カッターで指切った?
「ノートが血で真っ赤に染まるくらい勉強して・・・」

それで今のあんたがいるんかい?



この春、小学校3年生になる娘がいる。

彼女の性格なのか、それとも「いまどきの子」の特徴なのか、子供だった頃の自分と比べて今ひとつ根性がない。


例えば縄跳びの二重跳び。娘のクラスでも流行っている。例に漏れず彼女も二重跳びを跳んでみたい。

それで練習するのだが、うまくいかない。


「じれったい!」(=`(∞)´=)


鬼母(私)は、全然形になっていない彼女の二重跳びを見て、イライラするプンプンDASH!


「ママを見てなさい」


そういってお手本を見せる。二重跳びなんかもう何十年やっていないだろう・・・。でも、まだガキには負けていられない。

途中軽い脳震盪(((( ;°Д°))))あせるを起こしそうになりながらも、10回跳んでみせる。


「こ、こ、こんな感じよ~~ドクロあせるあ・・・ん・・・・たぁ~のDASH!跳び~方じゃ~DASH! いくら~ドクロあせるやっても・・・・跳べないわよ~あせる


呼吸を整えアドバイスする。


「まずはリズム! タラランタラランタラランのこのリズムに合わせて片手で縄を回してごらん!」


しばらく私の言うとおり、縄を回している娘。


「痛ッ!」しょぼんあせる


縄が身体に当たったといって、その場にしゃがみこんでいる。


「じゃかましーーーーメラメラ ママが子供の頃にはね、体中あざだらけになりながら、それでも、黙々と練習したものよ! 少し縄が当たったくらいで何だ? さぁ続ける」


涙ぐみながら跳びはじめる娘。暫くして、


「ママ、もう寒いし、暗いよ。今日はもういいよ」


「じゃかましーーーーメラメラ ママが子供の頃にはね、跳べるまで続けるんだって真っ暗な闇の中、練習したものよ! 跳んでいれば寒さなんて感じない! 暗くたってバトミントンじゃあるまいし、続けられるじゃろが!」

またある日、

「ママ~二重跳び10回できるようになったの! 見ていて~」

誰のお陰か(私ね)二重跳びがかなり跳べるようになった娘は見ていて欲しくてたまらない。

しかし、その日たまたま面倒臭かった私は、

「ごめん、今日は1人でやって!」

「えーーーやだ! 見てみて~あせる

「じゃかましーーーーメラメラママが子供の頃はね、子供の遊びに親なんか付き合っちゃくれなかったもんだよ。誰が見てくれるわけでもない、誉めてくれるわけでもない、でも、自分自身との戦いと思って黙々と練習したもんだよ!」

掛け算にしろ

「ママが子供の頃はね、喉がガラガラになるまで大きな声で九九を暗唱したものだよ!」(単に覚えが悪かっただけ?)

漢字の練習にしろ、

「ママが子供の頃はね、中指のペンダコから血が噴出て・・ノートが血で真っ赤に染まって もなお漢字をひたすら練習したもんだよ!」(んなバカな・・・)

娘に喝を入れるたび、子供時代の私はどんどん神童になっていく。今ではすっかり娘の中で伝説化しているすごい子供、それが私の子供時代。


私ってそんなにすごかったっけ? ( ̄ー ̄; 

そんなことお構いなし


「ママが子供の頃にはね・・・」


今日もまた私の新たな神童伝説が1つ誕生するのであった。