涙の45歳誕生日の巻~
昨日、9月6日は夫の45歳の誕生日でした。

次女は、いつもより早く起きてきて・・・

そして、興奮しながら言いました。

そう、次女は1ヶ月前から
夫に誕生日プレゼントを渡したくて渡したくて
この日を心待ちにしていたのです。
夫が起きてくると、待ってましたとばかりに
プレゼントを差し出した次女。

プレゼントを受け取った夫は、
とても嬉しそうに言いました。

次女の様子を見ればわかります。
早くはやく開けて~

包み紙を開けた夫は・・・

そして、次女に聞きました。

そう! それは次女が描いた作品でした。
あれは、夏休みのある日のこと。
次女を連れ、立川の伊勢丹に行ったときのことです。
おもちゃ売り場で、
なにやら子供たちがテーブルに座り、
ワイワイガヤガヤ作業をしていました。

夏休み、デパートの子供売り場では
いろいろなイベントが行われています。
何だろうと覗いてみると・・・。
こんな立て看板がありました。

子供の絵をタオルにする?
興味をそそられ、
テーブルに置いてあったカタログを手にとってみると・・・

なるほど!!
子供が描いた絵をそのままタオルに
刺しゅうしてくれるというのです。
もうすぐ夫の誕生日です。
私は、次女に聞いてみました。

すると次女は大喜びです。

そうして、テーブルに座り、
早速、マジックで申し込み用紙に絵を描き始めました。

その時、描いた絵がこれです。

*読みづらいけど、本人は『すき』と書いたつもり。
夫には持ち歩けるようにハンドタオルを
そして、かなり年上の親友にフェイスタオルを作りました。
その用紙を店員さんに渡し、代金を支払い、
あとはタオルが仕上がるのを待つだけです。通常は2週間で仕上がるそうなのですが、
こういうイベントになると少し時間がかかると言われました。
でもね・・・
その少しの時間が、
次女にはとーてもとーーーても長かった?
それが証拠に、描いたその日に・・・

言いたくて、言いたくてたまらないのです。

楽しみをとっておくことができないお年頃・・・。
次女にとって、夫の誕生日までの1ヶ月は、
ホント1年にも匹敵するくらい長かったようです。
そして、昨日、
ついに待ちに待った誕生日の朝を迎えたわけです。
そりゃ早起きするもの当然です。
プレゼントを渡し、大満足の次女が言いました。

ところが、夫はこんなことを言ったのでした。

その言葉を聞いて、ショックを受けた次女。

すると、夫は涙を浮かべながらこう言いました。

夫・・・
朝から涙、涙の45歳の誕生日となりました。
こちらが、次女がプレゼントしたタオルです。

そして、手紙。
「いつも会社お疲れかな」って・・・上から目線が次女らしい。
次女のお陰で、いい誕生日になりました。
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すごく心に残る誕生日プレゼントになりました。描いた本人も自分の絵がタオルになって大喜びだし、もらった夫も大感激。すごくいいサ―ビスだと思いました。



コメント
コメント一覧 (1)
父が言ってたの。
「親孝行は子供が小さいときにしてもらったから求めるもんじゃない」って。意味がわからずに尋ねたら「俺達は、お前たち二人が初めて立った、喋ったと喜ばして貰った。それが充分の親孝行だったってことだよ」って言ったのです。
あこた感涙でした。
凄いな、この人は!と思いました。
母さんは「あこた~。母の日は高級紀州梅干しで頼むで。あんた働いてるんやから」と指定プレゼントです(笑)
何はともあれ、本当にお世話になった両親の偉大さは年追うごとにかみしめます。
大切にしなくちゃ。