長女からGW前に相談された。

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越後湯沢には
私の親がバブル時代に買った
リゾートマンションがある。

宿泊代がかからないので
長女は大学生になってから、
友達を誘ってスキーに行くなど
利用しているのだけど・・・

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レンタカーって?
聞いてないよ!(今、聞いたか?)

今までは、新幹線で越後湯沢まで行き、
現地でレンタカーを借りて、
行動していたのに
今回は東京からレンタカーだと?

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確かにそうだけど・・・心配だよ!

姉に相談してみたわ!

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それは危ないわ!と
同調してくれると思ったのに

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逆に諭された。

夫ならきっと反対するはず!
そう思って言ったのに・・・

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懐かしいなぁ・・・じゃないわよ!

私は今まで自分のことを、
子供の自主性に任せる
『肝っ玉母さん』だと思っていた。

なのに、今回の過保護っぷり!
どうしちゃったの?

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でも・・・いつまでも
危ない! 怖い!ばかり言っていては
いけないのかもしれない。

わかったわ!
その代り約束してちょうだい!

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そう伝え、許可したのだった。

出発の日。
いつものように家を出ようとする長女に

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なぜか長めのハグをする。

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どこまで心配性の母親だよ!
自分でもびっくりだわ!

そして・・・

それから母はひたすら祈り続け

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ようやく、来た長女からのLINEに
ほっと胸をなで下ろす。


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そして、2泊3日の湯沢での滞在を終えた今日。

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そのLINEで再び母は・・・

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自分で自分が嫌になる。
なんでこんなに心配性?

そして、数時間後・・・

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そして、さっき
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あんなに長女の無事を待ちわびていたのに、
起き上がる気力もなくなっていた。

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こんな心配性だったのか、自分は。
というか、今回の件で
新たな自分の側面を発見した感じだわ。





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自分が免許を取った日、いきなりドライブに出かけたわ。その翌日は、高速に乗って海を見に行き・・・(今の若者は知らないけど、当時の若者は、こぞって夜明けの海を見に行った)、電車で行ったほうが楽なところも車、歩いたほうが早い場所へも車。いつでも、車に乗って浮かれてたのに・・・。娘は普段ほとんど車を運転しないというのもあるのだけど、娘が運転するとなると、なんでこんなに心配になってしまうのだろう? そして、自分の親のことを思う。きっと心配だっただろうに、見守っていてくれた親に感謝、感謝だ。