めざましテレビの取材を受けた日のこと。

担当編集者のアイドル小林さんが、

心細い私を助けに我が家に来てくれました。

そして、入ってくるなりこう言いました。


あたし・主婦の頭の中


えっ? 誰かと一緒? と、小林さんの背後を見て・・・


あたし・主婦の頭の中


そこには、身長180センチ超の、

普段メタボ系男子ばかり見ている私には

眩し過ぎるほどのスレンダーな若者が立っていました。


あたし・主婦の頭の中


こーゆー時、私は自分の41歳という年齢に心から感謝する。

だって、若いときだったら、変に意識しちゃって・・・


あたし・主婦の頭の中


でも、私はおばさん! 

何も意識することもなく正視できるというわけ!


あたし・主婦の頭の中


そう、私はおばさん!

何も意識することもなく思ったことを口にできるの!


あたし・主婦の頭の中


だって、私はおばさんだもん!

相手も「こいつ俺に気があるのか?」

なんて勘ぐりはなしで、軽く流してくれるもの。


あたし・主婦の頭の中


3人でお茶をしていたんだけど・・・。

広報の小出君が気になってしかたありません。

そう、若いときは、隣にカッコいい男の子が座っていても

マジマジと眺めるなんて勇気はなかったけど・・・


あたし・主婦の頭の中


この年齢になると、少しでも記憶の引き出しに

美しいものを止めておこうという行為に走れます。


あたし・主婦の頭の中


本能のまま堪能できるってわけ!

歳をとるのも悪くはないわ~


あたし・主婦の頭の中


でもね、私は普段から初対面の人を目の前にすると、

どこで生まれてどこで育ったの? とか

兄弟は? とか血液型は? とか・・・

趣味は何かとか、好きなスポーツはとか知りたくなって

ウズウズしてしまうの・・・。

まして、こんなカッコいい若者を目の前にしたら・・・

頭の中、すでに100くらいの質問が出来上がってます。

でも、いくらおばさんだからと言って、いきなり初対面で

プライベートなことをあれこれ聞くのもどうか・・・

ここの部分、イマイチおばさんになりきれていない乙女な部分。


あたし・主婦の頭の中


でも、もう限界です!

♪タンタンタンタタ~

徹子の部屋のメロディーが流れ始めました。


あたし・主婦の頭の中


そう、小林さんだって聞きたいはず!


あたし・主婦の頭の中


小出君は快く? 徹子の部屋のゲストになってくれました。


あたし・主婦の頭の中


大阪出身? 25歳? B型? うんうん!

ずっと野球、それもピッチャー? 

「俺の愛の直球を受け止めてくれ!」なんて告白したんでしょ~

えっ? そんなことしてないって? まぁいいわ・・・。


ところで、

「どんなタイプの女性が好きなの?」

ほら、私は徹子だもん、

こんなことだってストレートに聞けるわけです。



あたし・主婦の頭の中


小出君がこう答えたら、小林さんが言いました。


あたし・主婦の頭の中


その通りよ、小林さん!

あなたはホント、テキパキしているもの!


あたし・主婦の頭の中


早くコーヒー持ってこなきゃ・・・と思っても・・・

私、小林さんのようにテキパキしてないから・・・


あたし・主婦の頭の中


おばさんでも自己アピールは一応忘れない私でした。


ブレイクを挟んで、まだまだ徹子の部屋は続きます。

「じゃさ、極端な話、ポッチャリとガリガリはどっちが好き?」

すると、小出君は何の躊躇いもなく・・・


あたし・主婦の頭の中


ガリガリがいいと?


あたし・主婦の頭の中


部屋の空気が凍りました。すると、小出君はすぐに


あたし・主婦の頭の中


どうやら小出君、

自分のタイプを間違えて言ってしまったみたいでした。

ポッチャリな女性が好きだとは、なかなか好感がもてる青年です。
そして、小林さんが聞きました。

あたし・主婦の頭の中


すると、小出君即答できっぱり!


あたし・主婦の頭の中


「年上がいいです!」

こーゆー青年がいる限り、日本の未来も明るいです!(根拠なし)


あたし・主婦の頭の中


ちょっと突っ込んで聞いてみてもいいかしら?


あたし・主婦の頭の中


すると、なんということでしょう。

小出君はこれまた即答で

「全然!」と答えるではないですか!!


その躊躇いのなさにもっと突っ込んでみたくなった徹子です。

えっと・・・小出君が25歳で・・・私は今41歳ってことは・・・

その歳の差16歳か・・・。

でも、いくら徹子だからと言って、

私の口からそんな大胆な発言はとても言えないわけで・・・

小林さんにサインを送りました。


あたし・主婦の頭の中


さすが小林さん、私のサインがわかったよーです。


あたし・主婦の頭の中


サイン通りに聞いてくれました。


あたし・主婦の頭の中


すると・・・小出君は何と答えたと思う?


「そうですね、16歳年上の女性とお付き合いした経験は

ないのでわからないんですが・・・」

と断ってから、彼が言ったその一言に・・・

ズトーン!

小出君の150キロストレートが私の胸を、

駆け抜けていきました。


あたし・主婦の頭の中


迂闊でした。おばさんのくせに25歳の若者の言葉を

ダイレクトに受け止めてしまうなんて!


だってね、だってね・・・

世のアラフォーの女の古、よく聞いて!

それはね・・・


「そうですね、16歳年上の女性とお付き合いした経験は

ないのでわからないんですが・・・」


あたし・主婦の頭の中


そんな大人の女性を

ボクなんかが

振り向かせることができたら嬉しいですよね・・・

嬉しい・・・ですよね・・・



ガタンゴトンガタンゴトン~

すぐにでも振り向くわ~小出君~

例え、あんたはあっち向いてろと言われようが・・・


あたし・主婦の頭の中


嘘でもいいのよ~小出君

その言葉が嬉しかっただけ・・・

世の41歳の女の古に夢と希望をありがとうね~


あたし・主婦の頭の中


この言葉は、すぐに、

私の「2009年心にグッときた名言集」に加わりました。

でもね、26歳の小林さんでさえ、

小出君のこの言葉を聞いたとき、「キターーーーっ!!」と

思ったというから・・・すごいわ! 

小出君、あたなのそのルックスと話術があれば、

きっと日本一の・・・そ、そうよ、広報マン(?)になれるはず!

応援しているわ~小出君! 




あたし・主婦の頭の中

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前回のお弁当記事にもたくさんのコメントをどうもありがとうございました。YES/NO枕、わかってくださった方がたくさんいらして嬉しかったです。そう、この枕、子供の頃は何のことだ? と私もわからなかった・・・。でも、大人になってその枕に深い意味があったことを知り・・・なんてすごいアイディアなんだ! と衝撃を受けた記憶が!

あの番組も大人になってみると、セキララ過ぎて恥ずかしかったりするものです・・・。

では、今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。