私の大切な人
木曜日は、15時より渋谷で打ち合わせがありました。
その前に今エッセイを書かせて頂いている
ベビーフットのよーこさんとシャドーちゃんと
一緒にランチをすることになりました。
ベビーフットの会社・リベルタさんも渋谷にあるのです。
3人でフレンチのレストランに行きました。
よーこさんもシャドーちゃんもまだ30前?(たぶん)
私は、2人を前に先輩ぶって語っていました。
私の話を2人はとても興味深く聞いてくれていました。
「さすが、カータン!
わからないことがあったら、
また先輩としてアドバイスお願いしますね!」
なーんて言われ・・・
すっかり有頂天になっていた私です。
またランチしましょう!と約束して別れる際も、
私はまだ2人におだてられた余韻に浸りながら、
まるで裕次郎になったかの気分で、
背を向けながら気だるそうに手を振りました。
まぁ、ホンの照れ隠しです。
時計を見ると、
私は買いたい本もあったので、近くの本屋さんに入りました。
すぐに欲しかった本を見つけ・・・
でも、打ち合わせまでには、まだたっぷりと時間がありました。
そこで、面白そうな本はないかと、キョロキョロしていると・・・
ある一角に
クエスチョンブックやらエンジェルブック、
アンサーブックともいうの?が、
たくさん並べられたコーナーがありました。
そう、私の好きな神様カード のように
インスピレーションで引いて、
今の自分を占うそんな本です。
いろんな種類のその手の本がありましたが、
「みほん」と書かれた本があったので、
それを手に取ってみました。
試しにやってみることにしました。
こーゆーのをする時には、
いつだって必要以上に力が入ってしまう私です。
全神経を集中させ・・・本能のままページを開く。
そのページに書かれていた言葉は!!
なんということでしょう・・・。
私の頭の中には・・・
さっきのランチ風景が浮かびました。
あんなに楽しそうにしていたけど・・・
あれは私の独りよがり?
まさか!あの2人、私と別れた後・・・?
こんなことを呟き合っていたのでしょうか?
私は激しく頭を振りました。
きっと私の気合が足りなかったんだわ!
そう思って、私は再び本を頭にかざし・・・
「エイヤー!」という掛け声と共にページを開きました。
すると、今度はどういうことでしょう。
そこには、こんな言葉が書かれていました。
えっ?
大切な人が今、私の目の前にいる?
こ、この本屋さんに?
私はゆっくりと視線を上げました。
その時、私の目に入った人は!!
こ・・・この人が・・・?
あなたが・・・私の大切な人なのですか?
いいえ、何かの間違いです。
そうです。気合を入れすぎなのがいけなかったのです。
こーゆーものは、無心で開くのがいいんです!
私はゆっくりページを開いてみました。
そ、そこに書かれていた言葉は!!
えっ?
運命の赤い糸って!!
私の大切な人はやっぱりこの方ということですか?
違うわ!違う!
と否定しながらも、お互い目が合いまくりです。
でも、それは運命の赤い糸で結ばれているからではなくって、
私が何度も見てしまっているからであって・・・
私は、咄嗟にまたページを開いてました。
そこに書かれていた言葉を見て・・・
私は、本をそっと閉じ、棚に戻すと、
欲しかった本を買い、
目の前にいたあの人の元を去りました。
だって、最後に見たページは・・・
恐らく・・・
あの方は、やはり私の大切な人だったに違いありません。
しかし、いくら運命の赤い糸で結ばれた人であっても、
始めるわけにはいかないのです・・・。
そう、私には大切な家族がいるんだから!!
打ち合わせの時間まで、まだ30分もありました。
お茶をするには短すぎるし、途方にくれていた時、
あの時、もし目の前に潤君がいたら・・・?
そんな妄想が頭を過ぎり・・・
ニヤニヤしながら歩いていたら・・・
あっという間に、いやだ!
もう打ち合わせが始まる時間じゃないの!
楽しい妄想は、時間を忘れるものなのですね・・・。
追伸:
ベビーフットブログ、よーこさんが書いた記事 、
これ見たら、やっぱり楽しかったと思っていいよね・・・?
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