子どもの頃、授業参観の日は
朝からドキドキしていた。

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かっこ悪いところを
親に見られたらどうしようという恐怖?

いいえ、違うわ!

何にドキドキしていたかって、
うちの母よ!
とにかく目立つのである。

決して
母が大柄だったというわけではない。
(実際、母は150センチない)

それでも、母はメチャ目立った。

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なぜかというと、その服装である。

畑広がるのどかな練馬の小学校、
清楚な(地味な?)お母さん方の中、
母は完全に浮いていた。

その上、鼻は低いが顔立ちも派手、
髪型もライオンの立て髪みたいな
クルクルパーマ、
もう母がいる場所だけ3Dだ!

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それが子供心に嫌で嫌で・・・
授業参観の前の日は、
母の洋服ダンスの中から
一番地味目の服を必死に探して

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しつこいくらい念を押した。

でも、いつも母は見事に
私のチョイスを裏切って
派手なマイチョイスでやってくる。

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それから、
私たちは台湾に引っ越した。

台北日本人学校のお母さんたちは
練馬の学校よりかなり派手だった。

そんなお母さんたちに紛れて
以前ほど母の3D化は
目立たなくなったけど・・・

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安心してはいられなかった。
新たな問題が発生したのだ。

台湾の地で、母の派手さが暴走した!

母が付き合う台湾の夫人たちは
日本人の感覚からは、
ちょっと理解できないほど
ド派手だった。

浅草などでよく
金色の招き猫とか売ってて
「誰がこんなに買うんだろう」と
思う横で

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煌びやかなものを愛する国民性。
そんな方達に囲まれて
母は生き生きし始めた。

そして、どんどこ
派手さに拍車がかかっていった。

ついに高校生の時、
私の友達からつけられたあだ名は

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イメルダとは、当時、
フィリピンのマルコス大統領の夫人で
派手の代名詞のように言われていた。

またフジテレビ衣装部とは、
派手な衣装を着た
『フジテレビ衣装部鬼の保沢紀』と
いう人が当時バラエティーで活躍して、

派手な衣装を着た人と見ると
「あれフジテレビ衣装部から
借りてきたんじゃないの?」
なんて使われ方をしていた。


そんなイメルダで
フジテレビ衣装部の母だったが、
この頃になると、私も姉も
(父は長年母といるから麻痺していた)
母の好きにすればいいと
なんとも思わなくなっていた。

でも、一度、母が金屏風か?
はたまた歌舞伎ロックか? 
というような衣装を着ていた時には

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姉としきりに感心したこともあった。

そんな母も今では歳を取り、
だいぶ落ち着いてしまったけど、
(少し寂しい気持ちもある)
今回、スナックカータンをやるにあたり
聞いてみた。

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まぁ一度見に来たら?と言われ、
行ってみると・・・

あるわ!あるわ! 

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なぜ今回、
こんな記事を書いたのかというと
このリプを頂いたから。

BlogPaint

そうなんですよ。
あれは、私の母・フジテレビ衣装部から
借りてきたものなんですよ。

数着借りてきたので、
もう十分と思っていたら
後日、母から電話がかかってきて

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どうやら、スナックカータンにより
母のフジテレビ衣装部魂に
再び火がついたらしい・・・。

ということで、
撮りためたあと6本を公開したら、
フジテレビ衣装部が選んだ衣装、
料理とこちらもご紹介していかれたら
いいなと思っております。





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今振り返れば、母は大胆でおしゃれな人だったんだと思う。でも、子供ってみんなと一緒が安心だから、目立つ母がとにかく嫌で、授業参観の日が怖くてたまらなかった。私はそんなトラウマから、ついつい地味な服ばかり選んでしまう。もうそろそろ母の半分くらい冒険してもいいと思うんだけど・・・。