【高齢な叔母の問題】②からの続き

叔母に通帳を探してくれと頼まれ、
部屋に入った夫が目にしたのは
荒れ果てた部屋。

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夫が言った。

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夫に頼まれ、休みの日に
叔母の部屋に行ってみた。

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ドアを開けると、

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そう、うちの実家・・・
いろんなところを片付けてはきたけど
未だ立入禁止区域がある。

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あの時垣間見た母の部屋に
そっくりよ!

叔母の部屋、
いろんなところに置かれた小銭。
それを小さい缶に集めていったが、
すぐに小銭で溢れ、
大きな海苔の缶もパンパンになった。

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夫はそう言ったけど、
私にはわかる。

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母のお財布に1週間ごとに
お金を補充しているが、
その度に財布は小銭でパンパンだもの。

積まれた段ボールを開けたら
定期購入しているらしい
大量の健康サプリ。

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きっと自分でも
物忘れがひどくなったことに気づき
申し込んだのだろう。
そんなことを思って、切なくなった。

床に放置されてた
埃のかぶったガイドブック。

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メモにして忘れないように
残していたんだろう・・・
叔母の美しい文字で
書き込まれているたくさんのメモ書き。

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洗濯機の前に
2、3枚ずつ服が入ったビニール袋。

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放置された朱色の墨汁、墨、筆に
反物のように束ねられ積まれた画仙紙。

そこにあるすべての物が、
時が止まったまま置き去りにされていた。

一つまた一つ
重なり増えていく物の中で
叔母はその変化に気づくことなく
淡々と生活してきたのだろうか。

4時間ほど
細々としたものを片付けて、
(それでもエレベーター2回分のゴミが出た)
叔母の部屋を後にした。

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夫はそう言ったけど
そこまで私は悲観的ではなく・・・

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でも、叔母の病室に入った途端、
私は楽観的すぎたことを知る。

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叔母、全然忘れていない!
バッチリしっかり覚えていた!

夫がキレまくる次回につづく



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コメント欄、とても参考になります。ありがとうごさいます。私の親、そして、叔母を見ていると、自分の老後がすごく不安になるのね。人に迷惑をかけて、喜んでいる人なんていないわけで・・・だから、やるせないし、切ないのね。年老いた私は、大丈夫なのか?と。考えてても仕方ないけど、まぁよく考えるようになった。