シンガポール(1)若き日の夢叶う
長女の学校の休みを利用して、
11月6日から5泊6日で娘たちと一緒に
シンガポールの友人宅に遊びに行ってきました。
旅行記を書くにも、いろいろあり過ぎて
まだ時間が掛かりそうなので、先にまずは、
シンガポールで若き日の夢が叶った話を1つ。
楽しかったシンガポールでの滞在も、残りわずか・・・。
30分後には友人の住むコンドミニアムを出て、
ホテルでランチして、空港へ向かうんだわ・・・。
すっかり自分の家のように寛ぎながら、溜息をつく私。
楽しいことって、ホントあっという間に終わってしまうものね・・・。
でも!!
たくさん美味しいものも食べたし、遊んだし、それに・・・
そう、今回、
私はずっと乗ってみたいと思っていた
憧れのシンガポール航空に乗ることもできたしね!
帰りのフライトも楽しみよ!
そう私が言うと、Aちゃんが言ったわ。
そうよ! 私、乗務員を目指して、
夜間のスチュワーデススクールにも通っていたんだけどね
シンガポール航空はサービスが良いことでも
有名なエアラインだし、
それに、なんたって! あの独特のユニフォーム。
髪を夜会巻きみたいに大きく上に束ね、
1人ずつ採寸して作るオーダーメイドの制服、
憧れだったわ~
そう言うと、Aちゃんは何も考えずにこう言ったのよ。
カチン!!
受ければよかったじゃないですかって?
受けたに決まっているじゃない!
ただね! 受けたけど!!
実は私が初めて受けたエアラインが
シンガポール航空だったのよ。
SQの試験はね(当時)、
書類審査に受かると、面接があって・・・
それに受かると、
ファイナルステージ・ティーパーティーに参加できるの。
そのパーティーで立ち振る舞いとか、会話とか、
いろいろチェックされ、合否が決まると言われていたわ。
私は、書類は何とかパスし・・・
*ほうれい線、癖で描いてしまいました・・・
もうね、頭の中には・・・
シンガポールの街を颯爽と歩くサロンケバヤ姿のわ・た・し!!
さぁ、面接試験頑張るわよ!と気合が入ったわね!
美容院に行って、
SQの乗務員を意識したような髪型にしてもらい、
鼻息荒く面接に臨んだわ!
そして、簡単な自己紹介の後、面接官が言ったわ。
初めての面接で緊張していた私・・・
自分なりに考えて、明るくこう答えたのよ。
すると、どう? 面接官ったら!!
だなんて!!!
予期せぬ展開!!
後で、スチュワーデススクールの先生に聞いたら、
「それに対するあなたの反応を見ているの!
だから、あなたは決して表情を曇らせずに
笑顔でこう答えればいいの!」
でもね、私ったら・・・面接官にそう言われて
なんて答えてしまったと思う?
妙に納得してしまったってわけよ!その結果・・・
↑そんなことまで夢見ていたんかい?
私は涙ながらにそう説明したわ。
すると、Aちゃん、何を思い立ったっていうの?
いきなり目を輝かせながら、こう言ったのよ!
そう言うと、奥の部屋に走って行って・・・
私の目の前に差し出したもの!!
なんと! なんと!
Aちゃんの手には、私が憧れていたサロンケバヤが!!
それは本物のSQの制服ではなかったけど、
実によく似ていた!!
私は興奮しながら答えたわ!!
でも・・・サイズ34と書いているこの服・・・
シンガポールでの6日間の暴食で
すっかり膨れ上がったお腹にきついったらない!!
息を大きく吸い、お腹をMAX引っ込めて・・・
ふぅ・・・なんとか着ることができたわ。
*激しい動きをしたら、破れそうだった
そうして、撮った写真がこれ!見てくれる?
「スチュワーデス物語 シンガポール航空編」
*BGMは「what a feeling」でお願いします。
【フライト編】
「さぁ、今日も仕事がんばらなくちゃ!
だって、私はサービスが素晴らしいと評判の
SQのスチュワーデスなんだから!」
「いらっしゃいませ~」
*きつくて、これ以上体が曲げられない・・・
「あら? 小さなお客さん。
さぁ、おねえさん(おねえさん?)に搭乗券を見せてちょうだい」
「新聞と雑誌はいかがですか~?」
「あっ、あなたには可愛いぬいぐるみをあげましょうね」
*実際にSQでもらったぬいぐるみ
「雑誌はどうかしら? あら?あなた、機内で堂々パジャマって・・・
ずいぶん旅慣れている感じね?」
「お飲み物はいかがですか~?」
どんどんエスカレートして行っちゃって・・・ついには!
と言って部屋に置いてあったバッグを借りて・・・。
【ホテル到着編】
「ふぅ・・・今日のフライトもいいサービスできたわ~」
「皆さん、お疲れ様~ゆっくり休んでね~」
エコエコアザラク・・・
エコエコザメラク・・・
いい加減しつこい?
完
ずいぶんやったけど、それでもまだ満足できず!
Aちゃんに文句を言う。
「この制服さ~!!」
滞在最終日の今日じゃなくて、
もっと余裕を持って出してくれれば、
髪型だって、メークだってバッチシ決められたと思うしさ!
それに・・・出勤前のI君(Aちゃん夫)使って・・・
エコノミークラスだけじゃなく・・・
と文句タラタラよ。
ところが、その時だった!!
冷めた12歳・長女が言ったわ。
そう言われて、時計を見ると!!
大変! ランチの予約時間が迫っていたわ!
(私だけが)楽しかったスチュワーデスごっこ・・・。
若き日の夢も叶ったし、
素晴らしい旅の思い出がまた1つ増えたわ~!
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フジテレビッツ カータンママのお仕事ポワ~ン
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フジテレビアナウンサー・佐々木恭子さんを講師に
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