友達の放送作家・吉田にょろりに、

ブリヂストンのスタッドレスタイヤ「BLIZZAK VRX」の

新作発表会に誘われたのは、7月のこと。


正直、私・・・

スタッドレスタイヤなんか、興味がない。

そもそも、雪の日は

運転しないって決めてるから。


そうよ、まだ長女が赤ん坊の時、

大雪の日に、

高熱を出したことがあったんだけど、あの時だって・・・


あたし・主婦の頭の中


火の玉みたいに熱い長女を抱え、

降りしきる雪の中、歩いて病院に向かったもの。


まるで、映画・八甲田山を地で行くような感じだったわ。


あたし・主婦の頭の中

子供が熱を出したって、雪の日は運転しない!

だって、怖いじゃない!



そんなわけで、

全然、乗る気じゃなかったんだけど・・・


あたし・主婦の頭の中


なに? タイヤカフェのプレオープン?

そして、スイーツ?


キッパリ断ろうと思っていたのに、

本能が先に答えていた・・・。


あたし・主婦の頭の中

結局、タイヤカフェに誘われて、

舞浜くんだりまで出掛けることになった私。


そこで、参加した新作発表会で

スタッドレスタイヤが発売されて25周年ということを知ったわ。



あたし・主婦の頭の中

小学生か・・・いや・・・中学生?


えっ? 良く考えてみて!


あたし・主婦の頭の中


25年前といったら、1988年・・・。


あたし・主婦の頭の中


そして、1988年といったら、

空前のスキ―ブームじゃない。

猫も杓子もスキ―、スキ―!


ぶっちゃけ、

私・・・寒いのは大嫌い、装具を付けたスポーツも苦手。


スキ―を、好きになる要素なんて

何1つ見つからないわけだけど、

週末となれば、

私はいつもスキ―場にいたわ。


あたし・主婦の頭の中


そう!原田知世の

『私をスキーに連れてって』の影響よ!


あたし・主婦の頭の中


スキー場、私の頭の中は、

いつだってユーミンの『恋人はサンタクロース』がBGM。


原田知世になりきっていたわ。


指ピストルでスキー場の男の子、

狙い撃ちしていたわね~!

(でも、全然倒れなかったけど)


ほら、ここに写っているでしょ? 知世な私が!


あたし・主婦の頭の中


いやだ! 私ったら!

小道具の白い帽子、忘れてるじゃない!

もー、しっかりしてよ! 知世失格じゃない!


でもね、私だけじゃないんだって!

ホント、当時のスキー場、

どれだけなりきり原田知世と三上博史がいたことか!


その証拠に、

『私をスキーに連れてって』に出てきた

こんなムカデが、ゲレンデには、わんさかよ!


あたし・主婦の頭の中


「お願い!一度でいいからさ!」と頭下げて、こんなことをしてもらった自称・知世な私。


あたし・主婦の頭の中

スキー嫌いとは思えないって?


きっと、今の大学生なんて

理解できないんじゃないでしょうね?


好きでもないことに、お金かけて、時間使って・・・


あたし・主婦の頭の中


でも、それがバブルだったの!

お金かけて、派手に遊んで、

流行の最先端に自分の身を置いて

競い合うように生きていたのよ。


懐かしいわ~。


そんな光景を思い出していたら、

横からにょろりが言ったわ。


あたし・主婦の頭の中


この炎天下、

人工雪降らせた道で、

夏タイヤとスタッドレスの試乗ができるっていう。

雪の日に車には乗らないって決めてる私だけど、

乗ってみるチャンスではある?

一般道なら怖いけど、まぁここなら怖くないし。


ということで、46歳にして初の試み、

雪の上を走ってみることにしたわけなんだけど・・・。


ここは、イラストで説明するより、

にょろりが撮ったこの動画観て!


たくさんのマスコミが集まる中、

私がどれだけ華麗な運転テクニックを

披露したか!! 


って・・・ただただ絶叫していただけとも言う?






スタッドレス履いた車に乗って、

初めて雪道を走った私だけど、

頭の中には、

また、ユーミンのあの曲が流れ出し・・・

1988年の世界に戻ったわ。


E子と男の子2人と行った湯沢だったか、

妙高高原だったか・・・。


雪国に入る前、高速のチェーン着脱エリアで

男の子たちが、言った。


あたし・主婦の頭の中


そんな時、私一応気遣って


あたし・主婦の頭の中


なんて言うことを忘れない。

だけど、男の子がチェックしていたE子は、

(80年代語録:狙っている=チェックしてる)

そんな声さえかけることもない。


どれくらい経っただろう。

外に男の子たちの気配は感じるものの、

中々彼らは戻ってこない。


すると、いきなり、後部座席の窓の外、

雪で髪が真っ白になった男の子が

窓越しに、こう叫んだのよ。



あたし・主婦の頭の中


どうもチェーンが上手くつけられないようで、

私たちに応援を頼んだのだ。



あたし・主婦の頭の中

そう心の中で毒つきながら、

仕方ないわと、E子と2人車から降りて行ったら・・・


あたし・主婦の頭の中

は、はい?



あたし・主婦の頭の中

男は、気のきく女の子より、

外見が可愛い女の子がいいんだ・・・

って思い知らされた21歳。


その後、私は、粉雪舞う中、

懐中電灯を照らしたり・・・


あたし・主婦の頭の中


かじかんで、使いものにならなくなった男の子の

手に代わって、チェーンをつける手伝いをさせられた。


ハンドルを握りしめながら、

21歳だった私に伝えたくなった。


あたし・主婦の頭の中


今だったら・・・今だったら!!

あんな悲しい想いしなくて済んだのに!!


あたし・主婦の頭の中

生まれるのが、ちょっと(だいぶ)早すぎたよね、私!!



そして、やさぐれた私の心を癒してくれた

タイヤカフェのスイーツたち・・・。


あたし・主婦の頭の中
↑タイヤロールケーキ


あたし・主婦の頭の中
↑免震ミルフィーユ



★追記★


スタッドレスタイヤなんて信用していなかった私だったけど、
今回、乗ってみたら驚くほど、「全然、全然だよ!」でした。


えっ?「全然、全然だよ!」じゃ、説明になってないって?
ちゃんとした説明は
「BLIZZAK VRX」の商品ページ を見てね。

    ★お知らせ★

私は雪道だったけど、8月26日(月)名古屋発で、

今度はスケートリンクに車を持ち込んで、

走れるイベントがあるんだって!


子供向けに、タイヤのひみつなんかも教えてくれるそうだから、

夏休みの自由研究がてら、親子で参加してみるのも良いかも~。

詳しくは、こちら↓


「スケートリンクでクルマに乗れる!親子で学ぶタイヤ安全点検イベント」



あたし・主婦の頭の中

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昨日、長女が三週間のカナダホームステイから無事帰ってきました。迎えに行った帰りの車の中から、トーク止まらず。一通り話終わると、「質問を受け付けます」と記者会見始まっちゃった。「週刊文春の山田ですが、お疲れ様です。いきなりですが、ステイ先での食事で一番、美味しかったものはなんですか?」「ビーフンです」(ホストファミリーはフィリピン家族だった)「週刊ダイヤモンドの鈴木です。お疲れさまでした。現地での学校の勉強、苦戦されていたようでしたが、如何でしたか?」「あの・・・そういった説教じみた質問にはお答えしかねます。次の方・・・」と・・・長女帰国で、早くも賑や過ぎる我が家です。