ある日、
気になって長女に聞いてみた。

1
 
すると、
長女から意外な返事が返ってきた。

2

なに? イマドキ体育は必修じゃないのか!

3
 
姉にその話をしたら

4

合宿に出れば単位がもらえる
スキーなんかが人気で・・・

5
 
得意なら別だけど、
週に一回、トランポリンはキツいわ。

長女に
「ママは何を選択したの?」
と聞かれたから

6
 
 だけど、1年のスキーは散々だった。

まず、後期に入ったら、
月に一回、
スキー合宿に向けての授業があった。

その最初の授業がまずかった。

7

隣にいたのは、化粧気のない
よく言えば、清楚、
ストレートに言えば、
垢抜けない女の子だった。

8
 
その子と組んでストレッチを始めた。

その子は私にすごく気を使ってた。

9
 
話しているとその子とは
同じ学部の同じ学科であることがわかった。

スキャン 3593

そう言ったら・・・

10
 
彼女がポツリ・・・。

13
 
なんと、彼女は2年生だったのだ!

いきなりの立場逆転。

11

最初の授業でこのつまずき。

それからは・・・
体育の授業に出るのが憂鬱になり、
私はこの後一度も
授業に出席することなく冬を迎えた。

そして、いよいよ明日から
スキー合宿に出発という日。
家の電話が鳴った。

12
 
誰なんだろう?
まったく聞き覚えのない名前。
気味が悪いわ!

不機嫌な声で電話に出たら

14

スキーの顧問の先生だった!!!

練習に参加しない奴(私ね)には
スキー合宿参加は認めないと・・・。

15
 
私は必死に頼み込んだ。

16
 
長い説得(懇願?)の末、
『単位は取得できない』という条件で
参加だけは認めてもらえた。

合宿当日、
東京駅で友達と待ち合わせ

17
 
その紙袋の中身。

それは・・・

18
 
合宿所に着いた私は
すぐに先生のところに挨拶に行った。

20
 
そして、深々と頭を下げた後で
そっとその紙袋を差し出したわ。

19
  
そして、合宿中も謙虚さを忘れない。

スキャン 3594

3日目、4日目、5日目・・・

スキャン 3595

こうして、単位の取れない
スキー合宿は終わった。

単位が取れない・・・
はずだったけど
 
スキャン 3596

あら、誠意よ!
なぜドヤ顔してるんだ?と言われようと。




友だち追加数


□■□■□■□■□□■□■□■□■□
今、豪華客船の体験ツアーで、航海の途中。船のwi-fiが遅くて、なかなか更新できず・・・。インスタに写真をあげているので、もしよかったら、そちらを見てね。