キャンプファイヤーの思い出
先日、長女が3泊4日の林間学校から帰ってきた時のこと。
そう尋ねた夫に長女は言った。
そうね~林間学校と言ったら、キャンプファイヤーよね~
夫も言った。
なぜかしらね~燃え盛る炎を見てると・・・
つい、ウルウルきちゃうものよね~
そう私たちが話していると・・・長女が真顔で聞いた。
えっ? も、もしかして!!
ぺーちゃん、
キャンプファイヤーでウルウルこなかったって??
夫はすかさず聞いた。
すると、長女は・・・
まったくわかっていない様子の長女に、
夫はムキになって言った。
友達と火を囲み、肩を組みながらさ、
左右に揺れ、歌うんだ!!
すると、どうしてだよ、胸が熱くなってきて・・・
あれ、炎が滲んで見えるじゃないか!
おい、どうした! 俺は男だ!
恥ずかしいじゃないか!
そう思いながらも、何故だか目に涙が溜まってくるんだ・・・。
その話を聞いた私は横から口を出したわ。
「今日の日はさようならよ!」
キャンプファイヤーの火も段々と勢いを失ってきて、
先生が言うの。
「皆さん、最後に今日の日はさようならを歌いましょう!」って。
最初は皆、肩組んで元気良く歌っているんだけど、
二番に差し掛かる頃よ。
先生が叫ぶわ!
先生について私たちも続く・・・
先生はさらに叫ぶわ!
もうね・・・この頃になると嗚咽で歌が歌えなくなるの・・・
キャンプの定番ソングっていったら、
やっぱり今日の日はさようならでしょ!!
熱く激論を交わす私たちの前で
長女ったらすごく覚めた顔してこんなことを言った。
えっ? 泣く意味がわからないって?
なぜかって聞かれたら、うまく説明できないけど・・・。
暗闇の中、火を囲んで肩を組んでいると・・・
仲間っていいなとか・・・
そんな仲間との楽しい夏がこの炎と共に終わってしまうんだという
寂しさというか・・・
とにかく涙を流すところまでいかなくても、
妙に感傷的な気持ちになったものじゃない?
そう言っても、うちの娘には理解できない様子。
キャンプファイヤーは思い切り楽しい思い出であって、
あんな楽しいキャンプファイヤーのどこに
泣く隙があるのかわからないというのだ。
イマドキのキャンプファイヤーってそういうものなのかしら?
そこで、たまたま話す機会があった33歳のにょろりに
聞いてみることにした。
「ねぇ、にょろり、子供の頃、
キャンプファイヤーでの思い出ってどんな感じ?」
すると・・・
「遠き山に日が落ちてですよ~いや~泣けましたね~
結構、歌詞が子供には難しいんですけどね」
「先生の声に続いて歌うんです」
「♪まどいせん まどいせん♪って
意味もわからず歌っているんですけどね・・・」
意味もわからず歌って泣けるもんなの?
そう私が聞くと、彼は言った。
二番に入る時、先生が大きな声で言うんですよ。
暗闇の中でパチパチと音を立てる炎・・・
皆のハミング・・・
ハミングしているとですね、
何だかすごくもの悲しくなってきて・・・
子供ながらの自己陶酔も手伝って・・・
妙に目頭が熱くなるんです!
やっぱりそうよね?
にょろりもわかってくれるわよね?
すっかり気を良くした私。
じゃ・・・ついでにこの人にも聞いてみる?
27歳・アイドル小林 に聞いてみた。
すると・・・
真剣に悩んでいる様子。
だから、私はヒントを出してあげたのね。
すると、彼女はこう言った。
やっぱり世代か? それとも性格?
同世代の皆さんは、
キャンプファイヤーの終盤、
なぜか物悲しい気持ちになったりしなかった?
定番ソングは
おぉブレネリ? アルプス一万尺? キャンプだホイ?
おぉ牧場は緑? でも、これらは明るめな曲だわね~
前回の記事にもたくさんのコメントをどうもありがとうございました。東京ドームの抽選も始まりましたね。私の周りで私を含め、東京ドーム当選した人がいません。やっぱりすごい倍率なんですね・・・。
今日はホントに暑い! これからネコのあかる洗ってあげようかなと考えてます・・・。また怒って脱糞か?
では、今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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