実家の断捨離(2)からのつづきです


父の部屋の断捨離に取り掛かった。

まず父の部屋にはスーツがいっぱい!

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ここで念を押しておいた。

ものを大事にしてきた昔の人。
捨てるというと、勿体無いという
感情が込み上げてくるかもしれない。

そこで説明した。

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父はよく理解してくれた。

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それにしても、父のスーツの量は半端ない。
どれもあつらえた上質なスーツ。

姉と私でも、
処分するのに少し躊躇うほどだ。

中には驚きのスーツまで!

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驚きその2

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↑ここまでcowcowではなかったけど

目が見えなくても、
父の頭の中には
今、私たちが手にしているスーツが
見えるようだった。

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そう私が言うと、
父がぽつりとこう言ったのだった。


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ゼネコンで20年間、
台湾に駐在していた父。


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そんなことを思うと
ゴミ袋に入れる手が、
つい止まりそうになる。

そんな気持ちを押し殺しながら
私は父の思い出のスーツをゴミ袋に入れた。

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もしこれが父が亡くなった後だったら?

そして、思った。

やっぱり父が元気でいる今で
よかったんだと・・・。

次々にスーツをゴミ袋に詰めていると
階段を上がってくる足音。

母だ。

子猫を抱いた母が、
廊下から部屋を覗き

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懸命に姉と二人で
「パパに許可をもらってるから!」
と何度も言っても

母は返事をせずに、
また階下に降りていった。

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あぁ、やるせない。

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父はそう言ったけど
あの母の恨めしそうな顔を思い出すと
げんなりした。

本、大量にある肌着やシャツ、
精力的に片付けていき

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すると父が

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見ると、どの帽子にも
誰かのサインが書いてある。

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またそんな思いが頭をよぎったけど、
父が選んだ5つを残し、

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すると・・・
また母が子猫を抱えてやってきて

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だから!!!!

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朝から始めた父の部屋の断捨離は、
大きなゴミ袋、20個分に
粗大ごみなどが出て、夕刻に終了した。

ここで終わりではない。

大量のゴミを
我が家に運ばなくてはいけなかった。

母に出しておいてと頼んだとしても、
体力的にも大変だし、
もし躊躇してゴミに出さない可能性もあるだからだ。

うちの車に積んで、2往復。

我が家のガレージに
積まれた大量のゴミ袋を前に
思わず思っちゃったわよ!

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その夜、
姉と明日のことを相談した。

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今では姉が私にとって
一番電話をし、LINEをする心の友よ!

その夜、
ベッドに入りながら考えてしまったよ。

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さぁ、早く寝よう!
明日は最難関のキッチンだよ!
それにしても、腰と肩が悲鳴をあげてた!



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この日は、父の部屋と続きの和室を断捨離終了! 先は長い! でも、反省したこともあった。そのつづきの和室、ほとんどが我が家のものだった。使わなくなった子供のおもちゃ、ぬいぐるみ、娘たちの七五三の着物にetc・・・実家を物置代わりにしていた自分を反省。