最近ハマッたもの(4)いつだってボナペディ!
- 最近、読んですごく面白かった本がこれ!
いつだってボナペティ!-料理家ジュリア・チャイルド自伝/アレックス・プルドーム
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そう、今上映中の映画
「ジュリー&ジュリア」
の中の登場人物、ジュリア・チャイルドの自伝です。
アメリカ人で普通の主婦・ジュリアが、
旦那さんの転勤でフランスに渡る。
そこで、彼女はフランスとフランス料理に魅了される。
彼女の料理への情熱は衰えを知らず、
ついにはあの「ル・コンドン・ブルー」の門を自ら叩くまでに!
「アメリカ人になんか料理できっこない!」
という偏見の中、「ル・コンドン・ブルー」で、
本格的に料理を学ぶことになるんだけど、
その時の彼女の年齢は37歳。
世間一般的に言えば、
何かを始めるにはとても遅い年齢だった。
でも、彼女のとてつもない料理への好奇心と、
大らかで前向きな性格によって、
49歳で、料理本を出版。
50歳で、テレビの料理番組のパーソナリティーに抜擢され、
ついには、
54歳で『タイム』の表紙まで飾ってしまうという!
まさに主婦のサクセスストーリー
かなり厚い本なのだけど、
あっという間に読めるのは、
彼女のユーモラスな振る舞いや行動が
この本では見事に描写されているところ。
これは翻訳家さんの力もあるのかもしれないけど。
ジュリアのかなりアバウトな性格、
でも、ちょこまかせわしなく、
185センチの大きなジュリアが動いている姿が
頭の中に鮮明に浮かんできて、
まるで映画を見ているみたにストーリーに引き込まれたわ。
ちなみに下に貼り付けたのが、
ジュリアの料理番組
『ザ・フレンチ・シェフ』のオムレツ編。
かなり長いんだけど、さわりだけでも見るだけで、
彼女のアバウトで大雑把な性格がよーく出ている。
シェフ=優雅なフライパンさばきと思ってはいけない!
そして、旦那さん・ポールとの仲の良さも読んでいて
すごく心地よかった。
幸せをおすそ分けしてもらった気分になる
すごくステキなご夫婦なのだ。
ジュリアはホント、ひと言で言うと、
『お茶目なおばちゃん』。
時には愚痴を言うことはあっても、
どんなこともクヨクヨせず、前向きに考えられる
少女のようなジュリア、
そんな彼女の可愛さが、ホントに魅力的。
多くの人から愛され、国民的スターになったのも
とてもわかる気がした。
この本を読んで感じたことは、
フツウの主婦だって、ささいなことがキッカケで
その先の人生がどう変わっていくかわからないこと。
でも、それには
人に負けないほどの好奇心と
「好きで好きでたまらない」という情熱、
そして、それを楽しんでこそ、
達成されるものなんだろうなってこと。
体の底から、元気と勇気がもらえた1冊でした!
コメント
コメント一覧 (1)
カータンのおすすめでこの本をお気に入り登録していたようです!笑
いま楽天ブックスでは注文できない商品になっています…涙
とても残念で、ジュリアさんの動画を拝見しました。
(平野レミさんじゃないですよね?笑
今さらながら映画を観てみようと思います🎵
あと、世界の料理ショーってご存じですか?
私はカータンより少し年下なのですが、小学生の頃いつもテレビを見ていて、斬新な日本語の吹き替えと、全く味の想像ができないお料理にときめいていたことを思い出しました!
懐かしくて胸がキュっとしました✨
カータンblogを読み直してよかったです。
はやく加計呂麻島のお話を読みたいので失礼しますね!