(3)CAから予約課へのつづきです

いよいよ電話の前、
初の予約業務が始まった。

今でもパソコンは苦手だけど、
当時の私、パソコンさえ
持っていなかった!

持っていないだけじゃなく、
インターネットというものを
まったく理解していなかった。

だから、研修中、
パソコンを持っている同期Gちゃんに

スキャン 2001

と言って、Gちゃんに呆れられた。

スキャン 2002

でも、呆れられたそのワケさえ
ちんぷんかんぷんな状況だった。

そんなパソコン超初心者が
今、電話の前に座ってる・・・。

この時の私の心境を察してよ!

スキャン 2003

予約開始時間になると、
一斉に電話が鳴り出した。

スキャン 2004

電話を取るのが仕事だろ?
と突っ込まれそうだけど、
心の中で「来るな!来るな!」
と祈りまくっていたわ。

電話が自分のところに来たかは
目の前の電話機を見ればわかる。
赤いランプが点滅するのだ。

スキャン 2005

ついに来てしまったか!!
震える指でボタンを押す。

スキャン 2006

まずはご挨拶。

スキャン 2007

ここが一番緊張するところ。

相手が日本語を話すのか、
英語なのか、はたまた
うちの航空会社の国の人なのか・・・。

聞こえてきた第一声は・・・

スキャン 2019

日本語だった!

それもかなり年配の男性の声。
(女を武器にしようとするセコさ)

しかもリコンファームなんて!
なんてラッキーなのよ!

ここで
ヤングなあなたのために説明すると
EチケットとかWebチェックイン
なんでもネットでできる
今の時代とは違って昔はね、
リコンファーム(予約の再確認)を
必ずしなければいけなかったんですよ。

自分が乗るフライトの72時間前までに
航空会社に電話をして、
そのフライトに乗るという意思を
伝えないといけなかった。

これは簡単な作業だった。
誰かが事前に作った予約に
印をつければいいだけの作業。

スキャン 2009

でも余裕だったのは、ほんの一瞬。

たぶん?今の私なら聞きながら
それらを打ち込むことくらいできると思う。

でも、パソコン1週間の初心者。
おまけにすごい緊張! 
メモ世代の私は、
素早くそれらをメモに取る。

スキャン 2010

そして、それを見ながら入力する。

普通、こういう電話をすると、
こちらが言っているその時から
電話口からは

スキャン 2011

入力する音が聞こえてくるでしょ?

なのに、あの頃の私の場合は

スキャン 2012

かなりの時差が生じていた。

この時差が沈黙を作る。
電話の場合、沈黙ほど
時間を感じさせ、
相手をイラつかせるものはない!

間も持たせるために何か話す。

スキャン 2013

カチャカチャ・・・

スキャン 2014

早くしなきゃ!!!はやく!!!

スキャン 2015

わかってる!
どんな話をされても迷惑だって!
相手が求めていることはただひとつ!
はやく要件を済ませてくれ!
ただそれだけだ!

その証拠になんとか無事に
リコンファームを完了した時、
お客様に言われてしまった。

スキャン 2016

でも、その後、おじさまは言った。

スキャン 2017

なんとか心優しい紳士に救われ
初対応が終わった。

しかし、ほっと息つく間もなく
目の前の電話はまたピカピカ!

スキャン 2005

そして、電話をとれば・・・
私はノロマなカメだ。

スキャン 2018

そうよ世の中、
寛大な人ばかりではないのよ。

もーーー!無理!!!
辞めたい! 今すぐ家に帰りたい!

でも、それが働くということなのだ。
お金をもらうって、
ホント大変なことなのだよ・・・。

では次回は、少し気分を変え、
予約課で楽しかったことを
書こうと思います。つづく

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週末は長女の学校の文化祭。今年はクラス委員をしているので、昨日は朝からお手伝い。大したこともしていないのに、慣れないことをすると、本当に疲れますね。次女と夫は朝から行っているので、私も今から行ってきます!文化祭、ヤングな高校生を見ていると若返ります。高校生っていいですね〜私ももう一度高校生に戻りたい!できればガッキーのルックスで!!!(どっちも無理だろ?)