ハワイ旅行記(1)計画編
私は旅行が大好きだ。
旅行を楽しみに日々生活している、
そう言っても過言ではないくらい。
でもね、旅行は大好きなんだけど、
計画をたてるのは・・・とっても苦手。
それでも、計画をたてなきゃ、
旅行には行かれないわけで・・・。
GW明けのある日のこと。
そう私が言うと、夫は・・・。
出たーーー! またこれよ!
夫のスケジュールを待っていたら、
またどこにも行かれなくなってしまうわ。
なんたって、夏休みなのよ!
早めに予約しなければ、どこもすぐに埋まってしまうわ。
「・・・・・・・・」
返事がない。
あら? 私1人に負担がかかることを気にしているのかしら?
それだったら、心配ご無用。
すると、夫が急に雄たけびを上げた!
「去年は折角の九州旅行、ヘルニアで行かれなかった!
その後、あなたたちはシンガポールへ!
今回はオレだって行ってやるんだ!!
決めた! 今、決めたからな!」
決めたってどこに?
ハ・・・ハワイ?
グアムじゃなくてハワイ?
いきなり大きく出たわね~
と言ってみたものの、もう夫は止まらなかった。
夫のへそくり?
少ない小遣いコツコツ貯めて、
ハワイに行くお金を貯めたって?
よし! それならハワイに決定よ!
早速、私はハワイの友人明子さんにメールしたわ。
「カータンいつハワイに来るのよ」と言われ続けて数年・・・。
↑これ、すぐにわかっちゃう人は同世代!
そして、すぐに
『家族 ハワイ 夏休み(激安)』
のキーワードを入れ、ネットで検索し始めた。
激安を()に入れたのは、こーゆーこと書くと
この頃、長女に「ママ、恥ずかしい」とお叱りを受けるの。
って書いちゃったけどね。
でも、はじめにも書いたけど、
私は計画をたてるのがホントに苦手・・・。
なんたって、優柔不断ゆえ、
あっ、これいいなと思っても、
もっと探せばいいのがあるかもしれないと
つい欲張ってしまい・・・決断ができないのだ。
気がつけば何時間も経っていて・・・
段々苦痛になってきた。
そんなことを数日間、過ごし・・・。
ついに困り果てて、明子さんにメールをした。
↑このバッグを見て、胸が熱くなったあなたは同世代。
すると明子さんからメールがきた。
「H・I・S・の池袋支店のMさんという人に
相談に乗ってもらったらいいわよ!」
H・I・S・・・懐かしい痛みだわ。(あっ、別に痛みはないけど)
私には思い出すことがあるのよ。
今では、海外の主要な空港にはH・I・Sのツアーデスクがあるし、
荷物にはH・I・Sのタグ、これよく見る光景よね?
でも、私がまだ学生の時・・・。
友達と一緒に当時台湾に住んでいた親のところに
遊びに行こうということになって・・・
安い航空券を探していた私は、姉に相談してみたの。
すると、姉は・・・
秀インターナショナル?
まだネットも普及していない時代よ。
どうやって探したかというと・・・
私は『104』(番号案内)に電話したわ。
*同世代の皆さん、
あの時代、お店の電話番号とか知りたい時、
迷わず104で聞いたよね?
そうして、教えてもらった電話番号に電話をしたわ。
台湾までの往復航空券を買いたいことを告げると、
しばらくして返ってきた言葉は、
即決よ!
すると、チケット受け取りと
代金を支払いに来てくださいということになって・・・。
電話で聞いた場所に向かったものの・・・
段々と不安になってきた私。
旅行会社って・・・
もっと駅近のにぎやかなところにあるものよね?
