夏休みの宿題代行が流行ってるって?
この間、テレビで見たんだけど、
今、夏休みの宿題代行サービスが人気だって?
長女が食らいついて見ていた。
何を言ってる!
あなたの宿題に払うお金なんかないわ!
泣きながらでも、自分でやれ!
って、計画性に関しては
娘のこと言えない私・・・。
夏休みの宿題と言えば、
辛い思い出ばかりよ。
毎年、夏休みの初日に心に決める。
こうして夏休みの宿題は、
いつだってスケジュール作りからスタートする。
気合いを入れて、
色付けしたりなんかしたり、
かなり手の込んだものを書く。
その制作に費やすこと2日。
この時点で、
すでに相当な達成感に包まれている。
ところが、
実際、スケジュール通りに進めるも、
ハードすぎるのが仇となり数日で挫折・・・。
気がつけば
いや、
途中何度も気がついているんだけど
気がつかないふりをしながら
いよいよ現実と向き合う時を迎える!(遅いよって?)
7月の時点で放り投げた宿題の山を目の前に
怠惰に過ごした夏休みを
悔いるというのがいつものパターン。
ホント!
って、そこじゃないわ!
私が番組を見てて、
不思議に思ったのはなぜこの時期に?
夏休みギリギリならわかるけど、
まだお盆前でしょ?
今ならまだ余裕があるんじゃないの?
少なくとも子供時代の私は、
まだこの時期は、
余裕で夏休みを満喫していたわ。
つづけて番組を見ていたら、
その理由がわかったわ。
宿題の代行サービスを頼むのは、
宿題を抱え泣いてる本人ではなく、
その親なのだという。
学校の宿題をする時間に
受験勉強をさせたいとか
ポスター制作や作文コンクールで
賞を取らせるレベルのものを
書いて欲しい依頼もあるという。
代行者は、送られてきた
依頼主の子どもの筆跡を真似、
作文を書いたりする。
小学生の作文で5000円くらいだという。
ポスターになると1万~2万?
思わず、口から出てしまったわ。
すると、長女に
って、あなたもしつこい!
自分の宿題は自分でって言ってるでしょ!
ママがバイトでするのよ!
小学生のポスターくらい描けそうじゃない?
すると、即座に長女からダメだしされたわ。
「そもそも、親は賞をとらせることに
お金払ってるのにさ、賞が取れなかったら意味ないじゃん!」
長女もたまにはまともなことを言うわと感心しながら、
でも、他人が描いてくれた絵で
賞とって嬉しいのかしら?
頼んだ親は、
目標達成で嬉しいかもしれないけど、
当の子どもはどうなんだろう?
まぁいろいろな考え方があるし、
他人が口を挟むことではないけど
(完全なる守り体勢?)
でも、確かに世の中、
大抵のものがお金で買える。
でも、そのことを知るには、
まだもう少し先でいい気がするんだけど・・・。
って、大きなお世話か?
□■□■□■□■□□■□■□■□■
今、これ書きながら、横で夏休みの宿題をしている次女に聞いてみた。
「もしお金を払ったら、宿題をやってくれるって会社があったら、頼みたいと思う?」
なるべく先入観を与えないように、さらりと聞いた。
すると「えっ? 頼みたい!」だって!!!「そんなのいけないんだ! 自分の宿題は自分でしなきゃいけないだよ!」と返ってくると思った親の期待に反して・・・。小2にして、JK長女のようなズル賢さが身についてしまったのか・・・。すると、次女が言った。「だって、それ大人がやっていることなんでしょ? 大人がやっているんだもん、いいってことでしょ?」と。
大人がやっていることは正しいことと信じているらしい。そうではないと気づく日はいつ?
コメント
コメント一覧 (1)
真面目な話、代行は子供のためにはならないけど、引き受ける側ならやってもいいかも。しかし、ここは昭和の女として心を鬼にせねば!