勇者が持てるエコバッグ
あれは、3月のことだったか・・・。
上の子のチアダンスのレッスンの見学中、携帯が鳴った。
出ると、セブンプレミアムの担当のSさん。
えっ? 5月でセブンプレミアムが2周年?
それはおめでとうございます。で・・・?
↑次女と同じ歳のイケメン、将来ジャニーズ有望株のY君
次女は姉のチア見学より彼に会いに行くのが楽しみ?
すると、Sさんは言った。
カ、カータン・・・
オリジナルエコバッグ??
驚いている私にSさんは言った。
「えぇ、まだ企画の段階なんですが、
イラストは既存のもので探してみますね。
ねぇ、いいと思いませんか?」
私はこんな時「sounds GOOD~~!!」
なんて言えるアメリカ人ではない。
そこはかとない謙虚さを持ち合わせた日本の女の古である。
なんてかっこつけで言ってみる。
しかし、電話を切った後は、素に戻る。
ちょっと嬉しかったりするのである。
そうね~ラブリーな感じのものがいいわ。
毒々しくなくて、可愛いイラストがワンポイントって感じの・・・。
動物とか・・・ふふふ。
そんなことを考えてニヤニヤしてた。
でも、さっき・・・確かSさんはこんなことを言ってたよーな・・・。
↑かなり嬉しい時のポーズ
私が今まで描いてきたイラストで動物のイラストって?
こんなのしかないじゃん!
そうだわ、私、
動物描くと何だか奇妙な感じのものになってしまうから、
ここは新たにフルーツなんかのイラストを描いて・・・
あーん、どうして私ってば、
フルーツにまでほうれい線を描き加えてしまうわけ!
ダメじゃない!!
いいわ! まだ時間があるし・・・
頑張って人生初のラブリーなイラストに挑戦よ!
ふふふ・・・そんなラブリーなエコバッグが完成したら・・・
皆手にして口々にこう言うわ~
「知ってる? ヤフオクで高値で取引されているんだって!!」
「世界のセレブも御用達ですってよ~!」
「それデザインしたの、わたくしですのよ~ホホホ」
いやだ! 早くも妄想の世界に入り込んでしまったようね・・・。
そうだわ! 担当編集者のアイドル小林にも教えちゃおうっと!
すると、すぐにアイドル小林から返信がきた。
いやだ! 気が早いわよ! 小林さんったら~
(気が早いのはあんただよ! って?)
子供たちが寝た後にもニヤニヤが止まらず・・・。
一人エコバッグのデザインを考えては溜息よ・・・。
↑我が家にエリザベスはおりません。ちなみにエマニエル坊や、いえチェアーも
そlこに帰ってきた夫。
長年の勘で何かを感じ取った夫。
嫌な予感だ・・・
あの人がわざとらそうに辛そうな顔をしている時は・・・
そう! 決まって自慢話が始まるんだ・・・
ここは聞かされないように・・・
そうはいかないわよ! 夫!
私は話し始めた。かなり辛そうに、溜息交じりで。(これポイント)
参っちゃうわ~ホントに誰が持つというのかしらね~ハハハ・・・
「誰も持たないよ!!」
WHAT?
「そんなにわざとらしく悩む必要ないって!!
企画通らないから安心しなよ~ハハハ・・・」
おい、夫!
今あなたが言ったすべてのことを覚えておくから!
絶対に可愛いイラスト描くんだから、私!
数ヵ月後にあなたの口から「あの時は悪かった!」と言わせてやるわ!絶対に・・・・ガルル・・・・。
そして、それから・・・数ヶ月が経ったある日のこと。
私の元に宅急便が届いた。差出人を見ると、あらSさん?
中には
「カータン、今回は誠に残念でしたが、
カータンオリジナルエコバッグの企画、通りませんでした。
でも、今回は通らなかったということで、
またいつか実現できますように・・・
そして、記念に試作品のエコバッグ送ります」
と書かれたメッセージと、そして、1枚のエコバッグが!!
そのエコバッグを見て仰天した!!
オーマイガー!!
なぜこのデザインを?
インパクト ★★★★★
毒々しさ ★★★★★
恥ずかし度 ★★★★★
大衆ウケ度 ☆☆☆☆☆
ラブリー度 ☆☆☆☆☆
このバッグを持って、家を出るなんて! まるで我慢大会のようである。誰が恥ずかしさに耐えながら、このバッグを持ち続けられるか、競い合えって?
でもね・・・折角作って下さったのだから、
生みの親の私くらい持ってあげないと可哀想だわね・・・
と、玄関を出掛けて、でも・・・私もやっぱり女の古。
やっぱり恥ずかし過ぎて勇気が出ない。
そうだわ!
とひっくり返して驚いた!!
裏面を見た私は、
「ごめん・・・バッグちゃん、
こんな薄情な母さんを許しておくれ・・・」
そう言い残すと、他のエコバッグを手に買い物に出かけたのであった・・・。
だって・・・だってね・・・
裏面はこれ!!
オーマイガー!! アゲイン
セブンプレミアムさんが一所懸命、
私のブログを宣伝してくれようとしたその想いに深く感謝。
こんなに目立つようにデザインしてくれてありがとうございます。(涙
でも・・・このバッグを持ち歩くことのできる勇者は・・・
恐らくいません。
「誰も持たないよ!!」
そう言った夫よ、
悔しいけど、今回ばかりは私の負けよ・・・・うぅぅ・・・
セブンプレミアムのHP記事アップしました。2周年に寄せて、いつもとはちょっと違う感じに書いてみました。よかったら読んでください。
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前回の記事にもたくさんのコメントを本当にどうもありがとうございました。皆さんが書き込んで下さったコメントを見て、まだ涙の私でした。いろいろな方との別れのエピソード、読んでいて胸が熱くなりました。
そして、私事なんですが、42歳春、今日から1つのことに挑戦しようと決めました。セブンプレミアムの記事を書かせて頂くようになってから、食に対していろいろ考えるようになったこと、また読者の方から前に無農薬野菜、無農薬米を頂いたのですが、それを食べたときの我が家の子供たちのリアクションが想像を超えるくらいすごかったということがきっかけで、もっと食について学びたいと思うようになりました。元々食べるのが大好きな私、料理教室? 調理師? 食育? といろいろ考え、野菜ソムリエの資格を取ろうと決心しました。
そのことをアイドル小林に何気に話すと、彼女も野菜について、もっともっと知りたいと思っていたとうことで、「だったら、私も心強いから一緒に通おうよ!」と今日から3日間のジュニアベジタブル&フルーツマイスター講座に2人して参加することにしました。今日は、夕方から夜なのですが、明日、明後日は朝10時半~夕方6時45分までの講座。こんなに長い講座を受けるのは、恐らく人生初かもしれません。試験は6月の半ば。ジュニアに合格したら、マイスター、シニアと先の段階があるのですが、とりあえずは、マイスターを目標に頑張ります。(ってジュニアさえまだ合格していないのだけど)ノートも買って、シャーペンも買って(いつも道具から入る)、久々に学ぶことにワクワクです。学生の頃は、当たり前のように親に出してもらっていた授業料だけど、自分で払うとなると無駄にはできないわ! アラフォーの日々失われる脳細胞、でも26歳のアイドル小林に負けないように頑張ります。
では、皆さんも良い週末を!
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