大抵、面白いことがあると
会う人に手当たり次第、
その話をする。

1

今まではよかったよ。
話した数だけ、
みんなに笑ってもらえたから。

でも、最近は、誰に話したのか
わからなくなることがよくある。

2

勢いよく話している時に

3

そう突っ込まれるほど
気恥ずかしいものはない。

娘たちは容赦せずに
すぐ突っ込んでくる。

4

そして、そのあと必ず言われるの。

5

あぁ、頭の中の消しゴムが
年々大きくなっていく不安・・・。

でも、この間、
同じ歳のK美と会った時。

6

私の心配を察したK美に、私は言ったわ。

7

すると、K美はこう言ったよ。

8

なるほど!
我々アラフィフって・・・



話しては忘れ、聞いては忘れ・・・
でも、お互いそうなら
悲観することないってこと?

そう言えば・・・
今は亡き祖母がホームに入っていた時
お隣の部屋の女性と



同じ会話で
ずっと盛り上がっていたことがあったわ。

10

同じ話で何回も盛りあがれるなら
それはそれでなんて幸せ!
お互いに楽しいなら、それでよしよ!

追記
ただし、愚痴のループはご勘弁!



友だち追加数


□■□■□■□■□□■□■□■□■□
アラフィフになり、おしゃべりな私の悩みは、誰に話したか忘れちゃう、話の途中で何をしゃべっていたかわからなくなること。それに加え、滑舌、声の出も悪くなった。それに喋るって体力がいることに気づいてきた。疲れると、話すのさえ面倒になる時もある。あぁ・・・そのうちだんだん喋ることが億劫になってくるんだろうな。周りは静かになっていいのかもしれないけど、もどかしいわ!