そうして、ついにそのビルの前まできた私は・・・
「やっぱり私、騙されたんだ!」
(ってお金も払ってないけど)
殺風景な雑居ビル。
それもオフィスは1階ではなかった。
震える手でドアノブに手を掛けて・・・
もしかしたら、このドア向こうには・・・
そうして、私、外国に売られるんだわ!(また例の妄想)
ドキドキしながら、中をのぞき・・・
でも、そこに怖いおじさんはいなかった。
怖いおじさんはいなかったけど、
あまりにも小ざっぱりしたオフィス・・・。
この方が澤田秀雄さんだったかどうか・・・
今では確かめることもできないけど、
1人の男性が私に航空券を差し出した。
でもね、私はそれでも旅行当日まで心のどこかで疑っていて・・・
空港のチェックインカウンターで航空券を差し出す時も
こんな安い航空券じゃやっぱり・・・
なんてことになるんじゃないかってビクビクしてた。
あら?でも、私、乗れちゃうんじゃない?
この時、私は悟ったの。
世の中には「安かろう大丈夫かろう」的なものが
あるんだってことを・・・。
無事台湾から帰国した私は、
友人知人にそりゃ自慢したわよ。
未知なる世界に飛び込んで行った勇者って気分?
当時はホント
「秀インターナショナル? なんだ、それ!」の
世界だったのよ。
だって、実際に
知ったかぶってこんなことを言う同級生もいたくらいにね。
でも、秀インターナショナルはその数年後・・・
H・I・Sに名前を変え、あっという間に大きくなっていったのよね?
新宿の高島屋の前に大きな営業所が出来た時には
感慨もひとしおだったわ~。
私とH・I・Sとの思い出より
ごめん、つい話が脱線してしまったけど・・・
私にとってそんな思い出のあるH・I・S、
早速、私は電話を掛け、希望の条件を伝えたわ。
さすがプロよね。
すぐに指定した時期の中から一番安く行かれる日を出してくれて、
アウトリガ―に泊った場合とシェラトンに泊った場合の
料金プランを出してくれた。
大して値段も変わらなかったので、
シェラトンに決めようと思ったら、すぐにまた連絡があって
パソコンに料金をプランを送ったので見てくださいと言われ
見てみたら・・・
パッケージツアーだと両ホテルそんなに差額がなかったのに、
個人旅行で金額を出したら!!
10万ったら我が家にとっては大金じゃない!
でも、シェラトンに決めていたのに、
料金表みて、すぐにアウトリガ―に変えますというのも
カッコ悪いじゃない?
なんて苦しい言い訳・・・。
そもそも日本人に会いたくないなら、
ハワイになんか行くなよ!なんだけど・・・ね。
でも、このようにしてGW明け早々に
我が家の今年の夏休みの計画は決まったの。
頭の中はハワイ、ハワイ・・・。
あぁ~夏休みが楽しみだわ~
ハワイ旅行記(2)につづく
*次回はハワイ旅行記(2)、久々におしんスッチーネタ行きますね。いつハワイに着くんだよ!の野次多数?
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今回から夏休みに行ったハワイの旅行記を書こうと思ってます。1話でまだ計画段階ってことはどれだけ続くの?(正直自分でもわからないの)でも、H・I・Sの池袋支店の三宅さんという男性、ちょっと久々に感動するくらい親切な対応でした。今まで旅行会社に行って、こちらのリクエスト伝えて、一応探してくれるんだけど「ありませんね~」「じゃこれは?」「ありませんね~」という体験が多かったんだけど、三宅さんはあちらから「これはどうでしょう?」「これは?」とこちらのリクエストに近いプランをどんどん紹介してくれました。燃料チャージが上がる時にも連絡を下さり「今月中に発券すると、これだけ安くなります。でも、デメリットは発券してまうとキャンセルされる場合、キャンセル料がこれだけかかるんですが、どうされますか?」とか、ホント少しでもお客さんに喜んでもらえるようにしたいというサ―ビス精神が伝わってきました。私は、H・I・S本部に「貴社の三宅さんは素晴らしい人です!」と何度電話しようと思ったことか。いきなりそんなこと電話してもと躊躇った反動で、つい今回、熱く語ってしまいました。
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