました!

今まで、どうもありがとうね! そして、 さよなら・・・。


自分再生への手術入院編(1)その前夜につづく


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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

いよいよ明日入院でーす。明後日手術。昨日、あまちゃんにハマっている仲間のマリリンが、LINEで「カータンの手術室の前で歌いたい。♪いつでも夢を~」なんて送ってきたわ。「迷惑だよ!」と言いながら、妄想して涙浮かべている私・・・あら?早くも悲劇のヒロインか?爆


私は今回、子宮だけを取ります。産婦人科の先生曰く、卵巣を残せば、今後も毎月排卵して、私は徐々に年相応な更年期を迎えるそうです。先生は「手術後は、あの苦しい生理もなくなるし、リュープリンの副作用に悩まされることもなく、本当に体が楽になると思います」と話してくれました。


でも、実際に子宮だけを取った友人の中には、体調が優れないという人もいる。データ―的には、子宮を取っても、卵巣があれば排卵もするし、ホルモン値は変わらないそうなんです。

でも、やっぱり体調を崩す人もいるということは、きっとメンタル的なものも大きいと思うんですね。やっぱり女性にとって、子宮って、いろんな意味で大きな存在だし、メンタル面に影響があってもおかしくない。だから、私は、ここも是非、体感したいと思っているんですよ。子宮を取った後の私自身の体調とか具合とかね。


ではでは、子供たちのことと、手術当日のあまちゃんが観れるのかが、とても心配な私でありますが、逆に考えれば、家事も子育てもしないのに、誰に咎められることもなく過ごせる10日間なんて、そうあることではないわけで、読みたい本たくさん持って、一応、漫画用紙とペンも持って、入院生活送ってきます。

しばらくブログは更新できませんが、もしtwitterで呟けたら、呟いてみますね。

では~いざ、出陣!!(ここで、ホラ貝の音高らかと!)